5年前に母と姉とで行った温泉宿。
そこに「打たれ湯を楽しむ鯉たちがいる」、とブログで書いたことを覚えててくれる方は....いるだろか?
「宿の中庭の池。竹筒から流れ出る湯の下に鯉が集まって、順番に湯に打たれる様をあかず眺めてきた」とかなんとか書きましたよね。
またそこに同じメンバーで、行ってきた。
私の期待はただ一点、まだ鯉は打たれているのだろうか?であった。
このとーり!いましたいました!
その数、前より増えてるじゃん!
今回は証拠写真もバッチリ撮ってきたので、その姿をご紹介。
(ぶあついガラスごしにしか見られないので、画像やや不鮮明に...)
大きなボスっぽい白い鯉はわりと長めに打たれていた。
他の鯉らは遠慮がちに、ならんで順番を待っている。

白いボス鯉が去ると、われもわれもと寄ってくる。

この竹筒から流れ出ているお湯の温度は40度だそう。
と立て札に書いてあった。
実物を見たい方はこの↓ホテルへ是非。
長野 上林温泉 仙寿閣
鯉たちはあいかわらずだったけれど、5年間は生活と肉体を大きく変化させるに充分な歳月だ。
自力だけではもう入浴もままならない母を、姉といっしょになって三助よろしくお風呂に入れわいのわいのと背中を流す。
ホテルのラウンジの角っこにあったバーのようなところに、母が就寝した後、こっそり姉と行こうかな〜と内心密かに思っていたけれど、日々の疲れのためか、夕食のほんの少々の日本酒のせいか....姉、早々にバタンキュ〜ゥ。
最後から二番目の鯉、じゃなかった!恋の最終話を布団の中から一人で見て、私も寝てしもーた。
長野駅での別れ際に、
「また行こう〜、今度は秋ね」
って、姉。
次回こそ「姉妹で深夜Bar」しましょ!!
ノンアルでかまわないからっ。
義母とふたりで、お墓参りのはしごをした今日。
一カ所目は高田馬場にあるお寺さんへ。
親戚の人5名(義父の弟&おくさんと息子。そのまた息子は小学5年生、そして義父の妹)といっしょになってお墓参りをする。
墓石をきれいにしたり、お花を供えたりのいろいろ。
いろいろした後、お寺の中にあるお茶どころのようなところでお茶をいただきながら、他の親戚の話などして過ごす。
脳の一部がひじょうに疲れる。
ひごろ使っていない、「親戚付き合い」部門の脳をいきなり活性化することができないのだ。
あっ!そうだ!と思い、感心にも高齢者ぞろいの席につきあってくれている小学5年生の少年(なんと今日が初対面)におこづかいをあげることを思いつく。
昔、うちの娘や息子にしてもらったように.....。
親戚付き合いのいっかんであるな、こりゃ。
うちの者らの近況をネホリ〜ノハホリ〜ノきかれ、ウンザリ〜ノする。
高田馬場のお寺には、井戸があり、きこきこやって水を汲むところは大好きなので、少年にそこんとこはぜったい譲らない私であった。

午後は、親戚組とは別れ、義母の実家の方のお寺にまわる。
日暮里にある寺。
門のところに、ゴミ収集の立て看板があるとこが、なんとも下町っぽくていいなと思う。
こちらはしっとりとしたいいお寺だった。
焼け残ったということで、いい風情。
海老蔵にそっくりなお坊さんを見かけ、得した気分になった。
眼力もそっくりで。
日暮里の駅前にある馬にまたがった人(銅像)はいったい誰なのか?と話し合う。
「ななえやえ、はな咲けども...の人、え〜っと誰だっけ?」(義母)
「太田どーかん?」(私)
「うーん、そうかも」(義母)
謎のままで帰宅。

新宿で、色鉛筆を一本買う。
ぐるぐるっとまわすと、8色の芯がかわるがわる出るシステムの。
それとおはぎも。

あ〜、お彼岸。
高田馬場のお寺の方で見かけたどでかいお饅頭のような、無縁仏大集合のお墓に妙に心ひかれた。
なぜだろう......。
そんな一日。