今月の28日の土曜日に、三重県員弁市(いなべし)の市民講座で1時間半にわたり、しゃべることになった。
それで、90分もただしゃべり続けるのはむずかしいので、自分撮りした画像やイラストをプロジェクターをつかってスクリーンに映して見てもらいながらしゃべる....の手を思いついたのだった。
(あ、しゃべる内容は、先日出版した「おしゃれのスランプ解決ノート」の中身にもとづいたことです)
二年ほど前に、ある版画家さんの講演にいったとき、いろんな参考作品の写真や版画そのものをスクリーンに映して見せてくれた。
そのプロジェクターは、「ブツ」をかざすと、スクリーンに映し出されていたと思う。
(幻灯みたいな方法だったはず)
アタシもその方法でいこっ!と決め、本やイラストを準備していた。
ところがだ!今、そういった幻灯方式のプロジェクターはないという。
あるかもしれないけど、私が参加するとこの会場にはないということ。
パソコンにつないで...なにやら...そうそう...データー化して...お持ちください...といわれた。
ひょえ〜!とおびえまくってみたところで、日時は決まっているのである。
データー作り、やってみようじゃないの!
だけど.....いったいどうやんの?である。
パソコンに元からあった「アイフォト」という機能、主に孫の写真を見るために使っていたけど、そこに「スライドショー」という項目があった。
よく結婚式の「新郎新婦のおいたちスライドショー」として会場に映し出される、こじゃれた画面になるアレである。
これつかえば?とためしてみたらば、簡単にやれるものではないにしろ、できないこともないではないか?という曖昧ながら、できそうな予感もした。
しかし...そこはアイフォト、普通のフォトはうまいこと入るけど、いろんな大きさにしてある私のイラストははみ出たりしてちゃんと入ってくれない。
一枚々のサイズ調節作業は、想像しただけでボーとなった。
SOSを友人に出すと、
「【プレビュー】っていう機能でやれば、いろんな大きさの画像も、統一された大きさで映し出されますよ」
とアドバイスを受け、明るい未来が開けた。
「プレビュー」はちょっとつき合ったことあるヤツなので、馴染みがある。
100枚以上あるイラスト画像や、撮った写真をわりふって入れてみた。
...........そこに、商社勤務の友人が紹介してくれたニューヒーロー「パワーポイント」氏の登場である。
「プレゼンテーションならパワーポイントだよ」
と。
アタシがこうできたらな〜と思いえがいていた事のすべてを網羅している...らしかった。
息子の耳にちょっと入れたところ、
「パワポ?ぼく持ってるし。使えば?簡単だし」
と、ごくラフ〜にいう。
息子のいう「カンタン」は信じちゃいかんということは、学び済みの私だったけど、「持ってるし」の言葉に乗せられて、試しにつきあってみることにした。
ほ〜!ほ〜!ほほぉ〜!を連呼しまくった私である。
アイフォト君は、少しチャラついているけど、そこんとこがいいとこよ。
プレビュー氏は質実剛健で、すごく誠実な人っ。
パワポさんは、洗練されたところが魅力ね。
う〜ん、まよっちゃうな〜....もじもじ&クネクネ....。
って、もうふざけてる場合ではない!
刻々と28日は近づいてくる。
内容とそれに合った見せ方がポイントだ。
しっかりした原稿作りをして、ちゃんとしゃべらなくちゃ!
いなべの市民講座のご案内はこちらから見てください。
まだまだお席に余裕はたっぷりあるはずです。
http://www.city.inabe.mie.jp/pages/3601_0.html
いっぱい来てほしいような、あんまりたくさんでもなあ、それはそれでプレッシャー。
でも、もう「90分間話す」ことを決めたのだから、がんばります。
三人ともう少しつきあってみて、いちばんやさしくて思いやりのある彼を選んで、いざいなべへ。
と思ってたら、今までふれたこともない第四のオトコが登場してきた。
小柄なくせに包容力のあるUSBメモリーくん。
彼は外せないし...。
あ〜、いなべへの遥かなるこの道程。