この二人は、一日に三回のお散歩をするそうだ。(超早朝、午前中、夕方。深夜に出ることもあるそう)
それもけっこう長時間の。
よって出会う確率がとってもたかい二人連れ。
そーっと忍び寄って、気づかれないように写真をとった。
あ、これが人だったらPの侵害とかいろいろで、訴えられるんかな。
スーとも仲良しだから許してね、サブリナさん。
しかし....どーよ、このラブラブっぷり。
とつぜんですが....根曲がり竹ってご存知?
親指ぐらいな、ほっそーい竹の子。
身長は20センチくらいで。
私の出身地長野では、これをおみそ汁にしていただくのがとっても一般的な食べ方なのである。
抱き合わせ具材として欠かせないは、缶詰のサバの水煮。
これをいっしょにしておみそ汁にするのだ。
きゅっきゅと音たてるような根曲がり竹の噛みごこちが、なんともいえないいい感じの春のおみそ汁なのである。
そこに、さっぱりとしつつもほのかに感じるサバのオイリーさとあいまって、それはおいしい。
むしょうにそれが食べたくなったのだけれど、近所のスーパーには売られてなく、泣く泣くしかたなくサバの水煮の缶詰だけをおみそ汁に投入してみた。
エアー根曲がり竹でも、なつかしい味わいはありました。
かぼちゃは柔らかく茹でてマヨネーズで和え、お湯でちょっともどした干しぶどうをそれに混ぜた。
上からゴマも散らした。
それらをつまみにして、赤ワインで一人祝杯をあげました。
東京新聞(中日新聞も)で連載中の「おしゃれのレシピ」が一冊にまとまって、本になって出版されることが決定したから!
6月20日あたりに書店にならぶ予定です。
明日、くわしく書かせてもらいま。
今晩は、一人の乾杯。
半端な具材のおみそ汁と、かぼちゃのサラダで、脱稿したうれしさをかみしめる。
きゅっきゅと幸せな音が歯からこぼれるのをかすかに聞く。