新宿まで出張るよ、今日は。
夫の弟Sくんの骨箱を、お寺に預けるために〜。
先日書いたように、義弟の遺骨は、Sの友人の営むBARに置いてもらっていたのだ。
「友だちが誰でもいつでもSと一緒に酒飲めるように」という友人らのイキなはからいであった。
しかし、義母は「みなさんに迷惑をかけるし、遺骨を早めにお寺に持ってってあずかってもらいたい」といっていた。
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今日はその実行の日だ。
お寺にも、骨箱をあずかっていただいている友人への連絡済みで、お寺で集合する。
本当に友だちに恵まれていたんだな〜・・・と思わせてもらえる写真をたくさん見せていただき感動したよ。
ザックリ言っちゃうけど、肉親より友ってこともある。
友人らは、骨箱を祭壇に置いたのち、すぐに帰っていった。
それぞれ仕事あるし。
皆口々に、「お母さんを大事にしてあげてくださいね」と私に言い残していった。
「はい」とマスク越しに、強く返事する。
・・・なんというか・・・心からのこういう言葉は、なんとすんなりマイハートにも届くのだろう。
遺骨関係のあれこれなので、着ていくものは黒っぽい方がいいなと思ったけれど、濃紺のパンツ(ギャルソンのサルエル)と白のシャツで出かけた。
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骨箱を祭壇に置いた後、住職さんがみえて、
「では、葬儀の法要をはじめます」
ってなことをおっしゃった。
え〜〜〜びっくり!よ。
ただ骨箱を預けに来ただけなのに、「お葬式」がはじめられたのだ!
え〜〜〜っ!と思いながらも、ちょっとワクッ♬としてしまうのは、どうしようもない性分だ。
文字にすると「来たー ♪───O(≧∇≦)O────♪」というような。
住職と私の二人だけのお葬式がスタートした。
「では、お焼香を」
の言葉で、しずしずと前に進みでるよ、私。
「では、初七日の法要に移ります」
と、なんとなんと、死後一ヶ月以上経つけれど・・・またお焼香する。
住職とタイマン状態の二人っきりのお葬式、私も住職もちゃんとやり遂げたと思う。
「たった一人のお葬式」なんて、なかなか経験できるもんじゃないよねー。
義母さんの意思にそってしていることだけれど、こんな稀な経験をさせてもらったことに感謝をする。
人生、まだまだやったことないこと、山盛り、そりゃね、あるよ。
ひょんなことから、体験できることにはいつもワクワクする。
そんなワクワクを感じる自分に、お!?まだまだイケるぜ?とか思う。
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秋の気持ちのいい風が流れ、暖かな日がさす本堂。
お庭の笹の葉が揺れるのとか、雲の動きとか観察もする。
1時間半、お経をあげてくれる住職の背を見ながら、ついついコックリしたこと、白状しときます。
とても面白い一日だったな。
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