かつて(いつだったか思い出せない...)荒井由実は、中島みゆきのことを、
「アタシが乾かした洗濯物をジトーっと湿らせてしまう」
というようなことを言っていた。
実に言い得て妙だった。
どっか身体とか気持ちがダウンしているときに、どっちかの歌を聴くと効き目がある。
♪濡れたシャツを絞って〜......美しくできるのよ言葉にすれば〜♪(ユーミン)
♪そんな時代もあったねと〜いつか笑って話せるわ〜...だから今日はくよくよしないで〜♪(中島みゆき)
即効性がある偉大な二人。
二人と同時代にいるって、いられるってすごい幸せなことだと思った。
かわるがわる口ずさんでみる。
テレビで観ることはあんまりないけれど、アタシのココロのTVではレギュラー出演である。

ししゅう糸を買いたかったので、雨のなか手芸店にいってきた。
黄色の糸を買ったあと、古本コーナーを見る。
このコーナーの本は、近所の人たちからの持ち寄り...というか寄付である。
どれでも一冊100円だ。(売上金はさる施設に寄付される)
ロアルド.ダール作の「マチルダは小さな大天才」は、たしか子どもが持っていたと思うけれどすぐに出てこないので、私用に買うことにした。
クェンティン.ブレイクの挿絵の本はおもしろいにまちがない。
ストーリーはどんなだったかな?とすぐには思い出せなかったが、二三ページぺらぺらとしたとたん!思い出した!あの痛快感がよみがえる。
挿絵もなつかしい。

雨は午後になってから風をもともなって強くなる一方だ。
五穀米のおむすびで遅めなおひるをする。
背守りのししゅうをはじめるか、マチルダいくか。