古着で買った赤いコート。
4年前に手に入れていたのだけれど、だんぜん頻繁に着るようになったのは最近のことだ。
白髪染めをやめてはや半年......、ホワイトエリアとグレーゾーンもしゅくしゅくと広がってきている。
そいつが影響しているんだと思う。
赤と黒のきっぱりカラー同士の組み合わせは、ふつうによく合うコンビな色だ。
大きく面積をしめた赤色に、マフラーやブーツなどの小物で三分の一ぐらいを黒面積にしていると、着ていてもおちつく。
しかしどうなんだろ?ととも思うのだ。
つまんなくない?って。
赤は主張の強い色だけれど、けっこうなんでも受け入れてくれる包容力があるのだ。
いっしょにやってこうぜ!バッチリうけとめてやるぜ!ってなキャプテン気質。
まかせてもいいのでは?と黒以外の小物を積極的につかっていこうと思う。
並べてみれば...こんな感じだ。
左が今日のアタシ。
せっかく似合うようになってきた赤だもの、できるんならうんとおしゃれに楽しく着ていきたいと思う。
朝、ふとんから出たらなんだかゾクゾクっとする。
寒さのせいなのか、なにかの兆候なのか?
カゼはぜったいひきたくなので、ここはひとつ大事をとることにしようと決めた今日。
娘たちと庭のくさむしり&BBQの予定の日だったけれど、延期にする。
一日中、家にじっとしていたいところだけれど、スーさんはだまっちゃいないのだった。
いつもの時間にいつものように「いこいこ!さあいきましょう、おかあさん」といいよってくる。
私はパマジャマにしているピンクのジャージ(←門外不出にしていた)まんまの上にコートを着てよろよろと散歩に出た。
元気だねえスーさん。来年は九つになるのにねえ...などといいながら歩くいつものコースだ。
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最近アタシ熱中中のネックウォーマー、友だちの間でも流行って3人が編んでいる最中らしい。
みんなアンマリーさんのあの本を買ってもくもくと。
「あそこがむずしいんだよね」という箇所、みんなおんなじ部分なのが可笑しい。
そうそう!山んとこが山場なのよね。
ホホホの読者さんからも編み方の問い合わせメールを数人の方からいただいた。
くわしくはアンマリーさんのご本で...。
https://www.nhk-book.co.jp/shop/main.jsp?trxID=C5010101&webCode=00311972014
でだけではそっけないので、ざっと編み方をば。
10号の棒針二本で編みます。
ガータ編み。
せっせと20目で10段、そして1目ずつ増やしながら10段。30目まで増えてることになりますね。
そこまでいったら三角の山。(あとでそこんとこ書きます)
三角山がおわったら、また一目ずつ増やして40目まで育てます。
そしてまた山の作業。
そしたら、増やさずに10段編みます。そしてまた山。
増やさずにまた10段。そして山。
今度は減らし目をしながら10段ね。30目までへらすことになります。
また山です。
また減らし目しつつ10段。20目になりました〜。それで終わり。
伏せてしまいます。
山は全部で5つ入ります。
閉じて、できあがり!
さーて、アタシも何回もやって、なかなかうまくいかなかった「山」のこと。
3目編んだらひっくり返して、滑り目いっこして帰ってきます。
「登山」とココロの中でよんでます。
登山中なので、こんどは六合目にまで登らにゃならん。
3目編んだら、いっこ前の裏目をひっぱりだして(私はつまようじでひっぱりだしています)4目めといっしょにして編みすすめ6目にします。
またひっくり返して...おなじように。
これをくりかえして18目まで登ってそこが頂上。(ヤッホーとか叫んでみましょう。臨場感が出ます)
そしたら下山になります。
今度は、登りと反対の作業になり、三目三目をのこしつつ、繰り返し編みます。
そしたら、こんどは一気に裏目をひろっていきます。
登りと下りは、真逆の作業ということです。
下山しおわったら、一服しましょう。やれやれといいながら。
何度も先生にそこんとこはくり返しておしえてもらいました。
やっぱり、本で......編み方を確認しながらの方が確実ですなあ〜!
編み物をなさる方には、これはきっと簡単な部類に入る編み物なのでしょうね。
アタシみたいな、減らし目&増し目もできなかった者にはいろいろ覚えることが多くてむずかしく感じられましたけど。
けどさ、覚えきれないものでもないよ。
レッツ編み編み!
でも、面積が小さいから時間はそうかからんです。
これ考えた人すごいなあ...と、私の編み物の先生もいってましたが、ほんとよく考えられてるなあと思ったよ、アタシも。
今は山のところにしましまを入れて編んでます。
5年前ぐらい前だったか......、「なんでもいいから、なにか軽いもんが観たいな」と、寝る前に観るDVDをTSUTAYAでみつくろったことがあった。
そのときメガネをもってなかったので、あんまりよくパッケージの文字(あれって極小の文字すぎない?)も読めなくて、「ジンジャーブレッド」と書かれてると思ってそれを借りた。
マルチェロ.マストロヤンニがタキシード姿で踊っている写真がパッケージにあったと思う。
「生姜のパン」と思い込み、なにかこうピリッとした風味のやわらかいパンっぽいコメディーとほんとうに思い込んで見はじめたのだった。
ちがったんですね〜これが、根本から。
ジンジャーのブレッドではなくて、それはジンジャーとフレッドという人名だったのだ!
こんなまるっきりの無知状態で観はじめた映画にぐいぐいと引き込まれていった夜を思い出す。
昔、ジンジャーとフレッドは男女でのコンビの物まねの芸人さんだった。
若い時分は、タップダンスでぶいぶいいわせていたらしい。
でもコンビ解消してずいぶんとたっており、ふたりともうんと年をとっていた。
それが、テレビのクリスマス企画、「懐かし番組」(見せ物要素たっぷりの)によばれる。
久々に再会するジンジャーとフレッド......。
昔は恋人関係にもあったのだが、フレッドのいい加減さ(主にオンナ関係)に別れてしまった過去がある。
そんな二人が企画参加のために、お互い遠方から現地に集合して再び舞台に立つっ......てなストーリー。
この映画はあとからじわじわと骨にしみてくるタイプの映画だ。
しんみりとか、感動とか、ほのぼのとか、あ〜楽しかった〜とか、滂沱の涙でもない。
教訓もない。
でも心のどっかにしまっておきたくなる映画なのだ。
私のしばしばの勘違いや思い込みは、とんでもねえ結果におちいることが多い。
しかし、この勘違いで借りたDVDだけは、老眼と自分の思い込みをほめてやるぞ!
玄関の棚にクリスマスの飾りを出しながら、二人が再会したのはこの時期だったんだよな〜と思い出す。
http://movie.walkerplus.com/mv11090/
れいの......ネックウォーマー、母用にはみどり色と黄色の配色で。
三角の部分をしましまにすればよかったなと、反省などしてみる。
さっき、また編み始めたので、しましまを入れる練習をしてみたら、あっさりとできた!
そうか、慣れるとまた違ったアレンジもできるんだな〜と、エリにあたる部分の高さを増すようにして編み進めた。
だんだんと変化をつけたくもなってくる。
編み物ってこうやって、「自分サイズ」を見つけていくのだろうな。
料理のレシピと同じように、自分の味にしてくってことか。
赤いスカートにグレーのタートルでも、ネックウォーマーの色が入ると楽しくなる。
一度覚えた編み方をしつこくしつこく飽きるまでくり返すのがアタシだ。
まだコレ、ぜんぜん飽きないので、もう何枚か編むつもり〜。
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昨日あそびに来ていた孫っち。
ちょっと目をはなしたすきに建築してた!
この二倍あったんだけど、とっさに取ってしまったよ。
テーブルのきわきわにそびえる斜塔。
腰のぐあいはすこぶるよい。
目もなんだかよくなったような気がする。
腰と目はゼッタイ内部でひそかに関係をもってるんだろうと思う。
義母と母と姉と自分(最初のいちまい)のネックウォーマー、4枚を編み終えた。
なれるもんだね〜、ホイホイ編めるようになるもんだね〜。
あと、友人用に2枚と家人のとで、予定は完了である。
この本を見て、これほどたくさん編んだ者はほかにいるんだろうか?
アンマリーさんと、夢屋さんに(手芸店のオーナー。編み物の先生)ただただ感謝する。
このウォーマー、ジャケットの下にするととても感じがいいのだ。
まんなかのところにブローチなどつけたりしてね...。
ぐっと寒くなってきた。
早くない?こんなに冷え込んでくるのって。
長野も初雪が降ったそうだ。
そろそろ玄関の棚の上に、小さなクリスマスツリーをかざろうと思う。
あまり腰のあんばいがかんばしくないので、友人おすすめの整体の先生のところにいってきた。
うちから1時間半ほどかかるが、おすがりの一心である。
ニットのコートの下にはジャージのワンピース。
医院で着替えがしやすいようにしていった。
ワンピの上に厚地のカーディガンを着たら、なんだかもこもこしてしまったので、コートの上から羽織った。
ショール扱いのカーディガンもありだろう。
ホントに冬は色調がダークというか......全体に地味っぽくなりがちだ。
イヤリングやバッグやタイツなどの小物で、軽やかな柄や色を足していきたいと思う。
小物は少し大胆かな?と思うぐらいのでちょうどいいのかも。
これからは手袋や帽子といった防寒具でも色を足していける!と思うと寒さも楽しみになってくる。(ちょっとね)
友人おすすめの整体の先生(←マダム)はすばらしかった。
こんな先生もいるんだ〜!とすっかり身も心も許しきり、パンツ一丁になってゆだねきった一時間であった。
ゆだねた甲斐あって、たったの一時間でアタシの腰はものすごい改善をみた。
ずっ〜と前に健康雑誌か本のコピーだったかで、「もう一度痛みのない人生に」っていうのを見たことがあった。
まさに!それである。
痛みのない日々ってありがたいものなんである。
痛みはすべての邪魔をするもんね。
義母へのプレゼント用のいちまい。
後ろはこんな配色よ。
毛糸がちがうと、編み上がりの印象もずいぶんとかわるものだ。
去年たくさん編んだヘアーバンドの残り毛糸もつかいきれてよかったな。
すでに寒くなってきたので、義母には昨夜あげた。
「あったかいわ〜!ねるときもいいわね」
とよろこんでくれた〜。
さてと、母のぶんにとりかかるとするか。
夜の仕事、視線もくれないテレビつけっぱで...。
2014年12月 1日
表紙を入れ替えました。
あ〜12月がはじまった。
ちゃんと意識してないと、するすると過ぎてく12月の日々。
京王閣は競輪場だ。
いつも電車から外観を見ていただけだったが、本日初入場してきた。
昨日と今日は、190店ほどの出店があるおっきな蚤の市が開催されていた。
今回で6回めだそう。
ここはパリかどっかヨーロッパの蚤の市か?と一瞬思うが、そこここに競輪場のしるしが。
やさしい眼差しのシカさん。
でも毎日は顔合わせたくはないな。
ステキなお店がホントたくさんだ。
秋のGGM(京王フローラルガーデン@)の市にわりと似てる。
【今日のなに着た】
赤いコートを着ていったら、連れに
「見つけやすくてよい」
といわれた。
見失いがちになる、自分勝手な行動をとる者を見つけるのにはよいカラー。
中は黒のタートルとベージュの革スカートといういたって地味な上下です。
85万円のブルーのルノーの前で記念撮影。
競輪場とはとても思えない風景と、人の群れだった。
近所の道。
見上げれば、こんな色色色...。
すばらしい紅葉である。
視線を下げれば、こんなもみじ、もみじもみじ......。
今年のもみじはきれいです!!