
私のba-sanたちには、毛皮のショールを巻いている人たちが何人かいる。
それは、似合うから着せているのである。
ba-sanに毛皮はとてもよくマッチするから。
.....という偏見にもちかい(?)思いから、私もけもの系のものをこの時期よく身につける。
毛皮の付けエリであったり、ショールであったりと。
おもいきって今日は、ショートコートを着てみた。
なかなかのボリュームと重さのある昔の古いコートである。
「多摩センターにクマが出た!」
と猟銃会の人の麻酔銃覚悟で着ている。
毛皮は、けっこう貫禄がではじめた年代の人が着ると、こ粋なのでは?と思う。
毛皮が持つゴージャス感が、年代に合わせて減っていくナニカを補ってくれるからだ。
しかし「ゴージャスをまとってますぜ!」なもろ出しは恥ずかしいもの。
で、バッグは軽めなバスケットにしてみた。
重×軽で、バランスがとれるのでは?とふんでいるのだけど、どうだろか。
もともと古着が好き!というのもあるけれど、けもの系のものはゼッタイにセカンドハンド物を手に入れること!と決めている。
まあねちょっとでもね、ホント気休めだけどね、新たなね、そういった殺生ごとのアレをね.....。
コレはもうず〜っと前になっちゃったものだしね、大事に着継いだ方がさぁ。
....ね?
私はスーさんにクンクンされながら、なぜかいつもアレコレ言い訳をする。

近所の小学校が投票会場。
スーと連れ立って行ってきた。
スーは校庭の木につながれて名犬の顔しておとなしく待っていた。
水飲み場のところ、クレンザーの箱が実にいいポイント。
なつかしくてかわいくて記念の一枚。
このパッケージよ、永遠なれ!となんだか願う。

冷えると腰がいたくなってくる。
夏のクーラーにやられて歩くのもやっと...にみまわれたあの日から、はらまき愛用者になった。
今日はついうっかりはらまきを忘れてしまって、出先でマフラーを腰に巻き付けていた。
けっこうあったか。
黒グレー紺色の服にチェックのマフラーがチラ見えするものなかなかか?と思った。
これはつかえそうなはらまきの手である。
小さなワッペンには安全ピンをつけてブローチにしてみた。
ダンスしてるっぽいじーさん&ばーさん。
ぼやけてるんで、もういちまい。

ハンコを押すのには、ちょっとしたこつがある。
それは押す対象の素材によって、インクを変えるといいということ。
スタンプ台には、いろいろ種類があるけれど(本当にすごい種類が!)水性と油性の二通りがあると便利。
水性のインクのスタンプ台を使う時、すべすべの紙より、画用紙とかわら半紙のような吸い込みのいい紙が合う。

こんな感じ。
ツヤ紙や、ビニールには、油性スタンプ台を使うときれいに押せるし、ちょっとこすれても消えたりしない。
発色も良くてきっぱりと出る。
マジックペンとおんなじ。
布専用のスタンプ台もあるので、ハンカチに押してオリジナルをつくっても!
手ぬぐいにスタンプしたことがありますが、洗ってもぜんぜん退色しなかった。
威力はすごい。
年賀状もスタンプでいちまいいちまい手押しハンコでつくっても楽しい。
ハンコの良さは...いろいろあるけど、なんといってもいちばんの魅力は、「かすれ」にあると思う。
かすれがニュアンスをだしまくってくれるのだ。
押し損じなどないし!
思い切ってポンと押すのが気持ちがいいし、相手にもそれがきっと伝わるものだから。
ゴムの台の上で押すとあんがいときれいに押せる。
カッター台とかね。
ハンコの絵のすみずみまでちゃんと押したいときは、あまり力を込めずに四カ所すみずみを意識して、押す。

色画用紙に押し、色エンピツでほんのちょっと付け加えると、手間のわりには出来上がりの満足感が大きい。
雪だるまにおそろいのベレー帽をかぶせたりして遊べる。

ハンコはゴムだから、しまうときはインクをいらない紙にすっかり吸い取らせてからしまう。
インクがゴムにつまったりして劣化しちゃうから。
以前に....洗うといいと聞いたけど、私はやったことはないです。
ティッシュでふくと、けばけばがハンコ面につくのでNGです。
ハンコ台が乾いてしまったり、インクが無くなったら台を捨てずに。
差し替えられるものもありました。たくさんつかうときは経済的ですし。
画像のスタンプは全部水性インクをつかいました。
100円ショップで買いました。
文房具店には、キラキラの入ったのや、やさしい色味のスタンプ台がたくさん売ってる。
うんと小さいのは150円ぐらいから。
熱を加えるとプックリふくらむインクとか、粉とか...。
スタンプの世界は間口がひろくて、そして奥がふか〜〜いものらしいです。
入ったら最後、魅力にとりつかれて出て来れない人もいるようです。
ほどほどで楽しもうっと!

夜なべ仕事でハンコの仕分け作業中。
これは楽しい仕分け。
ちゃんと明日の午前中にはお店にならべられそうだ。
よかった。

着せ替えはんこセットを作ったのはかれこれ...8年ほど前のことだった。
展覧会をするタイミングで、作った。
そのとき買ってくれた友だちやお客さまに、時々、ほんの時々「もうアレないですか?」と聞かれていた。
完売していたので、おことわりするしかなく今日まで。
最近になって、ご近所の方にまた問われたので、ちょっとだけ再版してみようかな〜と決心。
注文先のハンコ屋さんを思い出すところから始めなければならなくて、友だちにきいたりして、やっと思い出す。
メールでお願いしたところ、8年前の「版」が奇跡的にまだ残っていたということでわりとスムーズに再版の道は開けたのであった。
本当に感謝である。
もし版が残っていなかったら、絵を描きおこすところからはじめなければならないとこだったし。
人形一体、洋服4着(冬のオーバー、夏のワンピ、ショートパンツとシャツ、プリーツスカートとシャツ、)と帽子二個(ハットとベレー)のはんこ7つのセットである。
今回はブリキの缶に入れて販売しようと思います。(¥1900)
木曜日の午前中から販売開始します。
.....と今日は予告編。

むか〜しみた映画、「恋人たちの予感」にもみの木を引きずりながら運ぶシーンがあった。
えんしょっえんしょっと運ぶのだ。
とても印象に残った。
多摩センター駅前には、大きなツリーが毎年登場する。
それはトラックに乗ってやってくる。
運び下ろす瞬間はなかなかお目にかかれない...と思うのだけれど、私は二年連続で、立ち会っている。
二回ともそれは偶然に!
クレーンを使ってトラックから下ろし、地面に固定するのだ。
見るたびに、もみの木の運搬方法は引きずりながらが正しいんじゃないか?と思うのだった。

ヘーイ君は進歩しないまま今まで。
存在もわすれてしまった....。
思い出しつつ。