
けっこう長かった髪の毛、骨折を機にバッサリいったのは、去年の11月のことだ。
肩すれすれの長さの髪の毛はパーマっけもすっかりとれて....結んでいなければ...そう、落ち武者である。
これからどうしようかなあと、雑誌などながめながら考える。
「KINFOLK」には、ステキなおばあさんの写真がたくさん載っている。

表紙には、白髪のロングロングヘア。
いいなあと思う。
こんなにきれいに伸ばし続けること、どうしたらできるのだろうか。
そこには「お手入れ」が不可欠なんだろう。
さて、どうしたものか。
ショートのゆるやかパーマにもあこがれる。

かな〜り昔、アタシが幼稚園児だったころ、冬は毛糸で編んだ長くつしたをはかされていた。
タイツとかさねばきしたそれは、母があまり毛糸で編んだものだった。
今でいうところの、レッグウォーマーであろう。
余り毛糸なものだから、妙にくすんだ、かわいくないむらさき色だったのを記憶している。
母に向かって毛糸のカラーオーダーなど、子どもができる雰囲気ではなかったような気がする。
色は嫌いだったけれど、はくとあたたかくて、通園には欠かせないものであった。
ずり落ち防止として、白いゴム(パンツのゴム)が上部に通ってた。

ずいぶんと大人になった今であるが、自分用に長くつしたを編んでいる。
ももの半分くらいまではカバーできるぐらいの長さまで編むつもりだ。
自由に好きな色を選んで編める歳になってるけど、やっぱり余り毛糸を組み合わせて編んでしまう。
ずり落ち防止に、白いゴムだけは入れないつもり。