ヘーイ君は進歩しないまま今まで。
存在もわすれてしまった....。
思い出しつつ。
古今亭文菊の、「真打ち昇進祝賀落語会」が武蔵野公会堂でひらかれたので行ってきた。
.....と知ってるふうに書いたが、落語をききに行くのは初めてである。
文菊さんという噺家さんもまったく知らない人。
落語つうの友だちにさそわれたので、つい、行く気になったのだった。
ここ数日いろいろあって、在宅ながらも時差ボケにかかっている私。
睡眠時間は6時間〜7時間はちゃんととっているのだけれど、昼夜が反転していたりして、どーもパッとしないうす靄のかかったような目とココロであったのだ。
午後7時からの落語会、「うっかり寝てしまうんではあるまいか...」の不安をいだきながら行った。
二部構成になっていて、一部は笑わせるおもろい落語。
二部はしんみりときかせる人情落語となっていた。
ちょっとねほんのちょっとだけ(本人の意識では)案の定、うとうとっとしてしまった一部。
二部めでは、こまったなあ...この分では本格的睡眠に突入しちゃうかも...と誘ってくれた友だちの視線を気にしながら睡魔と戦った。
しかし!!なんと!!しんみりきかせるタイプの落語にはぐいぐいと引き込まれて、眠るひまなどまったくなかったのだ。
「笑う」より「きかせる」方がしみたのであった。
「笑う」方は、内容さえ思い出せないけど、「きかせる」方は『心眼』というお題だった。
めくらの男のはなし。
迫力あった文菊さんは1975年生まれの若い男性。
女性を演じるところがすごくうまかった。
色気をまんまんに出して...。
ぬるっとした変幻自在なイカみたいな噺家さんだと思った。
初めての落語会、そんなときこそ着物で行きたいものだが、時差ボケ真っ最中ではムリだった。
今晩は早めに寝、ボケ解消につとめることにする。
やらないといけないもろもろの事々は、明日の早朝からスタートとしよう。
そでのところがラッパのように広がっているワンピは、あたたかい素材の裏地つきなので、コットンのタートルと合わせるだけでも大丈夫、冬でもいける。
アメリカ古着で、両方のラッパのところに大きな大きな白いボタンがついていたもの。モードって感じで。
ボタンを替えれば普通に着られるはず!と茶色くて小さめなころんとしたボタンに付け替えた。
気負わず着られるワンピになった。
ボタンひとつで服の雰囲気は大きく変わるものだ。
布のがま口バッグは近所のフリマで手に入れた。
申し訳なさ100パーセントの100円であった。
売り手の方が、
「うれし〜!いらないバッグ買ってくださるなんて!」
と、両者大喜びで、これぞフリマの基本売買であろう。
気に入ったバッグだけど....持ち手の合成皮革のところがちょっとね、と思ったので、ショルダーバッグからベルトを流用し、付けて使うことにした。
古着やフリマで手に入れたものは「まんま使う」より、「より自分に近づける使い方」を考える。
たとえそれがボタンやベルトの付け替えだけだったとしても、嬉しさは倍になって使いこなせる気がする。
テリアのデカブローチでアクセント。
胸の真ん中に、ドンと付けるのが好き。
その付け方は、ba-san方が踏襲している。
友だちがまたまた国産大豆と金沢産の生糀を送ってくれたので、二回めのみそ仕込みをする。
前回(10月)の反省点をふまえ、今回は大豆の固さに注意して水煮した。
前回は、大豆をやわらかくしすぎたのだ。
つぶつぶがいっぱいあるみそにしたかったのだけれど、やわらかく煮すぎてしまったようでやや理想と離れた。
1時間煮たあと蒸らすのがよかろう...との友だち情報にもとづいた。
つぶつぶどころか、大豆の形をも残すようにこころがけながらつぶす。
もうちょっとかな?
で......このくらいでつぶすのをやめた。
(下の写真)
湯気でレンズが曇りました。
豆ごろごろ入ったみそってどうなんだろな?
発酵に影響はでるのかな?
なにごとも経験である。
豆ごろごろで仕込んでみようと思う。
一回めのみそはいい感じに成長しているようだ。
長野のおみそ屋さんの奥様のアドバイスに、
「仕込んだあと、数ヶ月で水が染み出てくる。その水をまた吸い込ませること。夏をいっかい過ごさせること」
があった。
アドバイスにもとづこうと思う。
台所の床をタワシでわしわしとこすってみがいた。
あまりにきれいになってびっくり!こんなにも汚れていたのか〜。
「なんか台所が明るくなったようだ」
と家人。
そんなにも黒ずんでいたのか〜。
ひとしごとやりとげた日曜日の満足感。
笑点でも見るか。
夕飯すんでテーブルを片付けて、さてと今宵もお一人ba-sanを....と材料をひろげる。
髪の用の原毛やらパンヤやら....。
いっぱいあるようだけれど、使いたいと思う色や材料がすでに尽きつつある。
本体の布、原毛が足りんなあ。
手芸屋さんの友だちが、いいレースの切れ端をくれた。
グレーで杉織りの背広、赤いカシミヤのセーター、「ba-sanに使ってよ」と近所の方がゆずってくれた。
またネッカチーフをQ世軍バザーで買ってきてくれた友だちもいる。
それらを初めっからba-san方のための物であったかのように私は合体させる。
そうやって、あったかいもんででき上がっていくのである。
幸せなもんつくらせてもらってんだな〜と、ますますba-san教の信徒となるのであった。
そう暑がりではないけれど、今日は半袖シャツいちまいだ。
下半身は不釣り合いなほどの防寒であるけど。
我が部屋の窓は、あまりしめたことがない。
大雨や、強風のときはさすがにしめるけれど、通常はあけっぱ。夜も。(防犯とかあるからあんまり大声ではいえないけれども)
真冬でもあけっぱのことが多い。
一人で閉め切った部屋にいると、ちっそく死しそうになる。
家の者は私の部屋のことを、
「寒い部屋」
と呼びすて、階下ですきま風を感じると、私の部屋のせいにし立腹さえする。
それは本当に私の部屋のせいだからしかたがない。
でも外出するときは、季節に合った「よそおい」で出かけるし、ちょっとの先取りさえこころがけているほどだ。
マフラーやショールをしっかりと首に巻き締めて、革手袋などし、前歯が凍るほど〜♪の寒風中をのしのし歩くのはこの上ない心地よさ。
しかし、足の指が凍えるのはゼッテー嫌なのだ。
厚手のソックスは欠かせないアイテムになっている。
アウトドア用品のお店で買ったソックスはさすがに保温力にすぐれ手放せない。
今までちょっとバカにしていたほわほわのソックス、おもいのほかあったか!でびっくり。
いっかいにかいはいたら、ほわほわがすぐにぶつれてダメになってしまうんだろ?と思ってたけど、わりとがんばっているほわほわ。
寝るときに主にはいている。
部屋は寒々、足下ほかほか....が好き。