おとといイトコが死んだので、長野の姉もやって来て、いっしょに逗子の斎場へいく。
20年ちかく前に離婚しているイトコ(64歳)。
成人した息子と娘が来ていた。
私が彼らを見たのは4~5歳のころが最後だったので、その成長っぷりにまず驚いた。
「わ!Aちゃん?大人になってる!」
と、当たり前のことを口にした。
「ご親族の方から順番に・・・」
で、ふたり一組になっていっしょに骨を拾って壺に収める段取り。
Aちゃんとペアになる。
立派なお菜ばしのような長いお箸を持つ手が震えるけれど、ここは落ち着かなければ・・・と思う。
いちばん大きくて真っ白で、端のところがプックリとハート形のを選び、いっしょに運んだ。
Aちゃんは、生後27日目の小さい小さい赤ちゃんを抱いていた。
ポカリと空にあがった満月を見て、目に残像のあるうちに赤んぼを目に入れる。
どっちもまん丸で、いい重なりだよと、イトコにお知らせ。

けっこうちゃんと写ってるように見えるじゃん?ね?(どこかに共感を求めたい気分だ)
でもこの画像はダメなようだ・・。
ドアタマノーテン、ば~状態が再び。
デジタルの世界はわからんことだらけ。
ポストカードをのしのし印刷したり、イラストのページを更新(前の記事にイラストを入れたりとかの作業)していて、いちばん更新したいページをおきざりにしている私だ。
版画工房の時間取り攻防戦には惨敗するし(ヨーイドンで工房に電話をかけまくっての早いもん勝ちシステム)、台風はのろのろしてるし。
いいことも一つあった。
それは気になっていた画家さんのブログを見つけたこと。
すごく素敵な文章も書かれる人だった!
どんな画材で描くとああゆうふうに深くなるのかなあ・・と思ってた疑問もちょっとだけとけたし。
瓜南直子さんという女性画家。
ずっと昔に本の表紙で見てから、心にずんっと残っていた絵。
絵本「ぼっこ」、どんな心境そして環境で描かれたのかも知った。
「畑を耕すように描く。今日も鍬を背負って畑に出る・・・」ということをブログに書かれていた。