「おかあさんといっしょ」だったっけかな?
♪でーきるかなできるかな♫.......というの。
今、できるのかを激しく試しているところである。
文字を打つのもなかなかに苦しいもんである。
使い慣れたウインドウズから、マックへののりかえは、ドコモからソフトバンク携帯へののりかえとはどえらい違いがあるようだ。
キーボードもな〜んか微妙に違うし。
右クリックがないじゃんだし。
でも困ったことばかりでもなく、
●ほぼ二倍になった画面は老眼にやさしい。
●コード類が激減したよって、足にからまる紐が少なくなって安全に。
●いろいろ早く動く。
(でもこれってWからMへでって関係なさそ)
と、ここまで書くのにもヒジョーに大変だった私である。
この選択はいばらの道への序章なのか、はたまたなにかいい方向へ向かう福音なのか?
単に機種変ってことなのか。
今日のところは、さっぱりである。
できるかな?
いーや、やらないと!!
午後9時。
スーが私をあまりに玄関方面へいざなうので、夜の散歩へ。
ドアを開くとそこは雪国であった。
なぜわかる?どんだけ雪好きな犬なん?
出てすぐに、酔っ払いのおじさんとすれ違う。
おじさんは、前後左右上下に揺れながら、セルフ合いの手も上手いこと入れて演歌っぽい歌をうたいながら向かい側からやってきた。
まるで絵に書いたような酔っ払いの姿であり、薄く積もったばかりの雪道に、それはみごとなまばらな足跡がおじさんの後に続いていた。
おじさんは、うれしい酒を飲んできたのであろうか。
それとも、そうでない酒だったのだろうか。
どちらにしても、静かな雪の降る道を歌いながら浮遊する今は、相当な幸せ時間では?と、なんだか思う。
酔っ払って見る雪は、きらきらとより輝き、雪が車の明かりの形になす光景を楽しむのは、酩酊ならではの至福だ。
雪との一体感、同化。
ひとつぶひとつぶに宿ってるものが見える。
最近、こんな至福を味わってないなあと思う。
スーと一回りしての帰り道、おじさんの残した足跡は、新しい雪ですっかり消えていた。