朝、気持ちいいお天気だったので、久しぶりに吾妻山に登ろう!と思い立ち散歩に出る。
姉が送ってくれた長野の「おやき」がおいしくて、3個も朝食に食べたものだからその腹ごなしってことも兼ねての遠出である。
片道で90分かかるんだな〜・・・と、歩き出してすぐに帰りはバスにしようと思う。
畑で作業してる方、犬の散歩の方、早朝に出会うと皆自然と挨拶を交わすよ。
いいもんだわね。
登校途中の中学生も挨拶してくれる。
1時間ほど歩くと二宮駅前に着く。
そこから吾妻山に登ること30分で頂上だ。
とうれしく算段していると、急に私のコーモンさまが暴れ出した。
それも二日ほど音沙汰のなかったコーモンさまだったものだから懐かしくもあり、すぐさま「願い事」を叶えて差し上げたかったのだ。
「ガッテンでございます!関所まですぐにお連れいたします」
と私の心の格さんが先頭になり足速に歩き出す。
それは吾妻山とは反対方向、関所の近い方に向かった格さんは賢い。
関所と思しきコーヒーショップや喫茶店は早朝ゆえまだ閉まってた〜。
次に目指すは「七ノ字」の関所。
「コーモンさま!あと3000歩です、ご辛抱を!」
と励ます格さん。
「カゴに乗った方が早かったのでは?」
と助さん、側を通り過ぎるバスを見ながらいう。
早く言えよ〜と格さんが。
コーモンさまはグッと堪えておられるばかりだったが、お怒りの程は計り知れた。
「あと150歩、いや100歩ご辛抱を〜〜〜」
と励まされ宥められてやっと到着したセブンの関だった。
星一徹そっくりな形相で入店し、お店の方に黙礼し駆け込む厠。
店の方は事情を察してくださったのか、目線で厠を案内してくださる。
「かたじけない・・・」
と、めでたく黄門さま御一行は目的を果たされたのだった。
あまりのうれしさに、黄門さまは約38才ほど若返ってみえ、軽やかにツーステップを踏んでおられた。
結局、吾妻山には登れなかったしセブンの関で牛乳やヨーグルト買っちゃうし(もっと軽いもんにしとけば良かったとすぐに反省よ)ただひたすらにハードな早朝散歩となった。
色んな種類の大汗書いて帰宅。
こんなにコンビニがありがたく思えたこと、なかったです。
開いてて良かった〜♬