
なんと4年ぶりのパーマかけをしてきた。
昨年、急に手が不自由になった「アレ」をきっかけにバッサリとカットしてから、美容院に行ってなかったのだ。
「強めのソバージュで。結ぶのが前提なので、結んだときにかっこよくなる形にしてください」
とのざっくりしたオーダーである。
あまりかわりばえのしないスタイル維持だけどね。
今日は、友人が縫ってくれたノースリーブのワンピースに、ローゲージサマーセーター(ユニクロ@バーゲン)を重ねて着た。
「今日のなに着た」というカテゴリーをHPに立てた。
しばらく続けるつもりだ。
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お知らせ〜。
●東京新聞の連載「おしゃれのレシピ」は、掲載日が変わりました。
今までは隔週で、月曜日に載っていたけれど、10月からは第2土曜日だけに。
面積は拡大。(今度のは10月11日が掲載日)
イラストの色付け方も変えました。
うまくいくかな〜っとちょいドキドキしているところです。
●名古屋の名鉄デパートで、またトークショーのようなことをします。
11月12日。
内容とか時間とか詳しいことはまた近づいたら書きます。
こちらもドキドキ。
●孫っちが、「バアバア」と私に向かっていいました。
あたしゃ「はいっ!バアバアですよ〜」と答えました。

トップページの絵を入れ替えました。
トップの絵を更新しても、携帯電話の画面では変わってないようです。
アタシの方が「スマホ対応」とかになっていないからです。
どうにかできるものなら、いつかどうにかしたいなーと。

つやつやしたピーマンを網焼き。
おしょうゆをたらしていただく。
たまらないおいしさ〜。

ピーマンの種もおいしいので、きれいに取り除いたりしないで種も食べる。
ほろ苦さと、微妙な甘さがたまりませんねっ。
気がついたら、4個ものピーマン氏を食べていた!
日本酒とも合います。
ピーマンは中が空洞ってところがミソだ。
器の役割もはたすえらいヤツ。
ふたつに切ってミンチを詰め、フライパンでジュージューと焼く。
ハンバーグとはまたひと味ちがった旨さ。
中身のない人のことを、「あいつはピーマンだ」などといったりするけれど、ピーマンに失敬である。
艶、色気、深みのある味わいを兼ね備えたピーマンなんだからして。
今年の春、
「これから...お願いしてもいいかしら」
と、おずおずきりだした義母。
「うんいいよ〜」
と引き受けた。
内心、そろそろだなと思っていたので返事は軽やかに。
お願いとは、ホンダの墓と義母の実家の墓のふたつのことである。
もう90才近い義母、すでに足腰はおぼつかなく、乗り換えの数個ある電車&バスでの移動は困難になってきたのだった。
それで、「ふたつの墓のこと」をたのまれたのだ。
お施餓鬼とかお寺行事とか、命日のおまいりとかね、私と「あちら方面の方々」とのおつきあいが本格的に始まった。
今日も今日とてトテチテタッタ〜っと、三河島と高田馬場のお寺をめぐる。
法要も参加して、配られたプリントを音読する。
おん かーかーかび さんまえい そわか...とな。
義母の「お願いね、あさって」「頼むね、あした」「今日はよろしくね」の三日前からのカウントダウン。
よほど心配なのであろう。
ず〜っと大事なことだったんだろうなあと思わずにはいられない。
うん、いいよと引き受けたからには、唱えずにはおれない。
二カ所めぐると一日仕事となるけれど、終えるとほっとする。
このほっとする気分を味わいたくて、義母はずっとお墓関係を続けていたのかもしれないと思った。
まだまだ信心がたりない嫁は、三河島にいくからにはついでに日暮里の布地問屋をのぞいてこようか...、はたまた新宿のオカダヤに寄ってこようかなと、お楽しみをまぜるのを忘れない。
今日は、雨の日用のバッグをつくりたかったので、ラミネート加工の布地目当てでさがしてみた。
短時間で、なれない日暮里をうろうろする自信がなかったので、帰り際にオカダヤに寄る。
ハギレコーナーに、ちょうどいいサイズのものがあったので、それをチョイス。
値段も安価だったし。
おおきなハトメを打って、ショルダーのベルトを付けるつもりだ。

人間、産まれてくるときは手ぶら。
死ぬときも手ぶらで去るんだから、生きてる間しか持てないよバッグは。
バッグ、とっかえひっかえしてこれからも元気にお墓まわりしていこう!と思う。

カラーで描いた絵が、色々な事情でモノクロで使われるときがある。
そのとき色がもや〜っとした感じに時々なっていた。
それって仕方のないことなんだろうなあと思っていたけど。
伝えたいと思うことが、モノクロになることで伝わりずらくなったことも。
友だちに、色の変換をしても「意図すること」をなくさないで、あたかも最初っからモノクロで描いたように伝える方法をおしえてもらった。
知らんかったことがわかったとき、ココロがにっ♪とする。
私はめんどくさかったわけじゃない。
できることを知らんかった。
でも、ひょっとしたら......な〜んか方法があるんじゃないのかな〜?と、うすうすは思ってたけど。
(やっぱりどこかでめんどうくさがってたのかもなあ)
こうしたいな。
こんなこといいな、できたらいいな♪
なんて思うことは日常生活の中でいっぱいあるけど〜♪

知ることの面白さ。
アホで怠慢なこの脳みそが、きたえられるもんなら...もう少しきたえてやりたい。
学生のころからの友だちと、たまにはお昼でも...と、井の頭公園で待ち合わせる。
平日の公園は、のんびりムードが3割増だ。
池が見渡せるベンチにすわってお弁当を食べ、友人持参の甘酒を飲んだ。
白鳥の形のボートに乗った男の子が手をふっている。
こぎこぎしてるおじいちゃんが、笑顔でみている。
気持ちのいい風がふいてくる。
ベンチの私たちは近況報告をしあう。
われわれの年代では、身内の者のだれかかかれかは病気、あるいは死にそうな状況下にあるものだ。
交わし合う「みんな元気?」の言の葉には、「みんなまだ生きてる?」の意味が含まれてる。
けっこう険しく厳しい話は、青空ベンチでもぐもぐしながらがふさわしいように思った。
友だちは、死にそうな老犬が家で待っているので、短時間で切り上げて帰宅。
秋空の下。
18才だった私たちは、いつのまにか共に白髪の生える少女になっていた。
夏に友だちに縫製をお願いしておいたバッグ。
ハトメを打ったりして...、やっと販売できるようになりました。
森のバッグと鹿のバッグがあります。
色んなタイミングがあって、(家をあけるとかさ)やっとこ今日からの販売です。
よろしくね〜。
けっこうかわいいんです。
鹿模様と思っていたけど、今急に自信なくなった!
あれはトナカイなのか?はたまた別の動物かもです。


木曜日前日入院、金曜日切り開き、土曜日退院。
のスケジュール、あ〜きっちりとこなしてきました。
しかし、病院ってアレだね、すごいね、いろいろ。
小さな売店では、ほかほか焼きたてパン売ってるし。
あんこデニッシュなんかさ、白玉までのっかっていてとろける旨さ。
チーズスティックなんかさ、サクサクですよ。
病室は6人ゲストの大部屋であった。
私は真ん中ベッドで、両脇は濃ゆい個性の婦人にかためられた。
右側から「なんみょうほうれんげえきょうなんみょうほうれんげえきょう...」との連呼と、左側からは「ごはんはまだかしら?明日退院なの。ごはんは?」のリフレインも。
BGMのバリエーションもゆたかだった。
むくみ防止に配布された白ハイソックスもかわいいし。

そんな二泊三日の旅も終え、昨日無事帰宅した。
私の左腕は、劇的な変化を見せた!
「見せた」といっても、見てもわかってはもらえないけど。
ずっと続いていた重苦しいズッシリとした...痛いともつかない...いわば...「妙ないやな感じ」がきれいに消え去ったのである。
私の左腕の内部では、昨日こんな会話がなされていた。
骨のお父さん 「ああやっと出て行ってくれたな。アイツら長いこと居座っていたけど」
肉のお母さん 「アナタ、そんなこといっちゃいけませんよ。今までアナタをささえてくださってた恩人じゃありませんか」
小骨の娘 「でも、あの人たちがいるといつも監視されるみたいで落ち着かなかったわよね」
小骨の息子 「いっつもえらそうにしてたよな。いちいち言うことに釘さしてきやがった。ちょっと深夜にコンビニ行こうと思っても、冷ややかな目してて、ウザッ。よそ者のくせに」
肉のお母さん 「みんなっ!なに言ってるのっ!あの方たちのおかげで今日があるってこと、わすれちゃダメじゃないの。でも......本当に今日からやっと水入らずの生活にもどれて、ひと安心ね。あ〜ホントにホントに出てってくれてせいせいしたわ〜」
一同 「ハハハハ〜ハハハ〜」
と久々におとずれた一家団らんの幸せに満ちた笑いにつつまれたのであった。
アイツらとは、3本のピカピカの金属の杭である。
直径2ミリ(けっこう太いの)長さ7センチの「7」の形ものが2本深々と骨に打ち込まれていたのである。
それをまとめるように、じゃっかん細めの針金が巻かれていた。
昨日まで。
そりゃ、左腕一家も苦労なことであったと思う。
ご一家のそのご苦労が、ズッシリとした痛さともつかない妙な感じとなって、オーナーたる私に終始伝えられていたのだね。
今までたいへんなご苦労をおかけしましたと、厚く御礼もうしあげたい。
しかし、抜かれた杭たちにだって言い分はあるはずだ。
金属杭リーダーA 「みんなよく耐えたな。仕事は終わったぞ」
金属杭B 「オレたちの仲間は、NASAなんていうところへ就職して、宇宙へ派遣されたものもいるってウワサですよ」
金属C 「スカイツリーにいった仲間もいるぞ。オレらだって、でるとこにでてたら、脚光をあびれたんだ。それがあんな暗いとこに打ち込まれて...。用が済めば済んだらでお払い箱って。なんか辛くないっすか?」
金属B 「骨や肉たちの冷たい態度が忘れられないですよ。異物混入よばわりされたじゃないですか」
金属杭リーダー 「そんなこと言うなよ。お母さんはいつも優しくしてくれたじゃないか。息子がグレそうで骨肉の争いに発展しないかとヒヤヒヤしたけど。これからうまくやっていけるといんだがなあ。とにかく、我々の任務は完了した。みんな!よくやった!」
なんつて、こっちはこっちで労をねぎらい合っていたんでは?
こちらのご一行にも、心から御礼を、オーナーから。
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さて、手術でのいちばん気がかりだった「麻酔中になにをしゃべったのか」の件。
前回の麻酔ではベンケーシーについて、熱く語っていたと後日先生から教えてもらったが、今回は特に先生から報告はなかった。
しかし看護婦さん(←親しくなった)から意外なチクリが。
「ホンダさん、花岡さんの奥さんにものすごく感謝してるんですってね」
病室のベッドに戻ってから、寝言で
「花岡さんちの奥さんって本当にえらい。青洲よりえらい。奥さんがえらかった。えらいのは奥さん」
とくり返しブツブツいってたそうな。
まあまあ、その程度のうわ言ですんで、まあよかったです。

落ち気味なモチベーションをアップすべく手芸店へ。
予想どおり、2ミリ3ミリの金属輪っか、ふわふわの絹のリボンテープ、細かなチェーンなど見て気分はHighになる。
新宿(前に行った)と浅草橋(今日行ったとこ)の「貴和製作所」はアクセサリー部品の手芸用品店だ。
両方とも店員さんがおしゃれでかわいい!キュートなんである。
それに、親切の度合いがとてもいい。
案内もフットワーク軽やかに、聞きたいことにもニコやかアンサー。
1メートル90円のヒモとか20個100円のUカンなどほしいものは安価なもんばっかだけれど、適切なアドバイスもくれる。
きっと、手芸大好きな人たちなんだろうなあ......。
気持ちのいい買い物ができてよかった!
さ〜ていよいよである。
てやんでい、なーんのことたあない。
スッと切ってススッと抜いて、チクチクっと縫ってもらうだけだ。
アタシはぐーぐー寝ていればいいのである。
かんたんかんたんたんたんた〜んとくらあ、こんちくしょうめ。
うきうきと買ってきたこまごまを机の上に並べる。
退院後の準備はととのったのである。

晴天!
絵に描いたような晴れっぷりだ。
新しい洗濯機は昨日届いたし、朝から思う存分洗濯気分を炸裂させてやったり。
夏の間ははかなかったパンツももうストレスなくはける。
カーキのチノパンと黒Tシャツ、好きな組み合わせだけれど、ちょっと地味。
友人が「ホンダさんにピッタリと思って...」とプレゼントしてくれたネックレス、こういう時こそのもんではないか!と取り出す。
プラスティックのビーッグチェーンだ。
シンプルすぎる服装に、効き目のあるパンチをくりだしてくれる。

明後日からの入院、たったの二泊三日だけど家のゴミの整理や掃除、スーのご飯のストックなどやっておきたいことはいっぱい。
もりもり済ませたら、三食昼寝つき、麻酔つきのバカンスよ〜。