三年ぐらい前の夏、冷房にやられたのか....歩行困難になるほど腰が痛くなったことがあった。
そのとき、いそいで買ったはらまき、あれからずっとつかっていた。
いいですね〜はらまき。また冬はありがたみがいちだんと。
この冬買ったのには、ちいさなポケットがついていた。
どらえもんのポケットのような。
ポケットにホカロンを仕込んで、背中に回している。
一日中あったか!
腰付近がホカホカだと、しあわせ〜であるよ。
娘と孫っちが来ていた今日。
スーはなんとなく落ち着きがなく、うろうろしていた。
それはいつものことだ。
慣れたとはいえ、視線がどーしてもね、ついつい若い方にいっちゃうもんでねえ。
高速ハイハイを身につけた孫っち、もう目が離せないし。
ミシンを使うために娘はやってきていたので、三人で二階の部屋にとじこもっていたのもスーは気に入らなかったらしい。
娘たちが帰ったあとも、なんとなくうろうろうろうろ....として、どことなく....不満顔である。
「寒いけど、散歩いく?」
と誘えば、すばやく玄関にいって散歩体勢をととのえたスーさんだった。
「ね〜ふたりでいくもんね〜♪」
とかなんとか話しかけながら歩く夜道。
スーさんはまるで踊るようにウキウキと歩く。
ひとまわりして帰宅すると、自分の寝床でまるまった。
映画「かもめ食堂」で、マサコさん(もたいまさこさんがやっていた役)が、みっつの指輪をはめていたのを覚えておいでか?
とがった細い楕円のとか、石のついた指輪をみっつ並べて。
それがとても素敵に見えたので、アタシもやってみたいと...ずっと思っていたのだけれど、相性のいい「みっつ」がなくて、三個付けはなかなか実現できずにいた。
友人のそのまた友人のお姉様のところから私のとこにきた指輪、なにかご縁があったのでしょうか。
黄色い透明な石がはまっている。
持っているふたつに合わせてみたら、しっくりきたのでトリオとして使用することにした。
することにしたとたん!あの怪我。
指までむくんでしまって、トリオデビューは延期になっていたが、通常の指にもどったので、やっとこ「みっつの指輪」は実現したのである。
妙なゴージャスはいやだけれど、これならまあいいかな?と思えた。
むかし結婚10周年記念品として、家人からもらった指輪を真ん中にはさんで。
明日、33回目の記念日だ。
あ〜33年も....。
これは長いのか、それとももっと積み重なるのか、神のみぞ知るであろう。
あ〜ほんとに、今月はたいへんだったな〜と、カレンダーを見ながら思った。
文化の日の振り替休日の朝から.....体験したことないことばっかの連続であった。
(例えばね...痛すぎると、涙など出ませんね。吐き気だけがするとかね)
今日、病院に行って、またレントゲンをとって、「あれから骨の具合はどうなってるか」を診てもらってきた。
針金で、しっかりと巻かれた骨の写真をまじまじと見てきた。
(太めで長いの2本、細めで短いの1本をつかって、みごとに修繕してあった)
ちゃくちゃくと、再生作業が内部でおこなわれているらく、内出血の、どす黒い黄色がかったいや〜な色も半減した。
もうギブスを取ってもいいと許しが出た。
よかった〜。やれやれである。
腕の曲げ伸ばしのリハビリに、日々精進するようにいわれた。
担当の若いドクター、
「ぼくね、ベンケーシーって初めて知りましたよ」
と、アタシの「潜在意識のうわごと」を、そりゃ嬉しそうにまたふってきた。
このお医者さんに、ベンケーシーを教えたのは私である。
と、これから自慢ネタとしたい。
駅前の通りは、キラキラのイルミネーションまっさかり。
あとひと月で、クリスマスだもんね。
ごちゃごちゃのアタシの仕事机。
片すみのエンピツ立てを見たら、こんなカラーになってた!
サンタのブローチを立てかけて、即席クリスマスコーナーにする。
ややなごむ。
2013年、もうちょっとだ、がんばろうと思う。
折れても折れないとこは強いとこ....と私は知ったんだから。
化粧品売り場の、香水コーナーにおいてある「くんくんカード」。
かおりを試しかぎする用のアレ。
アレがとても気になる私だ。
デザインに力を入れているところと、そっけない四角いカードのところもある。
ANNA SUIは力の入り方が尋常でないほどの豊富さだ。
デパートなどで見かけると、
「一枚いいですか〜?」
と、一声かけちゃあ...いただいている。
コロンや香水をシュッとひと吹きし、鼻のあたりでヘラヘラさせながら、くんくんしながら
「どうも〜〜」
と、立ち去る....いつも。
しばらくバッグの中や、手帳にはさみこんでおくと、うっすらといいかおりがつく。
そんなふうにしてたら、こんなに集まっちゃった!ごっそりと。
かおりはもうしなくなっても、捨てられないくんくんカード。
資本金0、価値も0でもね、だいじに持ってる。
これほどまでに、糀をつかい続けることになろうとは.....あのとき思っただろうか。
4年ほど前まえかな?「塩糀ブーム」ってありましたよね。
そのほんの少し前に、雑誌で「塩糀」の紹介記事を読み、その存在を初めて知った私だった。
●肉にぬっておくと、うまみを引き出す
●煮物に入れるとおいしくなる
●免疫力をアップさせる
などと、いいことがたくさん書いてあった。
雑誌に書いてあったお店に注文して買ってみた。
小さな一瓶だったので(確か...600〜800円ぐらいしたと思う)だいじにつかった。
私の第一目的は、ひとえに免疫力のアップ効果を期待してのことだった。
(アップさせたい人がいたのでね)
そのときは、正直....おいしさがわからなかったけれど、とにかく一瓶をつかいきった。
その後、お店で見かけるようになったけど、あっという間に売れ切れ状態になった。
ある友だちが、
「ボクはつくってますよ。簡単にできるしね、買ったのより数段おいしくできるから」
といっていたので、そっか〜自分ちでつくればいいんだ〜!と、さっそく糀をネットで注文した。
それは、乾燥された糀で、お米のような状態のものが届いた。
それでも、塩と水をまぜてしばらく置くと、塩糀ができあがった。
糀100gでも、たくさんの塩糀ができ上がったので、野菜や肉をつけこんだり、とにかく食卓にのぼる、ほぼすべてのおかずに塩糀をつかうようになった。
安く、そしてたくさんあると、ケチケチ&チビチビしなくてもいいから。
そこで、やっとおいしさを実感できるようになった。
調合する塩の加減も、レシピ通りじゃなく、ひかえめ、ややひかえめ、うんとひかえめ(←素早くつかい切る用)とアレンジもするようになっていった。
こんなに便利な「調味料」、友だちに教えたい!という欲望がむくむくとわき上がってくるのは当然だろう。
何人もの友人や姉にくばった。
「どうやってつかうの?」
と聞かれると、なんにでもに入れていいんだよとか、普通の塩と同じ感覚で料理につかえるよと答えた。
その後....
「どう?つかってみた?」
「うん」
「おいしかった?」
「よくわからないな」
「またあげようか?」
「まだあるから、いいよ」
という会話で、リピーターはあらわれなかったが。
が!しかし!たった一人、すごい勢いで食いついてくれた友が、たった一人だけいたのだった。
「これはすごい!おいしい!アタシも作りたい!もっとほしい!」
と。
彼女は、乾燥糀というものを知らなかったそうで、「生糀」しか見たことがなかったという金沢出身者だ。
私は、反対に「生糀」を見たことがなかった。
彼女が手をつくして(金沢のお姉さんに買ってきてもらった)入手した生糀を初めて見たときは感激しまくったものだ。
それは雪みたいに白くて、ふわふわで、さわるとすぐにいい香りが漂ってきた。
生糀でつくった塩糀は、今までのとは格段の差があった。うまさに。
うっとり。
これって、フォーリンラブ?
塩糀の友と、きゃーきゃーいい合った。
それ以来、うちの塩糀は、金沢の生糀いっぽんでいくようになった。
しか〜し.....頼ってばっかじゃ悪いしぃ....アタシだって「長野県」という、味噌どころとしちゃあ負けちゃいない県の出身者である。
帰省したおりには、友人情報を得て、数軒の味噌やをまわって、生糀を見て回り、買ってもみた。
それぞれに違った味わいでした。
糀にも個性がありました。
そして、数年にわたり糀を毎日使っているうちに、私は「違いがわかる女」になってました。
先月、友だちの個展が金沢で開かれたので、金沢に行ってきた。
(その時のことは「金沢へ」でいっぱい書きました〜)
連れて行ってもらった糀屋さん、「武久商店」、すんばらしくおいしい糀をつくっておられた。
買ってかえってすぐに仕込んだ味噌は、今、とてもいいかんじに育っている。
すでにおいしく、若々しいところを、野菜につけてはいただいている。
甘酒もすぐにつくったものだ。
お店で試飲させていただいた通りの味にできた。
おいしかったのはいうまでも....。
そして忘れられないのである。
決心した。
武久商店さんにお手紙を書こう。
ラブレターである。
おつきあいを申し込みたいと思う。
この熱い想い、うけとめていただけるだろうか。
熱すぎて、キモがられない程度の熱意でもって....。
私は糀に恋してます。
これなしでは、もう料理できないほどに。
3〜4年前、「zucca」で買った長い手袋が、今とっても便利だ。
いろいろと...カバーできるし。
物差しではかってみたら、75センチもあった。
こんなに長いの、あまり見たことないから、あのとき手に入れておいてよかったな〜と思う。
手袋は、ソックスと同様に差し色としても大いにつかえるものだ。
これから手袋の季節、楽しみがまた増える。
来週....たぶん....ギブス生活も終わりになるだろう。
うれしいなり。
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むっときた話し。
ある知り合いの女性に、
「本田さんは、お年を召されているから骨を折られたのでしょう。お年を召されると、骨も弱くなるから」
と言われ、ひじょうにむっとしたので、
「お年を召されているとそう何回もいわれると、骨に響きます」
と答えた。
45才の彼女から見たら、アタシなど老人か!?
「アハハハ〜そうですね〜」
と、余裕ぶっこいてみせられなかった私は、枯れぞこないなのかも、トホホ....とちょっと反省してみた。
ついでにもういっこ。
「髪切ったんですね!お若く見えますよ」
と4人にいわれた。(びみょう〜な心境である)
ああ、アタシって、やっぱ相当にお年召されてたんだなあ。
今度、お若く見えますよっていわれたら、
「アラ嬉しい!」
って答えよか。
たぶん、それが年相応な処世術なんだろうね。
でも、ゼッテーそれがいえないってことは、やっぱり?....トホホ〜。