朝からポカポカ。
スーさんとの散歩、今日はグッと長めである。
この散歩コースを見つけたのは、スーである。
近所に「印刷局」がある。
うちの方向から歩いていくと、高いコンクリートの塀で囲まれている広い広い一画だ。
こんだけ高い塀ってことは、重要な印刷物を専門に扱う印刷局なのであろう、それも局というからには国がらみの何かでは?と薄々怪しんでいた私だった。
一週間ほど前だったか、印刷局の壁伝いにグイグイっと、スーが私を引っぱって行こうとする。
コンクリート塀の中に入ることはできないと思っていたのだけれど、なんとなんと、囲いにちょいとした切れ目があり行き来する人が見えたのだ。
「ここ、普通の人も通っていいんですか?」
と、通行していた女子高生に聞いたところ、
「はい、誰でも」
とのこと。
恐る恐る足を踏み入れた。
塀の中の建物の表札(看板か)には、「独立行政法人国立印刷局研究所」と書いてあった。
やはり機密文書とかやってんだな....。
門番の警備員さんもけっこういるしな。
そんなこんなの中を犬連れでノンビリと通過してていいものだろうか?と思いつつもノンビリ通過し、制服の門番さんに「おはようございま〜す」と挨拶した。
文句あるならかかってこいってんでいっ!日数は浅いけどこちとら小田原市民だいっ!と、心の中で。
なぜか国立もんにはガルル〜ッてな、ファイティング気分になるのはどうしてだろう?
あにはからんや警備員さんはニコニコフレンドリーな感じで挨拶を返してくれなはったん。
ああよかったよかった。
そして広がる桜の並木道にびっくりである。
その木々の年季の入った面構えにもびっくりよ。
その齢、100年近いんじゃ?いやもっと?
塀の中は立ち入り禁止の部分もけっこうあるけれど、働く人専用のアパートが何棟も並んでいたり、野球場(小さいの)や保育園もある。
この桜が、ぱ〜〜っと咲いたらすばらしいことになるだろう。
スーに案内されたその日から、日々散歩コースとして歩いた。
さっき、ひょっとしたら小田原でも有名どころの桜並木なのでは?と思いつき検索してみたらば・・・・案の定の矢吹ジョー。
超有名スポットだった!
お花見シーズンには場内が一般開放もされ、屋台などの出店も並び、「お札サブレー」や「裁断古紙幣で作った人形」など印刷局ならでは面白グッズも売られるそうだよ。(欲しくないけど、見てみたい)
ここでは、国家の機密ものでもなんでもない、一般で広く流通する手のひらサイズの紙物を刷っているそうだ。
アナタの諭吉、それ小田原産かも!!
ちょっとだけ引っかかる疑問。
印刷局のサイトには、「桜の時期には印刷局内の庭が一般開放され....」とかなんとか書いてあった。
ってことは、いつもは解放じゃないってこと?
アタシが、犬連れの人にまったく遭遇しないのはなぜ。
ま、気にしないで明日もまた通過しよっと。
なんか言われたら、ガルル〜ッっとね・・・スーにしてもらおうか。
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今日のちょい飲みは、春キャベツの芯の部分をセイロ蒸し。
塩と七味ふりかけいただきます。
おいしくて笑うわ。
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