
Mr.モンクほどではないけれど....身につけるものにけっこうこだわりをもつ家人に編んだぼうし。
やっぱりこれも、減らし目なしで、ただただ平に編みすすめて、サイドをかがって仕上げたものだ。
なので、よ〜く見るとつなぎ目がある。(画像では写ってないよ)
四本棒編みにしたら、つなぎ目はなくなるんだろうけど....。
こんど、自分のを編むときは、そうしよっと。
てっぺんのボンボン、まあるくするのはすごく大変だ。
おおざっぱに丸くしておいて、
「仕上げのカットは自分でやって。大きさの調節しながら」
と、放棄したら、こだわってこだわってこだわって、細かくチョキチョキをやっていた。
まんまるだ!
なにか文句(というか、不満な点を指摘)されるかと思ったがそうでもなかったから、気に入ったのだろうと理解。
.....していたら、
「白だと、カジュアルにしかかぶれないから、チャコールグレーで編んで」
ときた。
セーターなど注文しないところ、さすがアタシの技量を知ってのことだろう。
水曜日に、長野に日帰り帰省した。
長野駅あたりの雪の積もり方は、アタシの住んでいる多摩市とほぼおなじだった。
通行に不便のないよう...道路の両側に雪が積み上げられている。
一見、おんなじような風景だなあと思って、お足元に注意しながら歩き出したとたん、風景のちがいに気づく。
それは、「つらら」だ。
日陰の軒先には、太いのが。
小さいつららからは、冷たそうなしずくがたれている。
寒風で、斜め状態になったつららもたくさん!
やっぱりねえ、寒さの深さが違うのだった。
母のことなど話しながら姉とお好み焼きでランチ。
お互い、元気でやっていこうと話す。
こちら、寒い々といいながらも、公園の桜のつぼみはやや...ほんのすこ〜しプックリしはじめてきた。
あとちょっとあとちょっとで春がくる。

フィッシャーマンセーターを編むようなわりと太い毛糸で、幅広のヘアバンドを編んだ。
どんどん編めるって、気持ちいいもんだ。
あっちゅうまにでき上がった。
ぼうしのように見えるけれど、てっぺん丸だしである。
冷たい風の中を歩くとき、耳が隠せるって本当にありがたい。
スーのと、家人のと、孫のと、自分用にみっつ....合計6こも編んだ〜。
最後に、いちばん気に入ったのがつくれた!
カーディガンは母作である。
小技がウザイほどききまくっている。
今編んでるのは、オーバースカートだ。
またまた腹巻きを長〜くした形。
スカートの上からはこうと思ってね。
腰をぬくめる用に一枚。
技ナシだけど、これは今までのうちでは大物。
アタシってどこまでいっても、簡単手芸の域をでられない。
..............................................
先日会った友だちと、
「朝からずっとラーメンを食べたい食べたいと思ってて、胃もラーメンを待ち受ける体勢に入ってるのに、急にオムライスを出されたらどうする?」
といった仮定話しをした。
じゃっかんの残念感はあるものの、オムライスもいいよなあ....。
ケチャップで「GO!UK」とか書いて。

中細毛糸で、こまこまこまこま。
肌ストレスのない毛糸を選んで、孫にぼうしを。
早くかぶらせてみたいものだ....と、OBBな気分を存分に味わって編み終えた。
四日がかりさ。

昨日から明け方まで降り続いた雪は、50センチ以上に。
長い長いながぐつをはいていても、くつの中に雪が入ってしまう。
午前中、息子に家の前からスーパー(サントク)に続く道をつくってもらう。
ご近所の方々もせっせと家の前や、自家用車の掘り出し作業をしている...。
そんな中で!さすがだすぅ〜、20代男子のパワーはぐんを抜く。
汗だくになりつつ、わっしわっしとラッセル車のごとく進む息子をみて、ほくそえむワシ。
お一人住まいの奥さんの家もついでって風情でナニゲにやっつけてくれ、ぼっちゃん、カブを上げる。
地図には載らんが、一本道ができた。
作業後、開通したばかりの「サントク街道」を通ってジュースやらポテチを買いに行っていた。
ここ多摩地区は東京都とではありながら、都内とはいっせんをかくしておる。
積もり方が違うもの。
よくニュースで、「東京での降雪は.....」といって、新宿の南口付近の風景が映し出されるが、あんなものじゃないのである。
今、バスは運休している。
宅配便もお休みのもよう。
家の前の道路には、わだちのひとつもない。
昨日届いた「生糀」でたっぷりの甘酒づくりにいそしむ今日。
冷凍保存用にも....と、何回もしこむ。
甘酒のかきまぜ時を待ちながら、ストーブの前で編みもの。

ゴム編みで、たいらに編み進め、サイドをとじたら小さな腹まきができあがる。
首に装着してネックウォーマー。
頭に装着で、幅広のヘアバンド風の帽子になる。
つくったものには愛着もわく。
スーさんの首巻きと、私のネックウォーマーの目数は同じだ。
身につける人が変わると、違うものに見える.....。
二人、首ぬくくして寒風の中散歩に出かけるのであった。

どーです、スーさんイカしてましょ?

呼べばふり向く。

雪道を歩く嬉しさを顔の表情からよみとるのはなかなか....ですが、これ、とっても嬉しい顔なのです。
素足のくせに首にはマフラーって、ねえスーさんよ。

夜な夜な編みもの。
おもて編みとうら編みしかできないので、ひとめゴム編みやふためゴム編みなどで、幅広のヘアバンドを編んでいる。
ずずずずっと、平に20センチ〜25センチほど編みすすめて、最後に伏せ目。
脇をかがるだけだ。
小型の腹巻き状態のひとつができ上がる。
今、白毛糸編んでいるのをふくめて、四つめである。
ひとつは、スーの首まきにしてやった。
とても似合うんです!(画像は明日〜....)
ごく幅広のヘアバンドは、一見帽子のように見えるものだ。
一束にまとめた髪の毛がてっぺんから出るので、かぶり心地がいい。
寒い日は、耳も収めるとぬくぬくだ。
オリンピックのジャンプの選手が、台の頂上で編みものをしてるとこがテレビに映っておもしろかった。
近所の手芸屋さんでは、「ニットカフェ」と称して編みものを教えてくれる。
500円でコーヒー付きである。
残糸も格安でわけてくださるので、時々でかけていっては教えていただいたり、でき上がったものを見せにいったり....。
まっすぐ編みだけじゃなくて、もう少し「小技」などつかったものも編みたいと野望もむくむく。
やらなければいけない家事や仕事からちょっと逃避したい気分のとき、編みものはすごくいい。
5段編んだら、仕事にもどる...とかさ。
ジャンプの選手は、超のつく緊張から逃避するために編んでいたのかなあ。
なんだか心あったまる光景だった。

夜更け、雪のせいだろう、いつもよりし〜んの深さが重厚だ。
沸き立てのお湯で、ウイスキー入りの紅茶をいれる。
そして「モンク」ターイム!に。
シーズン3に入って、なんの前触れもなく、アシスタントが変わってしまった。
シャローナは再婚して、引っ越してしまったのだ。
ああ残念。とっても残念。
シャローナと人のいい副警部補、ちょうちょうはっしやりあいながらも、いい感じの♡な雰囲気も出しつつ、突然の引退である。
新しいアシスタント「ナタリー」も子持ちの独身女性である。
新米だから、まだモンクとぎくしゃくしたところはあるにしろ、シャローナと同様にひじょうに勝ち気でありながら、繊細な部分もある人。
これからきっとモンクのいい相棒になっていくのだろう。(と期待まんまん)
モンクは生まれながらの、強迫症というのだろうか....こだわりの強い性格らしい。
潔癖性の最強のやつ。
最愛の妻を亡くしてから、それにターボがかかったようだ。
普通に生活したい、でもできない...とイライラのジレンマ。
あるとき、どうしようもなくおちこんでしまい、医者からハイになる薬を処方される。
ドラマだから、そのハイっぷりがコミカルに描かれているものの、わびしさがただよう。
「ぶっ飛びモンク」という回がそれである。
ぶっ飛んではいるところはあるにしろ、普通の生活ができるモンクが初めて登場したわけである。(レストランで食事、車の運転とか)
が、しかしなんと魅力のない男になってしまうことか!
モンクの魅力は、異常な潔癖なところと、自己中、そしてめんどくさいまでのこだわりに集約されるのだからね〜。
途中、警官復帰の希望はなくなったんだなとみていたが、まだその意欲は消えていなかった。
「復職」を餌にされて、アブナイ仕事をさせられることもあったし。
...............................................
駅前TSUTAYAで、私と後先になりつつ楽しんでいた「モンク同胞さん」は、ものすごいスパートをかけたらしく、すでに最終シリーズに入っていた。
あと二枚で終わりのもよう。
なんとなく、こちらも残念。
まぼろしの相棒だったのにな〜。

明け方から降りはじめた雪は、夕方になってもいっこうにやむ気配をみせない。
それどころか、よりいっそうチカラをこめて降り続いている。
雨でも雪でも散歩は欠かせない犬っころ。
深々と積もった雪の道をわしわしと歩く。
30センチは積もってるだろうな。
スーさんは歩きにくそうな素振りは見せるものの、喜びが圧勝しているようで、転げ回って遊んでいる。
アタシもいっしょになって、走ったりしたいところだけれど、アレなもので....万一転んでまたアレすると....と思うと、注意深く歩くのが精一杯だ。