細かいドットもようのブラウスと、うんと細かい格子柄のパンツを、どうかな〜と合わせる。
ノースリーブにはカーディガンを羽織ります。
カーディガンの下にはノースリーブの方がすっきりすると思う。
細かい格子柄のパンツはうんと古いラルフローレン。
裏地もしっかりと付いていて、薄い素材ながら、型くずれがしにくいところが着ていて安心のパンツだ。
裏地って大事!
洋服が地味なので、靴をちょい派手に。
この夏の一夏靴にしようと思ってチヨダで¥1500で手に入れた。
チープなビーズがすごく気に入ったところ。(すぐ取れちゃいそうな予感もアリ)
●第一目的 きものを着て出かける
●セカンド目的 日本民藝館へ
というイベントを友人としてきた。
目的はセカンドだったけれど、民藝館の「東北の工芸と棟方志功展」はすごく良くて、老眼鏡をしっかりかけ、近づいてじろじろと手仕事の品々を見てきた。
こぎん刺しの仕事着が何点か展示されていた。
農家のおくさんがご主人や自分のために刺したのだろう。
それは、田畑仕事を終えたあとや、雨の日なんかにチクチク刺したんだろうなあ。
なんたる働き者な女性たち!
その手仕事の美しさ、まじめさ、センスの良さに静かに感激してしまう。
子どもの足袋に、みっちりの市松もようの刺繍は布を頑丈にするための刺繍なのだろうけれど、そのなんともかわいいこと。
早朝から夜まで土の上で働くことがあたりまえで、着ることを大切にしそして喜びを感じる。
うらやましく涙がでそうだった。
健やかな精神でなければ、できない仕事を見た気がする。
こんな第一目的でお出かけするのとはわけがちがう。
われわれは、民藝館の前で写真を撮り合った。
また別な意味ではあるけれど、われわれもまた健やかな心の持ち主ではある。