午後7時半。
ご近所さん一家が蛍を見にいくというのでまぜてもらった。
総勢5人の一行だ。
うちから20分ほど歩いたところに、こんなスポットがあったとは!
水をはった田んぼの脇のしげみに、たくさん光っている。
なんと、アタシ、蛍を見るの初めてなんである。
ご主人がつかまえた蛍をそ〜っと手に乗せてもらう。
人差し指に乗っかっても光るのをやめない。
私はET気分である。
しばらくすると...飛んでった。
田んぼの水面に映るほのかな光。
宙を舞う光。
こんなの一人で見たら意味なく号泣してしまうやろ。
「蛍の墓」を思い出してしまうし。
蛍の光で文を読むって......そりゃ難しくない?
とも思ったことだった。
私に初めて生糀というものの存在をおしえてくれた友人(金沢出身)が、糀についてあるブログに寄稿し文章が載っています。
なんとわかりやすいいい文章!糀への愛があふれてる!
筆者は、「松井なつ代のやま」をやっています。
文章が掲載されたのは、IWJのすこやかチャンネルというサイトです。
http://iwj.co.jp/feature/sukoyaka/archives/45
ご一読に決して損はありません。
文章の途中に-----乾燥糀でつくった塩麹を友だちからもらったのがきっかけで......うんぬん-----と出てきますが、そいつぁいうまでもなくアタシだす。
先なるものは後へ、後なるものは先へという教えの通り、私は会長に続く者です。
会長と志は同じ。
これからも地道に愛好&普及にいそしみたいと改めて思ったよ。
会長よ!!よくぞあれまでまとめた!
後半の熱を帯びて、たたみかけるような語りかけに、大きい拍手を送ったよ。
日帰りで帰省してきた今日。
今回の帰省の目的のひとつに、「長野の母にひ孫を見せる」があった。
目的のひとつというより、これがいちばんの目的の帰省でもあったけれど。
姉と約束した時間より少々早めに長野に着いたので、娘と
善光寺にいて参じてみた。
表参道を孫と3人でぶらぶら歩く。
「牛に引かれて善光寺参りだね」
と言ってみたところ、娘はハテナ顔。
この昔話を知らないというので、
「昔々あるところに洗濯してたばあさんがおった。そこに牛が現れてやおらばあさんの洗濯物を角にひっかけて走り去った。ばあさんが牛を追いかけてったら、着いた先は善光寺って話よ」
と、ざっくりとストーリーを教える。
長野の子だったなら誰でも知ってるストーリーだけれど(一般常識の範囲かな?)娘は知らなかったという。
こういう昔話も聞かせておくんだった!しまった!と思う。
お休み処に牛がいたので観光気分で記念の写真を撮る。
実家の母はいろいろ不自由になり一人暮らしが困難になり、今は施設のお世話になっている。
施設にはいろんな人たちがいる。
ちょっと認知症のおばあちゃんが一人、オープンルームにいらした。
座り込んで、無表情で同じ言葉をくりかえしていた。
そこに、一歳になったうちの孫がチョコチョコ歩いてそばに寄っていったとたん、そのおばあちゃんはこの上ない笑みを浮かべて、
「赤ちゃんはかわいいわね」
といった。
その表情の変化率の大きさに、私は胸があつく、そして痛くなった。
年齢を別個あつかいより、混合がよろし...と思う。
母と姉と娘と孫で、写真を撮りあったりスイーツ三昧のおやつをしたりして別れた。
また混合で行こう!と強く思う。
牛に引かれて善光寺参り。
引いてくれるものがあるかぎり、行くべきところは誰にでもあるのだ。
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私は帰省する度に、いっつも思うことがある。
それは、
「あれ?長野に来ると、視力が急に良くなるよう」
である。
すべてがクッキリはっきり見渡せるのである。
それは、澄んだ空気のせいだと気づいてはいる。
多摩よりましてや都内より、空気の透明度はうんと高いのだ。
娘は長野に着いたとたん、
「なんかウッディーなにおいがする」
と言った。
雨上がりだったせいもあるかもしれないけれど、ほのかな木の香りと土から立ちのぼってくる清々しいにおいを私も感じた。
流行(はやり)とはなんぞや......が知りたくて検索したら、「流行についてあれこれいい合うサイト」に流れ着いた。
昔持っていて、今じゃ恥ずかしくって、というのが語らいのテーマらしかった。
まず厚底ブーツや肩パッド入りの服というのが出てきた。
続いて、ティファニーのオープンハート、Kitsonやcherのトートバッグ、アニヤのトート、プラダのリュック、ヴィトンのマルチカラー(文字のところがカラフルな色のだよね)やグラフィティ(筆文字で大きく書かれてたアレだな)エルメスのスカース、グッチのバンブー...なども名を連ねていた。
「カルティエのスリーゴールドの三連リングはバブル時代にみんな揃ってしてたよね」
のしゃらくさ発言もあった。
そこに集う人たちの年齢層はそう高くないと思われた。
そこのサイトで書かれていた「恥ずかしくってもう使えない」は個人的意見だし、うのみにするわけにはいかないけれど、挙げられたアイテムに共通してただよう【時代】もしくは【当時】のようなにおいを感じることはできる。
でもね〜、当時流行りものだったとはいえ、やっぱり気に入って手に入れたものじゃん?
ヴィトンのマルチカラーはかわいいし、エルメスのスカーフの柄はずっとイカしてね?
今持ったら笑われちゃうと恥ずかしがることはまったくないと私は思う。
大流行りした「物」がすたれていくのは宿命かもしれないが、自分がその時に感じたステキ!の感情が比例してすたれるものではない。
それにしても、挙げられていたアイテムいっこも持ってないアタシ。
流行に乗ってこなかったのか?
いやいや...興味がなかったわけじゃないけど、買おうと思うほどステキ!と感じなかったんだろうな。
白いシャツにブルーストライプのギャザースカートが初夏のアタシの流行。
私はアタシの流行でいく。
つづく
「GO GREEN MARKET」というイベントが調布でひらかれている。
詳しくはこちらで。
http://go-greenmarket.blogspot.jp/p/ggm.html
友だちグループ「女子小屋計画」もお店を出しているということだったので、今日いってきた。
会場は、京王フローラルガーデンだ。
うちからも近いし、一度いってみたかったところ。
お天気は申し分ないし、午前中からでかけた。
ガーデンの中にはお店がたくさん!それぞれの小さなテントがかわいい。
しゃれた植物の店、お菓子の店、フランスアンティーク雑貨のお店、北欧雑貨の店などがガーデンの中に点在している。
全体的におしゃれ〜な雰囲気がただよっているお店ばかりだ。
なにか出店基準に、そんな項目があるのだろうか。
自前日陰をつくり出して休む人もおしゃれ。
強いひざしの中をぐるぐる歩いていたら、くらくらしてきた。
友だちのお店はどこなのか?とマップを見てたしかめるも、ガーデン全体の形や、そもそも道がどういった仕組みになっているのかもわからない。
だってそこはガーデンだから......。
そこはガーデンだから、木々や花がたくさん!
くらくらしながらも花も楽しむ。
やっと「女子小屋」にたどりついたら友だちらが忙しそうに働いていた。
午後からワークショップをするという。
「もう申し込みで満員になってるの」
という。
準備の品々がならぶ。
楽しいだろうなあ、こんな庭の中で手芸工作するなんてと思う。
「ちょっとね、女子っていうのもなんだけどね」
とアタシと同年代の笑う友、いやいやダイジョブ!まだまだイケル!
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京王多摩川の駅にあったポスター。
「白菜」、ひじょうに興味がわく。
台北 故宮博物院の展覧会に、門外不出だった白菜が奇跡の出品とある。
門外不出の白菜!見たいではないか!
それに、東京のみ翠玉白菜6月24日〜7月7日まで限定公開!という。
どんだけすんごい白菜なのか。
こんだけ広報されるということは、きっとすごいにちがいない。
東京国立博物館へ見にいこう!と熱く思う暑い午後であった。
スーへのお見舞いメールをいっぱいいただき、本当にありがとうございました!
おかげさまで回復してきました。
今日は、さすがに腹ぺこになったとみえ、通常なら口にもしないドッグフードをペロリと食べていました。
三日間、なにも食べなかった犬とは思えない食いっぷりでした〜。
散歩の途中でする「お仕事の結果物」も良好で「形なきもの」だったのが「形状&色」ともに普通に近いところまできました。
いい仕事をしていました。
あ〜良かった!
点滴ももうしなくって良さそうだし。
「心配かけやがってコノヤローめ。ただじゃすまさないからなっ、おぼえとけよこの犬っころめが」
と、竹中直人ばりにニコニコしながらああ怒ってやりましたとも。
うちのスーさんの胃腸はとてもデリケートなのだ。
以前、娘がカレシ(現在ムコ)を初めてうちに連れてきたときは、ショックのあまりか...その晩からゲリP〜になっていたほどだ。
よくお腹をこわすので、今回もまあいつものP〜だろなとたかをくくっていたのだけれど、どーも今回は様子がおかしかった。
Pに加えて、リバース(マーライオン状態ともいう)も頻繁にし、Pはいよいよ激しい血便に。
こりゃいかんわ!と獣医に連れていった昨日であった。
二日ほど続いたPは、ウイルス性だって!
血液検査してもらったら、脱水状態になってるとかで、30分の点滴もうけた。
テーブルのような高い診察台の上に、観念顔でおとなしくおすわりしてたスーさん。
天井からつり下げられたパックから、一滴一滴ゆっくりと落ち続ける液体がうらめしい。
それでも文句も言わずに、定位置に居続けたスーさんを名犬といわずして......。
帰宅してからは、いつもの場所でグッタリとしていた。
やれやれ〜どっこいしょという雰囲気まんまんで。
そうそう、この激しいP〜&リバースを発症する犬、このあたり(多摩市鶴牧周辺)でけっこういるという。
地域限定の流行らしいと獣医さんがいっていた。
連休後から、ポツポツと増えてるんだって。
「で、ポックリって犬はいませんかね?」
と、おそるおそる伺うと、
「だいじょぶ、みんな4日から一週間ぐらいで治ってますよ」
といわれ、ホッとした。
点滴用の細い管は、まだスーに装着されたままだ。
脱水の状態の様子をみながら、再度点滴かも...と。
そのための血管確保っていうことらしい。
しっかりと前足に装着されている「異質なモン」もいやがらずに受け入れているスーさんでした。
名犬のご尊顔。
鶴牧地区のみなさん、どうも流行ってるらしいですよ!気をつけてね。ウイルス。
二日間の絶食で、ただでさえ痩せてるスーなのに見事なほどスレンダーなワンコになりました。
着るものに対して、「こりゃ派手か?」とか「地味すぎやしないか?」と考える。
派手や地味はどっちも過ぎるといただけない着こなしになるし。
黒色や白色はどちらもなじみが深い色。
迷ったとき、とりあえず黒か白をおさえておけばまあなんとかなるの、お助けカラーの代表でもある。
アタシもどっちの色も大好きだ。
白いTシャツに黒いスカートといった、じつにオーソドックスでまちがいなさそうな組み合わせ、これちょっとめには地味すぎる着こなしになってしまう。
ストイックな女教師とかあまさんを思わせたりね。
それでも便利アイテムにちがいない。
個性的(ちょっと変わったという意味で)なデザインでも、色合いが黒や白ならいいあんばいをかもし出すと思う。
今日着た黒のスカートは、前ボタンで裾のところが大胆な切り替えになっているものだ。
派手なデザイン。@ワイズ。
布がバイアス使いになってるので、腰に添うように落ちるところが気に入っているところ。
下半身にボリュームのある(尻がデカイってこと)私、腰に添うように布が落ち、裾は変形しているデザインなので目くらまし効果を期待してはいている。
白のTシャツは無印良品のメンズ物だ。
いろいろ探して、行き当たったのがこれだった。
首周りの開きがいいなと思って。
タイツとスニーカーも黒にして、全身を白黒にした。
これだけじゃやっぱりねえ、どーもねえ、地味すぎる。
友人作のビッグビーズを連ねたイエローっぽいロングネックレスと、マニュキュアのムラサキ。
モノプリの派手な黄色のナイロンバッグも持つ。
白黒ベースに色を加えていく楽しさがある。
下半身が黒々してしまったので、タイツはトレンカにはきかえて、足の甲を見せたら軽さが出た。
肌色も「いい差し色」と考えれば楽だ。
地味派手とは、着ることの心構えのようなものだと思う。
相反する言葉だけれど、それは決して反しちゃいないのだった。
混合すれば自分ブレンドのオシャレという味になるんじゃないか?と思ったりする。
耳くんとの攻防ではたいそうホネを折った私だったが、今日は朝から「腕の骨の定期検診」で病院へいく日であった。
いつものようにレントゲン写真撮影をして、その写真を見ながら先生が診断と解説をしてくれる。(←ベンケーシーを教えてあげた先生よ)
「くっつくのは遅かったですけどここ2ヶ月は順調で、ボクの思い通りにつきました。それにこんなに元通りの動きができるようになるなんて驚きです」
とうれしい言葉をいただく。
骨を修繕している三本の針金を抜く手術を、秋にしましょう...の提案もいただいたけれど、いやだな〜の思いがまずよぎる。
また二泊三日の入院、紙パンツはかされて全身麻酔やって、思いもしないようなことを口走って、しばらく傷口が痛くってさ...。
でもしかたないことである。
針金を抜いたら、それで完治ということだもの、待ち遠しく思うことにしよう。
午後はたくさん仕事をする予定だったのに、娘がくるという。
もちろんスーのライバルのおまけ付き。
うれしいが、時間はすべてささげなくてはならない。
アタシだって何度も親の世話になった身。
娘の用事のときは、進んで孫の相手をせねば!
スーさんといつも行く公園へ行く。
ヨチヨチあるいては尻もち。
孫との昼下がりの公園はのどかさがあふれる。
OBABAはベンチにねそべってただただ笑う。
夜なべに持ち越した仕事のことはいっさい忘れて。