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金沢へ 2

深夜バス.jpg
金沢へは、新宿発の深夜高速バスでいった。
それは....飛行機はめっちゃ高いし、新幹線は乗り換えとかあって、わりと時間がかかりそうだったから。

なのであるけれど、私は「深夜高速バス」というのに、乗ってみたかったのである。
それは、深夜高速バスを舞台にした、乃南アサの「再生の朝」を10年ほど前に読んだときからだ。
台風の中、走る密室たる深夜高速バスの中で起こる殺人事件、そして大事故に....というミステリー小説。
ぐうぜんに乗り合わせただけの乗客たちのそれぞれの心理。
怖い殺人もあるんだけど、それは題名のとおりに、ぞれぞれが再生の朝、すばらしい朝を迎える.....。

今回、深夜高速チャンス、キターである。
でもそれは、ピンク色のバスで、私のイメージとは大きく違ってたんだけど。
三列のワイドリラックシートスタイプの席は、お隣の人と分離されていて、文字通りワイドでリラックスできるシートとなっていた。

深夜バスのことは、このくらいにしておいて、先に進みます。
あ、なんの事件も事故もなく、DVD見たり、うとうとしたり、お菓子食べたりしてたらバスは8時間半で、定刻通りに金沢に着いちゃいました。
再生もなにも、ごくふつーに。
シルバーシート.jpg
金沢駅から、今回お世話になる友人のご実家である松任まで電車で行く。
北陸本線のシルバーシート(優先席っていいますね)の柄がすごくかわいい。
早朝の電車は空いていたので、記念の写真。

松任谷由実さんは金沢好きらしいけれど、松任となにか関係があるのかな?とか考えながら下車したら、友だちのお姉さん(以下Yちゃんと表記)が待っていてくださった。
お世話になったYちゃんは、もんのすごく料理がうまい。
とにかくうまい。
いかそうめん、ミョウガの味噌漬け、かれいの一夜干し、ビーフシチュー、酢でしめた鯵、ちらし寿司、ぬめぬめ半端ないナメタケのお味噌汁、ユズ風味のきゅうり、などなど数々の手料理をいただいた。
包丁.jpg
中でも、酢でしめた鯵がおいしかったので、どうやって作るの?ときいたら、
「まずよく切れる包丁が必要。それから今朝とれた魚」
といわれる。
台所を見ると、キンキンに研がれた包丁が。
そして使い込まれた砥石。
ですよね〜、やっぱそうですよね〜。
Yちゃん話しは長くなりそうなので、先に進みます。

今回の第一目的、「松井なつ代 個展 やまあるき」の会場に向かう。
会場.JPG
ブログで制作過程などを見せてもらってはいたけれど、こうして額に入りずら〜っと壁にかかった様は、また壮観である。
まちがいない、なつ代ワールドが出現していた。
これだけ描くのに、どんだけの月日と努力がいったことだろう。

お客様がたくさんみえたということだった。

今回、なつ代さんは会場詰めなので、「観光」はほぼ一人でまわった。
21世紀美術館、兼六園、中村記念美術館、武家屋敷あたり、などぶらぶらした。
21世紀美術館は、連休中ということもあったのだろう、ことのほかこみこみだったし、周りの広場ではブラスバンド演奏とか、若い作家さんがお店を出したりと、賑わっていた。
Yちゃんがこしらえてくれたサンドイッチをブラスバンド演奏をききながら芝生の上にひろげて食べた。
どこまで旨いんだ、Yちゃん弁当。
サンドイッチ.jpg
第二目的であった「糀屋さんへいく」も、実現できた。(M姉妹のおかげです。連れていっていただきました)
のれん.JPG
糀.jpg
糀を買うときの単位は「枚」である。
こうなってるから。
糀主人.jpg
ここは大きく出ることにして、私たちはそれぞれ一枚買いをした。
糀屋さんのはしごもして、また別の店でも買った。
殿さま買いである。
お店でふるまわれた「冷やし甘酒」(お酒じゃないんだけどね)が、異様に旨くて興奮した。
花っぽい甘く澄んだ香りがした。
糀、字に偽りなし。

「神社は早朝がいい」
とYちゃんはいって、鶴来のひめ神社に連れてってくれた。
ヒメ神社.jpg
左がなつ代、右がYちゃん。
この先に神社。


もうちょっと書くことがあるので、「あしたに続く」にします。

金沢へ

和菓子.jpg
金沢からぶじ帰宅。

お土産に買っていただいたおいしい和菓子でさっそく一服である。
アタシの才能である「ものすごい方向オンチ」をいかんなく発揮した、ものすごく楽しい秋の行楽をしてきた。
その件については、あした〜。

さて金沢へ

友人が、出身地金沢で展覧会をしたいという野望を実現させようと、会場選びなどしていた春。

イラストレーターになってすでに35年の友人、いちど生まれ故郷で開きたいと思っていたという。
東京では何回も開いてるけれど、金沢在住の姉妹や親戚は、なかなか来られなかったそうだ。

「金沢に来ない?実家に泊まらせてあげるよ」
のお誘いに、ちゃっかり乗った私である。
私も春からずっとこの旅を楽しみにしていた。

60点もの絵の展示された会場は、壮大なワールドになってることだろう。

いろんな生活の事々をぱ〜っと打ち捨てて、いざ!秋の加賀百万石へ!
明日、展覧会をみたあと、近代美術館と兼六園へいくつもりだ。

展覧会会場は、ガレリア.ポンテ。

素敵そうなギャラリーだなあ...。

展覧会の名前は「松井なつ代 やまあるき」

スクリーンショット(2013-10-11 13.22.07).png


特権と義務

前.jpg
一夏かけて、できあがった....ワイルドでネイチャーな庭。

とうとう見かねたのか?今日は兄さん方総出で(家人、息子、娘の夫&娘)で、放置されっぱの庭の草むしりをしてくなはってん。
私は、え〜っと、おおむね孫のだっこをかって出た。
だっこしながらも、ちょっとわるいかな〜と思い、半年放置した冷蔵庫の掃除をした。

後1.JPG
毛布いちまいは、らくらく入るであろう袋、10個ほどに草はみごとおさめられた。
後.JPG
悪行をしぬいたロンゲの高校生が、改心して野球部に入部したような清々しい丸ガリータ。
私は、すべて終わったころあいを見はからって記念撮影。OBBの特権である。
三人.JPG
この後、みんなでお寿司やさん(ぐるぐる回る)に行って、それはそれは豪快に食べまくった。
70皿超えのお支払いは....OBBの義務である。

ピンクの首まき

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また....昼間は暑いほど。
昨日のイラストのほんとのかっこはこんな風。

ピンクのショール

ピンクショール.jpg

半袖で出歩きたい日中だけれど、日が落ちると、ぐっと寒くなるようだ。
ピンクのショールは、端の糸を数本抜いただけのもの。
ボリュームのある綿生地だ。
これ一枚あるだけで、ぐっとあたたかい。

綿ショールが便利なこの頃だ。

80センチ幅の布を2メートル、600円でできた。

ボロくて臭い帽子

帽子.jpg

お散歩セット。
よれよれになったパナバ帽は8年前に、家人からもらったものである。

おさがりだったけれど、当時はまだ頭頂部の中折れも、リブの形もちゃんとしていたものだった。
8年のあいだには、スーが散歩の催促をするあまり、じれてかじって切れた部分もある。

変色したのは、日焼けばかりのせいではない。
汗のせいでもある。

これ...処分しようか...とちょっと迷っている。
それは、あまりの「臭さ」に耐えきれなくなったのである。

自分の汗だもの...となんとかこらえてきたものの、今日、かいでみたらなんとカビ臭いし。
これを悪臭といわずしてなにを悪臭と!までのにおいなんである。
スーの鼻先に持ってったら、逃げていった。
猛毒に変化しているのかもしれん。
捨て時がきたのだね。

と、ゴミ箱に入れようととした手が止まる。
洗ってみようかね?

リード、エチケット袋(ウンコ入れバッグ)、臭い帽子は、アタシとスーの散歩仲間じゃないか!
雨があがってカラッと晴れたら、ブラシでごしごしとこすり洗いしてみようじゃないか!

かぶり心地のいい帽子。
そうそうはないものだし。

腕時計と鍵

鍵.jpg
二年前、実家の整理をしたとき母の着物といっしょにもらってきたものがある。

「捨てにくいもの」の、五本の指に入るであろう時計と鍵である。
ふるい腕時計は、晩年の父もすでに使っていなかったはずだ。

昨夜、引き出しのすみに入れてたのが目についたので、ちょっとゼンマイを巻いてみたところ、ちゃんと動いた!
えらいぞ、シチズン!
10巻きして、11時間、すごい!くるいもない時計であった。
正確に時をきざんでくれる腕時計、これから使おうと思う。ベルトを新調してね。


「1981 KOBE PORT ISLAND EXPOSITION JAPAN 」と刻印のある丸いキーホルダーには、父の名前がローマ字で掘られている。
来場記念につくるアレであろう。
この鍵で、開けてみたい扉がある。


いなべ市民講座 パート2

「コミュニティープラザ」という、きれいな建物の2階が今回の会場だった。

会場は100人入るそうだが、申し込みは57名。
当日、「孫の運動会と重なって...」と、キャンセルもでたそう。

わりとゆとりをもったスペース配分で、参加してくださる方の席がしつらえられていた。

司会進行の方や、担当者と打ち合わせ、だいたいの段取りをおしえてもらう。
(まったく緊張もしてない私だった)
いただいた進行表をめくると、最初に、
「今回の講座は、本田葉子さんです。テーマはおしゃれのスランプ楽しく解決!で.....」
と、紹介してくださる文面がある。
それから、開始と。

最後のページには、
「素晴らしい講演をいただきました。皆様いま一度、大きな拍手をお送りください」
とある。
そこ読んだとたん、ゾクッとし、一瞬で風邪をひいてしまった。

きちんとしたレジュメもできていて、書き込み欄もある。
勉強体勢は整えられていたんである。

風邪をひいてしまったらしい私は、のどがイガイガする。
わるい熱もでてきたようだった。
ぼ〜っとしだした。

しかし、会は始められたんです。

   明日に続く

いや......延ばしてもしょうがないんで、続けます。
いちばんの気がかりだった初めて使うパワーポイントだったけど、そこんとこはうまく作動してくれた。
アタシのイラストの拡大率、過去最高を記録したのはまちがいない。
デカデカとスクリーンに次々と映し出されたし。

最初に、おしゃれについて私の思っていること、心がけていることなど話す。
スタート、うまくいってた....と思う。

15分くらいしゃべった後、スクリーンのイラストや写真をみせながら、話す運びに移る。
ちょっと会場が暗くなった。
あ〜、原稿が見えにくいじゃん!
立ってのしゃべりなものだから、原稿との距離もイタイとこ。
マウスクリックしながらだもんだから、気持ちがワシャワシャしだす。

朝、空きっ腹に食べたあんトースト、あんこの隣に添えられていたクリームがチョイ胸焼け気味だったあれ、逆流しだしたのだ。
うっ!マジまずい方向に展開しだした〜....。


あさってに続く


いや、がんばって続けます.....。
静かな会場からは、カリカリとエンピツを走らす音が聞こえてくる。
皆さん、アタシのいうこと、メモをとりながら聞いてくださっている。
急性感冒は、一気に悪化。
悪寒がはしるのに、ブラの下は汗だまりとなっている。
むだ話しのひとつもしててくれればいいのに〜と思うが、熱心な熱い視線しか感じられなかった。

それでも、イラストで見せたことを実際にやってお見せすると、ややヒソヒソ声も聞こえだし、会場の空気がふっと和んだようだった。
「羽織りとスカートに」「スカーフで」など4点ほど、実演(??)した。
「ブツ」持ってってよかった!としみじみ思ったことだった。

あれこれしゃべりすぎで、時間切れ。
パワポの画像、4分の1はお見せできず、残念。
私ってば、途中まで、時計みるの忘れてたしぃ、ばかばかアタシのおバカさ〜ん。

最後に司会者の方、やっぱ、あの決められていたセリフをいってくださった。
「素晴らしい....」のあれである。

会場からは、割れんばかりの、いや、正確には、まばらな拍手をいただいた。

風邪は、瞬間一過性感冒だったようで、終了と同時に完治。


参加者の中に、ba-san人形を持ってこられた方がいらっしゃった。
お帰りの時に、あいさつをしてくれて、ba-sanとの再会をはたした。
知らない人ばかりの間にあって、やっと友人(初対面だけど)に会えた思いで、思わず腕にすがった。
あの腕の温もり、忘れない。
ブログを読んでくださっているとおっしゃる。
友!とよばずして......。

今回、反省するところは山盛りで、省いた方がよかったこと、もっと整理して話さなければいけなかったこと、スライド操作はスタッフさんにお任せして、合図を送ったら次に...とかしてもらえばよかったとか、時間の配分の大間違い、もっともっといっぱいある。


そして、なにより会場に来てくださった方々に心から感謝。
なにか...参考になること、あったら嬉しいのですけど。
でも、勉強したのは私の方です。


帰路では名古屋で赤福餅を買うほどの余裕も。

赤福に付いていた栞を見ながら、いっぷくの夜。
ワシ、くたくただった。
自己戦いすんで日が暮れて眺めるには、ピッタリの絵。
akafuku .jpg

いなべ市民講座 パート1


tamasii.jpg

はい、昨日、いなべ市民講座でしゃべってきました。
わたしは今、脱力放心状態であります。

昨日は、超がつく早朝出発(5時よ!)して、まず名古屋に向かった。
会場に入るのは午後1時でよかったのだけれど、ちょっと多めな余裕をとっときたかったので。
いなべへは、名古屋から桑名にいって、そこからまた北勢線の電車に乗るのである。
北勢線は、1時間に2本しかでていないため、乗り継ぎがうまくできるかも不安だったし。

なにしろ、旅なれてなどまったくなく、しかも方向オンチ者の「一人旅」は難儀なことなんである。
とりあえず、新幹線で名古屋に到着し、朝ごはんを食べようと、喫茶店に入った。
注文するものは、はなっから決めているモーニングセットである。
それも「あんこ添え」でなくてはならない。
名古屋のどこの喫茶店にもあるというウワサのそれは、アタシが入った喫茶店にもあった。
ウワサに間違いはなかった!
あんトースト.JPG
空きっ腹にしみ込むように、あんトーストはおいしかった。
(これが後にとんだことに発展しようとは....)

時間調整と、最後の原稿チェックを熱心に、こ一時間ほどして過ごす。
となりの席の中年女性たちは、朝から上司のうわさ話(←良くない方の)を情熱的にしていた。
これから出社するんだろう.....どこのなんの仕事でも苦労はつきものである。
励まさるる思いすらする。

それから近鉄線に乗って、「その手は...」でその名をはせる桑名に向かう。
焼き浜.JPG
向かい合った座席。
正面に座った女性に話しかけられた。
アタシがバッグに付けてた「ba-san人形」に目をとめてくれたのだった。
「それ、手づくりですか?かわいいですね。どうなってるの?」
と、非常に興味深く見つめ指摘してくれた。
私は、余っている布やこわれて使いものにならなくなったアクセサリーでつくるってことや、ba-sanたちがモデルだということをお話した。

向かいの彼女は64才で、これから入院中のお母さん(92才)の見舞いに行くということだった。
ほぼ毎日通って、はや8年....。
ご主人の転勤生活のことなども語っていた。
日本各地、転勤で回っていたということだった。

うんうんと聞いていたら、急に、
「ご旅行ですか?どちらからみえたの?」
と問われた。
「はい、あ、いえ、まあそうです。東京の多摩からで」

彼女は、正直に自分のことを話してくれたのに、私はちょっとウソをついた。
「仕事です」
といえば良かったんだろう....が。

察するに....彼女の性格上、「どんなお仕事なさってるの?」の流れに発展するであろうことは想像にたやすかったし。
イラストを描いている者だが、しゃべりにいく...ってややこしい説明が必要だろう。
旅っちゃ旅だし、ビッグなウソでもないしと、そこらへんはうやむやのまま、電車を下りた。
しかし、見知らぬ人にba-san人形をほめてもらえて、自信がついた。
半世紀にわたる女の人生話しをうかがえて、とてもおもしろかった。
ありがとうございました。


電車.JPG
北勢線は、思いのほかかわいい電車だった!
かわいい電車にウキウキっと乗車して、ゴトゴト揺られて、目的地「楚原」に向かう。
たったの三両だけの電車だけど、車体は古いながらぴかぴかしていて、電車会社の人に愛されてんだろうなあと思わせてくれる。
中の日よけのブラインドは、紺色のギンガムチェック。
かわいいったらないっしょ。
日よけ.JPG
電車は、民家すれすれのコースをとるところもあった。
江の電並みである。
やっぱ、地域の人にも愛されてるんだろうなあ。
愛を感じながらの33分。
目的地、「楚原」駅に到着。

担当の方が、車で迎えにきてくれるまで、駅前をうろうろする。
ビン.JPG
水色の古びたビンが目にとまる。
なんともかっこいいではないか!
酒屋さんかな?と思って、正面にまわってみたら、八百屋さんだった。
かぶってみたくなる見事なバナナの大きな房がならんでいた。
本気で、買って帰ろうかと思ったほどだ。
(こらえたけどね)

ほどなく来てくださった担当の方と駅前であいさつ。
会場にむかう。
.........................
今日、ここまででお終いにします。

明日、会場でのあれこれを....。
もったいぶってるわけじゃないんだけど、まだ魂が半分ぬけてるし。
あ、パワポ、ちゃんと機能しました!
ばっちりOK!だった!


日々

お知らせ

2017年3月13日
ホホホ以外に.......

カゴ屋さん、メヌイ
http://ameblo.jp/menui-zakka/
と、ココカラ大学という名前のサイトにイラストと文章を連載させていただいてます。
https://kokokaradaigaku.com/
どっちも月に3回ほどの更新。
見てちょ〜よ!

プロフィール

本田葉子

イラストレーター。長野県出身。
ただ今多摩市在住。
お仕事のご依頼はこちら

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