

12人まできたことし、ちょっと飽きてもきたのでばあさんたちをハガキにした。
近々「お店」にも出す予定。


夕めし後、兄さんをむずかしい角度で見るスー。
右側のごちゃごちゃは、この後にするばあさん材料。
ばあさんたちは皆、食卓生まれ。


もろもろとくずれそうな古いレース。
そ〜〜〜〜っと縫い付けた。


友だちが、ドイツの蚤の市で「凍えながら選んできた」というボタンを胸に満足するばあさん。
服の布は遊び布さんからの。

腰に巻いてるリボンは「友くん」のとこからのと、わりとワールドワイドなばあさんになっている。

もじもじばあさんの半身、迷ったすえにふんわりなスカートにした。
どうしてもはきたがっていたので。
ばあさんのくせに似合うし。


うしろすがた。

このばあさんの心臓はアンティーク時計でできている。
ときどき止まるが、完全に止まったことはまだない。

もとカーテンの服で。


白いシャツにパンツ。
パッとする色味はターコイズのピアスだけにした。
年季の入ったかごバックはシャビージェンテイルの昔のもの。
持ち手の部分がこわれかかってきたので、布を巻き付けて修理し、しつこくまだまだ使うつもりだ。
このサイズのかごバッグの便利さはたまらないもの。
白いシャツはGAP。
ウエストが少しだけシェイプしてるけれど、伸縮性のある生地なので楽な着心地だ。
「米をとぎ続けて、かれこれ50年ね」

そういうばあさんにエプロンをかけてやる。
まだとぎ続ける気はまんまんなばあさんなのであった。
