ヒールのある靴をはくと背筋がのびて、すっとした立ち姿になる。
S字形の女性らしい美しい姿勢だと思う。
......そうは思うものの歩きにくさとか、うっかりコケそうとか、足が痛くなりそうとか色々な理由でヒールのある靴をさけていた。
先日、太めのヒールのサンダルを試しばきしてみたら案外イケそうだったので、今年の夏はこれでいってみようか!と思いきって手に入れた。
万が一「やっぱりだめだこりゃ〜」になっても、痛手も少ない値段だったし。(@ZARA)
銀色のスカートに白Tシャツ。
通常ならスニーカーか、ペタンコなシューズを合わせているところだけれど、足慣らしの意味も含めてサンダルをはいた。
ところで4センチはヒールとしてハイ目なのか?
私には充分にマックスハイなヒールであるが。
30分歩いて、じゃっかん親指の付け根のところがひりひりする。
これは足に合ってないってことか、はたまた履きなれると解消するのか......もうしばらくは近所歩きでの試し履きをしよう。
かかとや爪やくるぶしが丸出しになるので、そこらへんのお手入れもしないといけない。
女らしいサンダルを履くには、やはりそれなりのメンテナンスもいるものね。
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「母のそうじ」では捨てるものがたくさんあったが、反対に得ることもたくさんあった。
よそゆきとしてとっておいた服がなかなかの困りもので、
●傷みはない
●高価であった
の、この2点が、処分したい気持ちにブレーキをかけるのだ。
物の整理をするまえに、まず必要なのは気持ちの整理をつけておくことなんだな、きっと。
気持ちの整理とは、これから生きていくうえでの覚悟を決めることだ。
な〜んてね、そこはゆるゆるな覚悟でいいんだけど。人間だもの。(←@みつを)
母のよそゆきの処分方法は、私に任された。
「ゴミで出さないでね」
いう母、「どこかでまた着てくれる人がきっといるだろう...」として、気持ちの折り合いをつけたのだろう。
フリマで売るか、どこかに寄付するか、おいおい考えたい。
カビ臭を取るなど手をかけないといけないこともあるので、アタシのやる気があればそうするし、やる気欠如のあかつきには、こっそり......もあるかも〜。(伏せといてね!!)
アタシだって、これまた母とおんなじなのだ。
ビンテージレースのブラウス、きれいにとってあるし、買ったとき高かったしぃ〜。
およばれ、もしくはパーティーなどのためとっておきたいと大事にしまっている。
でもねえ、当然だけど「ハレ」より「ケ」の方が多い毎日。
気持ちよく、寄る年波に乗ってくには、もう「ケ」に重きをおいた方が断然よくね?
てな想いを、ゴミの山から拾ったのである。
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