流行(はやり)とはなんぞや......が知りたくて検索したら、「流行についてあれこれいい合うサイト」に流れ着いた。
昔持っていて、今じゃ恥ずかしくって、というのが語らいのテーマらしかった。
まず厚底ブーツや肩パッド入りの服というのが出てきた。
続いて、ティファニーのオープンハート、Kitsonやcherのトートバッグ、アニヤのトート、プラダのリュック、ヴィトンのマルチカラー(文字のところがカラフルな色のだよね)やグラフィティ(筆文字で大きく書かれてたアレだな)エルメスのスカース、グッチのバンブー...なども名を連ねていた。
「カルティエのスリーゴールドの三連リングはバブル時代にみんな揃ってしてたよね」
のしゃらくさ発言もあった。
そこに集う人たちの年齢層はそう高くないと思われた。
そこのサイトで書かれていた「恥ずかしくってもう使えない」は個人的意見だし、うのみにするわけにはいかないけれど、挙げられたアイテムに共通してただよう【時代】もしくは【当時】のようなにおいを感じることはできる。
でもね〜、当時流行りものだったとはいえ、やっぱり気に入って手に入れたものじゃん?
ヴィトンのマルチカラーはかわいいし、エルメスのスカーフの柄はずっとイカしてね?
今持ったら笑われちゃうと恥ずかしがることはまったくないと私は思う。
大流行りした「物」がすたれていくのは宿命かもしれないが、自分がその時に感じたステキ!の感情が比例してすたれるものではない。
それにしても、挙げられていたアイテムいっこも持ってないアタシ。
流行に乗ってこなかったのか?
いやいや...興味がなかったわけじゃないけど、買おうと思うほどステキ!と感じなかったんだろうな。
白いシャツにブルーストライプのギャザースカートが初夏のアタシの流行。
私はアタシの流行でいく。
つづく
着るものに対して、「こりゃ派手か?」とか「地味すぎやしないか?」と考える。
派手や地味はどっちも過ぎるといただけない着こなしになるし。
黒色や白色はどちらもなじみが深い色。
迷ったとき、とりあえず黒か白をおさえておけばまあなんとかなるの、お助けカラーの代表でもある。
アタシもどっちの色も大好きだ。
白いTシャツに黒いスカートといった、じつにオーソドックスでまちがいなさそうな組み合わせ、これちょっとめには地味すぎる着こなしになってしまう。
ストイックな女教師とかあまさんを思わせたりね。
それでも便利アイテムにちがいない。
個性的(ちょっと変わったという意味で)なデザインでも、色合いが黒や白ならいいあんばいをかもし出すと思う。
今日着た黒のスカートは、前ボタンで裾のところが大胆な切り替えになっているものだ。
派手なデザイン。@ワイズ。
布がバイアス使いになってるので、腰に添うように落ちるところが気に入っているところ。
下半身にボリュームのある(尻がデカイってこと)私、腰に添うように布が落ち、裾は変形しているデザインなので目くらまし効果を期待してはいている。
白のTシャツは無印良品のメンズ物だ。
いろいろ探して、行き当たったのがこれだった。
首周りの開きがいいなと思って。
タイツとスニーカーも黒にして、全身を白黒にした。
これだけじゃやっぱりねえ、どーもねえ、地味すぎる。
友人作のビッグビーズを連ねたイエローっぽいロングネックレスと、マニュキュアのムラサキ。
モノプリの派手な黄色のナイロンバッグも持つ。
白黒ベースに色を加えていく楽しさがある。
下半身が黒々してしまったので、タイツはトレンカにはきかえて、足の甲を見せたら軽さが出た。
肌色も「いい差し色」と考えれば楽だ。
地味派手とは、着ることの心構えのようなものだと思う。
相反する言葉だけれど、それは決して反しちゃいないのだった。
混合すれば自分ブレンドのオシャレという味になるんじゃないか?と思ったりする。