
国立新美術館へ「ニキ・ド・サンファル展」をみに行く。
先日テレビの日曜美術館での紹介をみたばかりだったので、よけいに面白くみられた。
初期の作品の射撃絵画、迫力あり!
ニキの作品が多摩センターのベネッセの前にある。
孫っち連れでよくその前を通過するのだけれど、見るたびに、
「こわい」
孫はちぢこまって私にだきつく。
とても明るいカラフルな作品だけれど、頭がたくさんあるようなヘビみたいな彫刻である。
怖さを私も感じるけれど、それが孫と共通の感情なのかはわからない。
「ニキ・ド・サンファル展」ではたくさんの作品が年代をおって展示されている。
ベネッセ前にある作品にようなカラフルタイル路線になるまでの過程がとても興味深かった。
ニキの第一印象は「すごい美人だな〜!!」である。(プロポーションもバツグン)
この美人であるということが、良くも悪くも創作に影響してると思う。
いっしょに行った友だちは早めに帰ったので、観賞後ひとりでコーヒータイム@テラス。
気持ちのいい午後。

合皮のプリーツスカートにダンガリーシャツ。
もこもこのショートコートを羽織っていった。
ブルーと茶色の組み合わせが好きだ。
大きめの透かしボタンで作ったピアスは茶色。
季節にちょうどいい茶色のアクセサリーだ。
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午後6時から渋谷で打ち合わせって......めったにあることじゃない。
帰宅ラッシュな都心に出るなんて、私のふつうの生活ではない時間である。
めんどっくさ〜と気持ちがチョイ重くなったりもするけれど、夕食の準備をすませて出かけた。
イレギュラーな外出に、スーも玄関では怪訝な顔。「あれ?散歩でない?およびでない?」と。
たくさんの人をどどーっと見るチャンスは都心ならではだ。
OLさん(←もうそう言わない?ドキドキ...)サラリーマン、通勤通学の人たちにまじる。
新鮮な気持ちがしないでもないけれど、まあねえ、たまにだからね。
電車を待っていたホームで、「好みなオンナ」を見つけた。
あたしゃ怪しいおっさんか......おい。
後ろ姿であったけれど、素敵!と思った。
メルトンのショートコートにショール。
明らかにカシミヤだ。
太いジーパンにコンバースのスニーカーを合わせていた。
実にシンプルである。
素材のクオリティーって、やっぱシンプルには欠かせんなあ...と思った。
怪しい目つきのおっさんの追跡は続く。
といっても、一歩二歩ターゲットに近づいただけ。前に回る勇気はない。
手に持った布袋(だったと思う)には漢字とひらがなが書かれていたが、よく読めなかった。
外国人がいっしょうけんめい書いた日本語のよう。
白魚のような美しい指、つやつやな髪は無造作にまとめられている。
後れ毛はこんな髪でこそ成立する甘美。
新鮮な産毛の浮いた耳たぶには小さなピアスたくさん付いていた。
それもパールとダイヤ。
こういうのを見ると、若いっていいねえ......と心底思うよ。
クオリティー高くしてシックな色合い服でかためる着こなしはいくつになってもあこがれの着こなし。
彼女の着こなしはいろんなバランスがいいんだなあと、そーっとじろじろ眺めた。
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