床にヨガマットをしいて、ゆがんだ骨盤などをゆらしていると、スーがすりよってくる。
ほぼ茶色と黒色で構成された毛並みの犬に見えるスーだけれど、じつは腹面は真っ白なんである。
おしげもなく股をひろげるその様は、子猫のようににゃんにゃんと甘える。
日ごろのニヒルさとのギャップ、それは限られた人にしか見せない姿。
これやられると、ヨガマットはスイスの湖水に浮かぶ小舟と化す。
♪エーデルワイス♪エーデルワイス♪にワープする。
胸にバラのプリントのTシャツ。
着古してもうヨレヨレだ。
ヨレヨレはいいんだけど、丈の長すぎるところがどーも気になっていた。
ふつう丈のTシャツと重ねてみるとこんなに長い....。
重ねて、バラTシャツを20センチほど切った。
切りっぱなしで着るつもりだ。
切りおとした部分を8分割にまた切りきざんで、げんこつ結びにして、ふつうのグレーのTシャツの裾に縫いつけた。
グレーTシャツは、裾が横にビロ〜ンと伸びきってしまっておさまりがイマイチになっていた。
げんこつ結びがいい重りになって、ビロ〜ンを押さえてくれた。
裾のまわり全部に縫いつけたかったけど、足りなかったから、脇の部分だけに。
ダメなところをおぎない合う技ってことで...ひとつ。
ゴミがいっさいでない布のこうかん手芸。
青Tシャツのマークの疑問が解決されたことから、あ〜!と思ったこと、ふたつ。
いっこめ。
ボーイスカウトのちびっ子少年チームを、「カブスカウト」といったよな...。
そうそう、そしてシンボルマークは小熊でしたよね。
ふたつめ。
熊が刻まれているバックルのベルトは、高校生のときから愛しぬいているものだ。
革はもはやぼろぼろで、もろもろっとした砕けた革のカケラのようなものが服にもくっつくようになったので、何年もしていない。
「くま」で思い出して見たら、やはりこれはイケテル熊だと思う。
ベルトをなんとかして、また使おうかな...と改めて見直した。
どう改良してくれようか。
バックルの裏面からは、志賀高原、熊の湯、滑降大会、優勝の文字が読み取れる。
40年前、惜しがる父から奪うようにして手に入れてものだった。
父がスキー大会で優勝して、熊の湯からさずけられたのかどうかは...不明。
古着店でむかし買った青Tシャツ。
左むねの高い位置についているCの中に入ったくまマークがかわいいなと、手に入れたものだ。
背中面には、KK'S MOMMYの文字と、数字の2が背番号として入っているから、たぶん何かのチームなんだと思う。
これ、メジャーなマークなのかな?
野球のかな?
こんなかわいいくまマークのチームの本物のユニフォームを見てみたい...。
以前「のだめカンタービレ」で、このマークがおっきく胸のど真ん中に入ったTシャツを着ていたのを見た。
オーケストラのマネージャーだったけど。
今、信号機カラーの、赤青黄色をどこかに使う着方が気に入っているので、黄色はソックスでプラスしてみた。
(おでこのハリ&テリは、持続不能であった。毎日豚肉の大量摂取!はなかなかできないものねー。)
今朝、顔を洗ったとき、いつもとちがう肌ざわりにちょっと驚いた。
なんつうかこう...しっとりというか、ぷるっとしたというか(自己内比で)そんないいものを手のひらが感じたのだ。
あれ?いつもとちがう化粧水つけて寝たわけでもないのに、どうしてかな?としばし考えた。
「いつもとちがう事」で思い当たるのはただ一つ、昨日の昼食だ。
友人らとのお昼ご飯、注文したプレートランチには二歳児の手のひら大(そう大きくないということをいいたい)の豚肉のソテーがついていた。
その厚み、1.5センチはあったと思う。
日ごろうちで肉といえば、ショウガ焼きとか冷しゃぶ、ハンバーグなどで、「ぎっちりな肉」を食べていなかったのもだから、その噛みごたえが楽しかった。
噛むほどジューと肉汁が口にひろがっては溶けていった。
ほどよく小さかったから、ウッとくることもなく食べきれた。
これだ!この豚肉に大量に含まれたナニカが、お肌にいい影響を与えたにちがいない!
昼食をいっしょにした友人らは、ちがうメニューだったから、確かめようもないんだけど....。
冬ごろから....会うことなかった友人ふたりとひさしぶりに、顔合わせをすることに。
都心にくわしい友人Aが、東京駅で待ち合わせることを提案してくれた。
東京駅、乗り換えでおりることはあっても、じろじろ見て回ったことがなかったので、これはチャンス!と、待ち合わせ時間より少し早めに行って、うろうろしてみた。
まずは.....ほ〜〜!と見上げる。
東京駅の変遷、歴史が書かれたボードなど読む。
駅ができる前の更地の写真をまじまじ見る。
関東大震災のときも、こわれなかった構造の駅舎とその周辺の様子の写真も。
雨降りだったけれど外に出て、外観も見物。
久々会合で、いつのまにやらba-sanになった2名と、還暦をむかえた1名と、「アタシはba-sanになれない気がする」という1名も含め、とりあえず....「ま、おめでとう〜!」といいあう。
「写真は斜め下向きかげん、伏せ目がちにするといい」
というカメラマン友人Aのアドバイスをもとに、そのとおりにして写真におさまったba-sansはセピア。