東京新聞と中日新聞で連載させていただいているイラストエッセイ「おしゃれのレシピ」は2007年の秋にスタートした。
すごい!12年も!と自分でもびっくりだ。
うんと参考になる実用的な内容でもなければ、おもしろくてたまらんってなオチもない560字のエッセイと17㎝✖️8㎝と、6.5㎝✖️9.5㎝のイラストを掲載日の5日前までに仕上げる・・・・という作業を12年もやってきたんだな〜と感慨深い。
ネタ切れを感じることなく、続けさせてもらっている。
選挙の時は紙面の都合で載らなかった時もあったっけ。
担当記者さんは、そりゃね、何人もかわって、移動した方が数年後生活面に戻られてまた担当さんに!といううれしい再会も。
思い出はいっぱいだ。
2013年には「おしゃれのスランプ解決ノート」というタイトルで連載をまとめて一冊にしていただいた。
河出書房新社から出版。
そのころはまだペン画に色鉛筆での着彩のイラストだった。
2014年後半ごろから、写真とイラスト合わせるという手法(←ってほどの技じゃないけど・・・)でイラストを描くようになった。
パソコンでの作業がほとんどになっていった。
PCの先生(友だちデザイナー)には、感謝してもしきれんほどお世話に。
前の本とずいぶん印象が変わった絵になっているのはそういうせいなのである。
「おしゃれと暮らしのレシピ ホホホと粋に生き残る」という一冊は、新聞の連載エッセイを中心に、このホホホの本田スタイルを合体させている。
手芸工作関係のぺージは「ココカラ大学」から引用させてもらった。
いろんな思いと長い年月が凝縮されているのだ〜。
暮らしの部分は、一昨年から小田原で始めた生活のことを書いている。
インテリアや畑のことなど、ブログでも書いたことがメインである。
もし、新聞もブログも読んでいてくださる熱心な方がみえたとて、ダイジョブ!書き下ろしもたくさんあるし、四コマストーリーもあるでよ。
フェイスブックで触れた事柄も入っている。
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夫が以前、「人の役にたつ仕事をするデザイナーになりたい」ってなことを言ってたことがある。
私は、イラストで人の役に立ちたいと思ったことはないけれど、(思うことが不遜とも感じてたし)今回は、この本が誰かの役にたったらいいなあと思った。
3時のおやつに、またはビールのつまみの一つとして役立ちたい。
そしてちょっとしょげ気味な気持ちの人の心になにかが届いたら・・・と願う。
死ぬのも大変だけど、生きてくのもマジ大変なことよねえ〜と、どこかにいる同じようなことしてる人たちと共感し合い、エアーシェイクハンズ&エアーハグしたい。
本日発売になりました〜。
本屋さんではこんな風に置かれているところもありました♪(調査しに行ってきたの)
オールカラーの125ページ、A5サイズ。1300円(税抜き)
「おしゃれと暮らしのレシピ ホホホと粋に生き残る」東京新聞社刊
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