皮、モヘヤ、ウール...。
冬の素材で身をかためたとき、異素材をどこかにつかうと変化がついて楽しくなる。
つるつるとフワフワとかの組み合わせとか。
あたたかい素材と冷たい素材も。
和服用だったのだろう(内側の布が和布だったから)、古いビーズバッグを持ってみた。
年末に、少し大掃除っぽいことを、世にならってする。
「小さな大掃除」ってところだ。
ひごろ、熱心に掃除するタイプではないので、けっこう汚れは蓄積されているので、用途に応じた洗剤など駆使して、わしわしとこすったりみがいたりしていたが、今回、年末の掃除にあたっては、洗剤は極力つかわないようにと努めた。
環境その他をふかく考慮して....のことではなくて、「汚れ」について、ちょっと思うところがあったのだ。
「汚れ」って、そんなに悪いものなのか?オイ。
全身全霊をこめて、そしてケミカルな洗剤をつかってまでやっつける意味ってなに?オイ。
と思ってしまったのである。
(そう考えた発端は、「糀」&「菌」にあるのだけど。その件は、またおいおい....)
水回りの汚れは、「けしごむ」と心の中でよんでいる「メラミンスポンジ」でこすり消した。
真っ白い不思議なスポンジのアレである。
金属部分をこすると、おどろくほどのピカピカを生み出すアレ。
アレはすごいね。
台所の壁や床もアレで掃除した。
アレは、偉いヤツだが、わりとへたれるのも早い。
励ましながらつかった。
熱湯が洗剤のかわりになるってこともわかった。
レンジフードは、あつあつのお湯をふくませた雑巾で、すばやくこするとけっこうきれいになるものだ。
「じゅうそう」を磨き粉のかわりに雑巾につけると、よりきれいになる。
100円の一袋で充分にあちこちをみがくことができた。
冷蔵庫の中をふくのもじゅうそうなら安心だった。
「汚れ」...そう悪いもんじゃないと思う。
家にこびりついた汚れは生活の足跡のじゃん。
生きてる証じゃん。
やや取れる程度の落とし方でいいのではあるまいか?
こびりついてるものを、落とす必要を感じない。
おそれることなく宣言する。
私は汚れが好きだ!
汚れと共存してこうとさえ思う。
12月31日!
赤バッグが郵便受けに!
友だちが縫ってくれたのだ!
ちょい早のお年玉をいただいた気持ちだ。(それも40年ぶりっくらいの〜)
さむい季節になると、どうしてもダークな色合いの服装になってしまう。
マフラーや手袋、靴下などの小物で、ぱっとした色を足していきたいと心がけているけれど、もうちょい「面積」を大きくしめるナニカがほしいところだ。
ぜひ、赤いバッグを手にいれたいもんだ...とずっと思っていたけれど、気に入った赤色のバッグはそうそう見つかるものではなかった。
文字が入っていたり、大きさが気分じゃなかったりと。
頭の中ではっきりとイメージがあればあるほど、ジャストなものなど売ってない。
「腕の不自由なアナタに、縫ってさしあげましょうぞ」
と、親切な提案をくれたM子さん。
私は、ベッタリと甘えさしていただきました。
わりとざっくりな注文でも、しっかり思いをくみとってくださった。
面積が大きめの赤が入ると...この通り...全体の印象が一変する。
左右50センチ、天地48センチ。
底の部分は二重になっているのがありがたい。
そーです、私はこんな「シンプル赤布バッグ」がほしかったんです!
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初詣は、深大寺へ。
大黒さまと恵比寿さまの前で記念写真を。
30日から滞在の娘家族。
大掃除やら、買い出しやら、片付けやら...私の片腕となってくれた。
しかし、自由人な孫っち(8ヶ月)は、四つ足でずいずいとどこまでも突き進んで行く。
ひとまず...ダンボール箱に入っててもらう。
わりと気に入ったようでよかった。
スーさんとの仲も、すこしずつだけど、近づいていくように見受けられた。
四つ足歩行同士で、顔の位置もひじょうに近い。
まだひとまわりほど、体格ではスーの方が大きい。
ちょっとおもんぱかってみると....アタシVSロバ=孫っちVSスーさんという大きさの対比となるだろう。
いつも家の中をロバが行き来してるように見えてるってこと?
スーは、傍若無人な小さなこの人のことをライバルと思っているんだろうか?
まあまあね、うちはそんなこんなで和やかなお正月やってます。
「ホホホの本田」を読んでいてくださるみなさま、ありがとうございました!
いつもホホホに来てくださって、本当に感謝しています。
今年はいろいろありました...初めて体験したことや、楽しいこと、また痛いことやガッカリなことも。
それでもなんとか生き延びております。
来年もそこはかとなく、いければいいなあと思っています。
な〜んか世の中、やな感じなことがいっぱいで、目をそむけたくなるよなことがごまんとあります。
しかし、目、そむけることなく、ちゃんと見ないとなあと思います。
いろいろと、個人的に反省などし、来年にそなえたい。
どうか来年、いいことが、ひとつかふたつありますように。
そして、アタシに乗り越えられる程度の山なら、いくつでもどんと来い!です。
体力や気力は、いくぶん目減り方向にむかうやもしれないけど...受けてたちましょうぞ。
また来年もきっと相変わらずの「ホホホ」ですが、よろしくお願いいたします。
我が愛犬、8才になるスーさんも引き続き、よろしく!
孫っちが生まれてから撮った写真を、アタシはこつこつと、そりゃあこつこつとアイフォトのアルバムにためていた。
画像、すでに200枚はくだらなかったはずだ...。
0〜3ヶ月、4〜6ヶ月、7〜9ヶ月と小分けしたりして、シャレたスライドショーもつくっては悦に入っては眺めていた。
ところどころに、イラスト合成写真もはさむ...という念の入れよう。
ひとりニヤニヤしながら、愉しむ夜もあった。
どれほどあのスライドショーになぐさめられていたことだろう。
一枚々の画像表示の秒数も変えたり、BGMも入れたり。
アタシにできそうな技、すべてつぎこんで作成していた。
それを、なんと、一瞬にして失うことになろうとは!
いま思えば、それは、ほんの出来心だった。
「パソコンが重たくなったみたいだからぁ〜、ちょっと画像なんか整理しっちゃおっかな〜」
と。
で、へんなところを削除にしちまったアタシ。
え!?と思った瞬間、失われていた。
ばかばかばかばか〜〜!!自分のばか〜!
と、床をころげまわったが、失われた画像はもどってこなかった。
まずは落ち着こう、現実を把握しようと、空白になったスライドショーをながめながらコーヒーを飲んだ。
タイムマシーン機能ってつかったことなかったけど、それ発動すればなんとかなるんでは?と思いつく。
失われた時を求めて、である。
発動してみたら、タイムマシーンってば....8月にスイッチが切られたままだった。
なんということだろう、なんということを8月にしたのか、ワシ。
ばかばかばばばばばばかぁ〜!
落ち着こう、落ち着こうと、二杯目のコーヒーをいれる。
ゴミ箱に入ってるんじゃないかな?とゴミ箱をあさりにかかる。
とんでもない分量があるゴミ箱、それでも何枚かの画像は残っており、拾いに拾いまくった。
携帯電話に画像が残っていたのは幸いだったが、徹夜作業になったのは、いうまでもない。
息子に報告すると、
「そういう【やっちまったミス】は、誰しも経験することだよ」
と、私の心の肩をポンポンとたたいて去っていった。
新たに熱心につくり直しているスライドショーは、くやしいからさ、前のよりバージョンアップさせようと思う。
「うごく孫遍」として、ムービーばっか集めた一本もつくろうかな。
「ベストショット集」もな!
それがなんになるのか?といえば...、アタシの密かな愉しみ以外に使い道は、今のところないのだが....。