むらさき色のロングワイシャツにジーパンで朝から歯医者さんへいってきた。
長方形のロングシャツはどっこも締まりってものがなくぞろり一本やりだ。
歯医者さんへは電車に乗っていくので、ウエストあたりをマークするつもりで、金属のベルトを巻き付けた。
ズシリと重さのあるコンチャベルトは腰への落ち着き感がとてもいい。
これ、手に入れたのは20数年も前のことだ。
渋カジって覚えてますか?
あの流行のころがんばって海外通販で買ったものだ。
長いデニムのスカートにダンガリーシャツ、ウエスタン(←ふう)ブーツもはいていたあのころ。
あのころコンチャベルトは必需品だったのである。たしか...。
デニムスカートもウエスタンブーツももうはかないけれど、コンチャだけはつかい続けている。
「ぞろりな服」はどこか締める部分をつくると、普段着から一歩すすめると思う。
もちろん帰宅後ははずして、安堵する。
溜まりきった領収書や医療費なんかの整理やらまとめたりやら計算したりやら、数字を大量に見続けた今日。
息子のおさがりのTシャツと、ジャージのよれよれパンツで、せめてリラックスして...と思ってどこもかしこもゆるゆるスタイルで決めてみた。
あーもうド頭がバクハツしそうであった。
東京新聞で連載中のおしゃれのレシピは、イラスト&文章が増量になりました。
昨日は夕方から出かけた。
帰宅時はきっとさむくなるんだろうけど、「かごにはダウン入ってんだかんなっ!」と強気のタートル一枚だ。
6時ごろにはすでに着込んでいた。
大好きな犬の顔の絵のスカートがはける気温がうれしい。
ちょっと起毛のあるネル生地だから。
今日は同じスカートにTシャツとジップアップを重ねて散歩三昧の一日。
自分勝手な行動をとる孫っちとスーさん連れの散歩は、ほんまになんぎなこっちゃであるよ。
つかれはてて帰宅。
一昨年だったかご近所の方(お互いに顔ぐらいは見知ってはいたけれど、話したことはなかった)に、
「その犬の顔、うちの犬にそっくりだわ〜」
と話しかけられた。
私はバレリーナのあいさつのように脚を交差させてポーズを決め、スカートを広げてよ〜くお見せした。
「そういう情けなそうな顔してました」
とまじまじ見つめ、なつかしそうにしていらした。
それからは会うたびあいさつの交わし合い、だんだんとふたことみこと、から〜の立ちばなし......先週はテラスの蚤の市にまで来てくださった。
スカートの柄が、こんなつながりに発展していったのだった!
今はもうないDEPT(下北沢店)で5〜6年前に購入したものだ。
アメリカ古着で、よく見るとどうも手作りらしい。
ウエストが80センチあり、さすがの私もそこんとこはお直ししてはいている。
小さいよりはずっといい。
6時ごろ、大妻学園の文化祭の催しのひとつなのだろうか、花火がポンポンとあがっていた。
長野の冬のおっきな花火を思い出す。
真夏によく着た麻のワンピース(無印良品)はジャンパースカートして着られる季節だ。
コットンのタートルに重ねる。
夕方になると肌寒くなってくるので、こたつ掛けほどもあるショールを肩に巻いたり腰に巻き付けたりしている。
ほどよいあったかさの便利なウールのショールだ。
麻、コットン、ウールの組み合わせにすれば通年イケルと思う。
スエーデンのデザイナー、アンマリー.ニルソンさんも、麻のワンピをジャンパースカートにした素敵な着こなしをいくつかご本で紹介されていた。
「スエーデンから届いたハンドワーク リネン&ウール」(NHK出版)という本です。
午前中、孫っちといっしょに近所の公園の砂場にいったら、どまんなかに犬のウンチがそれはもうどうどうと。
なにかに挑んでいるかのような放置のされ方であった。
子どもらが素手や裸足で遊ぶ場である。
そこにああいう形で挑まれては、怒りよりも恥ずかしい気持ちでいっぱいになる。
同じく犬を飼ってる者として。
ビニール袋をとりだして、ガッパリとブツ及びその周辺の砂をつかみ取り持って帰ってきた。
ちくしょーめとココロの中でいいました。
犬畜生にじゃないよ、飼い主の人間にだよっ!
公園でふたりのじいさんが、
「台風がくると秋になりますな」
と話していた。
本格的な「秋まっさかり」なシーズンはこれからだ。
今日はいたウエストゴムのジャージのサルエルパンツは下北沢のちいちゃいちいちゃいお店で買ったものだ。
お店の人が
「若いデザイナーが数人でやってるお店なんです」
といっていた。
奇抜なデザインなものが多く、楽しく見た。
自由でおおらかな発想にウキウキさせられた。
ジャージの布に、大きな刷毛でさ〜〜っと大胆にラインをひいた柄のサルエルパンツ。
紺地に赤ライン+ブルーラインなど、カラフルなのもあったけれど、私はグレー地にグリーンとムラサキ色のラインが引かれたのを選んだ。
あのお店......もう一度いってみたいと思うけれど、なんせ私って極度のアレじゃん?アレをわずらっているもんだから、二度といける気がしない。
残念なことである。
それに、いったのはずいぶんと前だし偶然立ち寄った店だったし。
今となってはもうまぼろしのお店である。
このあいだのテラスの市で、売れ残っていたstore bag storeの小型バッグを50円で買った。(「いいものお安く」がモットーの市にウソはないっ!)
ハトメを打ってショルダーベルトをつけて、これまたポシェットにした。
犬の散歩には欠かせないバッグ。
小さな袋は、ポシェットにするとよりつかいやすいように思うがどうだろうか。
夜になると、昼間よりもっともっと寒くなってくる。
台風が季節のさかい目、真なり。
台風一過。
空はぬけるような青さだった。
お昼は友だちの家で、三人で。
10才ほど年上の、おしゃれな友だちとの会話からは、とても参考になることをうかがえる。
二人とも、若いころからブランド物をこれでもかっ!てほどに着倒してきた人たちだ。
「あの時の服の散財、ためときゃよかったよ」
のしみじみ発言に笑いあう。
「そんなことないわよ、形になるもので楽しめてよかったのよ」
「そりゃそーだ」
と、なんとなく落着。
そのあと、高い服V.S安い服について語り合う。
二人のバリバリの会話がおもしろくて聞き手にまわっていたら、
「本田さんはそこんとこどう思うのよ」
とまわってきた。
アタシは......高い服(ブランド物に代表される)はある程度、自分の自信につながるんじゃ?と思っている。
安い服(量販店の物やフリマの物)ばかりだと、どうも薄い感じになるような気がする。
「薄い」というのは、見た目のことだ。
見た目のインパクトって、どこかにじみ出る自信からくるものではないだろうか。
どうだいいもん着てんだど〜〜オリャ〜!と威張るのではないんだけど、
「私はこれこれこういうものを選んで着る者であります、はい」
と、どこかでたしかに主張はしているのだ。
今日のパンツはギャルソン(高い)で、Tシャツはユニクロ(安い)の組み合わせだった。
こういう組み合わせ、無意識だけれどよくしている。
無意識という感覚が確実にはたらいている気がする。
バッグは古着店で450円ので、スニーカーはピカピカのアディダスだし。
高いも安いも関係ないよ、ぜんぜんお金をかけないおしゃれはできるもの!
と、100パーセント言い切れない。
ブローチは友だちからもらったボタンをチェーンでつなげたもの。
手作りものをどこかに加えるのも無意識な習慣化か。
ね、おしゃれって深いよね。
昨日、テラスの蚤の市にやってきた友だちが、
「気に入って買ったんだけど大きすぎちゃったから、ホンダさん着てよ。似合うと思うよ」
といって、麻のコートをくれた!
それは......共通の友人作のものだ。
たっぷりとした布づかいのデザインで、着心地がとてもいい。
中でカラダが泳ぐよう。
ゆる〜く太めのベルトを巻いて、ローウエストのワンピースとして着たいなと思った。
さっそく本日ためしてみました。
いいかんじ〜。
テラスのオーナーの方が、履きやすそうなスニーカーを履いていらした。
それは前から気になっていたもの。
きいてみたら、中学校の上履きだということだった。
今日、うちの近所の学校制服など扱うお店できいてみたら......あった!!
うれしくなって、一足購入。
これで散歩もよりいっそう軽やか〜に歩き回れることだろう。
最近、柿がおいしくてたまらん。
むかしは、そう好きな果物でもなかったんだけれどだんだんと好きになった。
干し柿も好き。
そうだ!友だちに、柿に黒酢をかけたものをごちそうになったことがあった。
明日はそうして味わってみようと思う。
秋でんな〜。
【昨日のなに着た】
ごろごろバッグに荷物を詰め込んでテラスに向かった。
ご近所の方に、
「ご旅行ですか?いいですね」
と声をかけられた。
連休だもんね、そう思われますわな。
ノースリーブのワンピースを、ジャンパースカートとして着た。
茶色のハイネックシャツとトレンカは無印良品のもの。
べっこ(同じ年じゃない)に買ったんだけど、色がおんなじなのはさすが。
これからの季節に便利な茶色だ。
お天気にめぐまれた一日になりました。
今回もまた、たくさんの方においでいただき感謝ばかりです。
回をかさねていることもあって、おなじみさんも増えました。
テラスのご近所のおなじみさんは、開店とほぼ同時にみえる。
「いいもんお安く」がモットーの市なので、地の利を生かし、自転車に乗ってぶいぶいと良い物ハンティングされていくのだ。
また遠くから来てくださった方々も!!
途中参加の友だちは、ギャルソンやらアーツ&サイエンスなどの服を持ってきてくれた。
小柄な友だちゆえ、サイズも小さめで、服が着る人を選んでいたけど。
いろんな出会いがあり、楽しめた一日だった。
うちのむすめも手作りクラッチバッグや、スカートなど持参してえの初参加。
もちろん「1才半」は付属である。
あちこち歩き回り、細々のものをさわり、眠いといっちゃあ泣き、パンをかじり、お菓子をもらい......、1才半なりに楽しんでいたようだった。
小さな子ども連れのママの来場もあり、小さい子ども同士なりにコミュしてたのがかわいいやらおかしいやら。
のどか〜な光景だった。
というわけで、今回も盛況だったのであります!
あまりのドタバタで写真も撮れずじまい。
長野からおいでくださった方とは記念写真を撮りました〜。
本当にありがとうございました。
次回は、来年の2月か3月に開く予定です。
ご来場いただいたお客様に心から感謝いたします。
いつも気持ちよく場所を提供してくださるカフェギャラリー.テラスさんに、スペシャルサンクス!!
つかれた...といっちゃあいろんな方面に申し訳ないのですが、本気満タンでつかれちゃったので、本日はこれにて失礼。
イラストお休み。
明日載せます、「今日のなに着た」。
もう風呂入ってアイスクリーム食べて寝るっす。
10-gruppenのビニールコーティングされた布で、スエーデンに住んでる友だちが縫ってくれたポーチ。
大きな水玉と緑さかげんがとても素敵なのだ。
いつもバッグやバスケットに入れて、小物を収納していた。
あまりに好きすぎて......「これポシェットだったら散歩とか、もっともっと使えるなあ」とつい思ってしまった。
それで、マイブームになっているハトメを大胆にも、このポーチに打つことを思いたってしまったのだ。
ファスナー付きのポーチだったので、布を合わせることを避けて一枚一枚裏表にひとつずつ、合計4個の穴を開けてハトメ打ちをした。
そうしたら、ファスナー機能をそこねることもなかった。
雨の日にも持ちたかったので(犬の散歩は雨でもなんでも行くから!)持ち手は合成皮革のヒモにした。
こう加工したこと、作ってくれた友だちに、まだいってないのだ。
せっかくのポーチ、勝手に加工しちまってめんぼくねえです。
「密かなバッグの中のおしゃれ」から「出かけるお供、日の目バンバン」にしてしまいました。
今日着た長袖Tシャツはユニクロのアートプロジェクト。
MOMAがスペシャルエディションとかで、アーティストJEAN-MICHEL BASQUIATのイラストが胸にどーんと入っているのものだ。
ジャケットの下に着るのにいいなと思って買った。
でも今日は一枚で。
ベージュのパンツにグレーのTシャツ、モスグリーンの帽子。
地味目な色合いの組み合わせのとき、このバッグがよりいっそう映える!と思う。
ってことで、ひとつよろしく。
ここで報告しました。
スエーデンはもう寒いですか?
......................................
明日11日(土)は、テラスで蚤の市の日です。
どうやら、お天気は良さそうです。
お待ちしてます。