
先週の「東京蚤の市」では、アルミのアルファベットのほかに、もういっこお買い物してたのである。
それはオーバーオール!作業着である。(¥3000)
売っていた方に、どこの物か?とうかがったら、
「オーストラリアで仕入れたけど、ドイツ製だと思います。う〜ん北のほうだったかなあ...」
と、ワールドワイドであいまいな返事であった。
試着してみたら、中で身体が泳ぐ泳ぐ〜。
脇から両腕をつっこんでもありあまるゆとり。
ビッグなサイズがうれしい。
同行の友や娘に、
「まいうーの人になってない?」
などと探ってみる。(←ちょっとなってる、との感想であった)
厚底のサンダルとサイケなピアスをつけて着てみたい♪とかね、夢を大きく広げた。
鈴木ヒロミツの、気楽にいこうよ俺たちは〜♪のあの時代っぽく、この夏オーバーオールを着たいと思った。
ゴワゴワした生地だったので、翌日しっかりと洗濯をした。
天日でカラっと乾いたソレを取り込んで、あたしゃビ〜ックリ。
ちっちっ縮んでいたのである。それも二回りほども。
あれほどあこがれた「ゆとり」は洗濯水と共に流れてしまった......。

丈さえも無くなっていた。ああ。
オーストラリアのばーかぁ〜ドイツのおんたんちん、北の方のどあほ〜ぉ......と私は世界に向かって、ケンカ売ってやったのである。
心の中で。
鈴木ヒロミツは♪くよくよするな〜♪♪とも歌ってたしな、ま、いいか。
一夜にして縮んだオーバーオールには、女っぽい靴とスカーフバンダナの方がいいかも。
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先週末に行った「東京蚤の市」でアルミのアルファベットを手にいれていた。
耳がついたやわらかいアルミ製の文字。
バスケットに付けたらイカスのでは??と思って。
HとOとA,B,Sを選んだ。
お約束のHOHOHOと、あとは意味もない3文字。
なにか意味あるセンテンスになる文字をチョイスしてきたかったが、なんせなんせの人ごみ。
このアルミアルファベットに目をつける人も多く、しゃがみ込んで箱から選ぶんだけど、......そこそこで場所を明け渡さなくてならんのであった。エチケットとして。
それに一文字100円なので、多数の購入も困難だし。
ワラっぽい、コーヒーフィルター形のバスケットに付けたかったのだけれど、ワラの厚みがあって、アルミの耳がうまく「噛み込む」ことができない。
竹の革で作られている、買い出しカゴならきちんと気持ちよく噛み込んでくれたので、そっちにした。


古いフレンチキーホルダーと、下足札のような黒いプレートをいっしょにしてつけた。
竹、アルミ、木綿のヒモ(持ち手)、ビニールホース(持ち手カバー)、そこにプラスティックをプラスしたくなったのだ。
異素材のオンパレードでかわいく合体できたと、うほうほと自己満にひたる。

昨年購入しておいた「革の端切れ」
ニワトリ1羽ほどの分量で、1000円だった。
革製品のお店で、
「ゼッタイこれはお買い得ですから。大きい革もけっこう入ってますよ」
とプッシュもされたのでゲット。
時々、小さい革があればいいのに......とかね、なにか修理するときに思ったりしていたので、こりゃいい!と
シャンパンゴールドのう薄めの革と、ブラウンの厚みとしなやかさのある革をつかって、バスケットにあれこれした。


はい、後ろ姿はこんなワイルドに。

カゴやバスケットは、なんにも付けたり加工しない方が断然かっこいい。
しか〜〜し、数年シンプルに持つと、手芸工作したくなって、したくなって辛抱たまらんっ!の心境にもなるのでる。
なんかしたくって、手がプルプル震えちゃう♪(←アル中か←ヤバイぞ、おい)
「手持ちのあるものでの手芸工作」が身上と考えているけれど、いつも【安くて、きっといつか使える材料】を目を光らせ物色しているような気がする。
年を重ねると、揺るぎない好みっつうものが確立してくる。(好き嫌いがいよいよキッパリとする)
しかし、それと同時にそれを壊そうという意識がも芽生えてくる。(このままじゃイタイかも?とか......今風じゃないかも?とかね)
そのせめぎ合いと折り合いの付け方が、これからのおしゃれ度アップにつながるのではないだろうか。
本気でせめぎ合いたい。
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