
年とったなあ...と残念に思うこと、多々あれども.....。
物覚えがわるくなったとか、大事なこともわすれてしまうとか枚挙にいとまはないんだけれど、そのひとつに、前まで難なくちゃっちゃっとできたことが、ちゃっちゃっとできにくくなったことも挙げられる。
それがわすれてしまうこととあいまってしまうと、どえらいことを引き起こす。
人間関係、社会的信用さえ失うこともあったりするし。
昨年友だちがプレゼントしてくれた「貼ってはがせる」タイプの便利なTo do listを引き出しからとりだし、使うことにした。
大事な請求書、出さないといけない返信ハガキなどはクリップでまとめた。
送られてきた必要な資料はクリアファイルに目的別に分けて保存した。
保存先を忘れちゃ元も子もないんだけど....、そこんとこは気をつけていかねば。
明日たずねる友だちのところに持っていくものはバスケットに。
あさって長野にいくので、その持ち物は、黒いカバンに。
読むべき校正用紙の束はブルーのクリアファイルに。
ちゃっちゃっと進めたいところだが、ちゃっちゃやりすぎると不注意で発生する「お忘れ物」が多くなる。
娘&孫がやってくると、嬉しくなってなお「おわすれ事項」が多発する。
平常心でもって、注意深〜く生活しないとほころびがあちこちに出てくるもの。
先日友だちに教えてもらったパソコンのイラレの技も試したいし、ホホホのお店に並べたいものもあるけど保留のまま。
まずは頭ん中を整理していこうと思う。
え〜っと....To do list....どこに貼ったんだっけかな?
思い出すところから始めよう。
ああ?眼鏡がない...と探したらおでこに引っ掛けてた。
まじやばいじぇいじぇい。

昨年の5月、友人が亡くなった。
息子の学校での父母仲間であったHさんとは、父母会やいろんな行事にいっしょに関わり、小中高を過ごした「仲間」である。
いつも行事には積極的に参加し、父母でなにかするときには、中心になってくれた人だった。
みんなをまとめるのがすごく上手で、気持ちいい仕切りに、だれもが「Hさんがいれば安心!」と思っていた.....といって決して過言ではないだろう。
昨年訃報を聞いたとき、にわかには信じることができなかったけれど本当のことだった。
父母仲間と、「いつかお墓参りに行こうね」と約束しあい、そして一年後の今日実現させた。
楽しく行こうね!といいあって5人の友人と、わいのわいのしながらアクアラインを走るバスに乗って海を見ながら千葉に向う。
彼女のご主人はお寺のご住職さんだ。
お参りの後、ご主人から、どう家族みんなで戦ったか、亡くなる前の数年間のお話し、また彼女の最期をうかがう。
どんなにうかがっても、お墓参りしても、どーもね、こう.....Hさんの死がまだぴんと来ない我々であった。
帰路の途中で、夕ご飯&ビールをする。
Hさんの話し、子どもらといっしょにやった行事や企画などなど思い出話しをたくさんする。
みんなで興奮気味に次から次へと話しがでてくる。
つい昨日のことみたいだ。
それだけいっしょにやったんだよね、それだけいつも中心の人だったんだよね...の想いをいっそう強くする。
お店で、会計をするとき、きっちりと割り勘にしたはずなのに、なぜかなぜか不思議な事にお金が多めにテーブルの上に乗っかった。
五人とも、「私は正しく出した!」と言い張った。
あ!Hさんが払ったにちがいないと思った。
喫茶店に行き、コーヒーいただいたら、ほぼそれでまかなえる金額。
楽しい一日をありがとね、コーヒーもごち!

5年ぶりの免許の更新であった。
優良者(ぜんぜん運転してないから...)なので、指定警察署でも手続きができる。
指定警察署で更新したことは過去にある。
運転免許試験場所でやったこともある。
今回は、行ったことのないところで、更新手続きをしてみようと思い都庁の2階にあるという運転免許更新センターにいってみた。
新宿駅から、地下道の動く歩道に乗ってすいすい歩いていく。
都庁にお勤めの方どっさりといっしょになる。
背広軍団、アタシ、これがいちばん苦手な軍団である。
ずっと前に友人と、こんな風な場面に遭遇したことがあった。
「ぞっとするね」
といおうと思った瞬間に友だちと声が重なった。
「ステキね〜!やっぱりパリッとした背広姿の男の人って」
............彼女はうっとりと背広軍団を見つめていた。
「そっ、そう?」
出かかった言葉の濁点を瞬時にとって、あいまいな返事をしといた。
水差すこともないかと思って。
なーんてことを思い出しながら歩く。
都庁の更新センターはすいていたし、すいすいっと終わった。
30分、ビデオを見てたら新しい免許ができ上がってた。
あいかわらずビデオ....怖かったです。
おびえます、運転すんの。
都庁全体...なんだか薄暗いって感じがした。
「節電」モードなんだと気づく。
エアコンもほとんどついていなく、扇風機があちこちでまわっていた。
(会議室とか内部の部屋はさ、空調バッチリで電気はこうこうとあかるいんだろうな、きっと、ゼッタイ、と思った。うがった考えでしょか?)
帰りは、新宿駅まで地上の道を歩いた。
日差しが強かったけれど、しげる木々が道路に影をおとして歩きやすかった。
オアシスもいっぱい。
そんなオアシスの中にあるオープンエアのカフェでやれやれとお茶した。
交付されたばっかの新しい免許証とふるいのを見比べる。
5年の月日は一目瞭然。
ですよね.....。
交通違反はしなかったけど、いろんな違反をくりかえしてる私。
見せられた怖いビデオ以上の怖いこと、たくさんやってしまってる。
生活面はゴールドにはぜったいなれない。

さむかったりあつかったりをくり返す。
綿のジャケットを持ち歩く。
スカーフのリメイクのバッジをつけた。
今日は、半日かけて自分の部屋の大掃除をやっとやっとこさやった。
低い本棚をいっこ無くそうと、本を大きい方の本棚に移したり処分したり、部屋がひろびろとした。
いろいろ移動して掃除機をかけて拭き掃除も。
部屋の空気さえ澄んだように感じるのは、どんだけよどんでいたのだろう。
毛の抜け替わる時期のスー。
家中にふわふわ〜っと毛が舞っている。
これさえなければなあ...と思うけど、スーに罪も落ち度もない。
彼のジャケットは年に二度、新調。
すっかり抜け替わったら、スーさんは夏仕様。
エコバッグのお申し込み、たくさんいただきました。
どうもありがとうございました!
いつもながらの....先着さま順にしました。
ご希望にそえなかったみなさま、ご容赦!
ホントにごめんなさいです。
今、メールをいただいた、みなみなさまにお返事メールを出しました。
いっこいっこ確認&再確認しながら(この作業がいちばん気をひきしめてかからんとミスするんで。とほ。度の強いうかつ者だから)。
またフランスの友人にお願いする機会があったら....頼んでみます。(YKちゃん、いっつもありがとね〜〜!)
と、他力本願まっしぐらの私ですが、自分でフランスに行っていろいろみつくろってくればいいじゃんとも思う。深く思う。しみじみ願う。
なかなかね、下北沢ぐらい近ければいいのにね、おパリがね。
しゃーないね。
独り言的グチでおしまい。
3年ほど前、フランス土産にナイロンのエコバッグをいくつかもらいました。
それがとっても使いよくて、また買ってきてもらいました。
今回はホホホのショップ用に...と頼んで、20個も!
これのいいところは、薄いってとこ。
すごく重いものは耐えきれそうにはないけれど、まあまあの強度はあります。
小さく小さくたためるので、バッグにいつも入れておける。
収納の小袋もかわいいし。
地味めな色合いの服装をしたときには、派手色のエコバッグをわざと持ったり、色を押さえたいときには地味色のを...とかいろいろ使い分ける手もあり。
ボーダーのTシャツに、花柄のエコバッグもいける!と思います。
なかなか楽しい柄がそろっています。

そら豆、そのサヤはでかい。
長さ15センチで厚みが2センチほどもあるサヤを開いてみれば、豆はたったの二粒での豪邸住まいだ。
みずみずしいふかふかのふとんに包まれたそれは、過保護とさえ思われるが、味わいは格別で大事に育てられたんだな〜としみじみする。

そのサヤごと網焼きすると、豆はほっくりとまた艶やかに蒸し上げられる。
ふかふかのふとんが保っているたっぷりの水分が蒸気となって.....。
「うまい!」としかいいようがないね!
そしてその形も愛嬌があって、「神様うまい!」
大好きな色と形だ。
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話しうってかわって数年前、「公益社団法人 全国調理師養成施設協会」というかたいところからお仕事をいただいて、食育の実施に向けての冊子のイラストをた〜っくさん描いた。

100ページほどある冊子のほとんどのページにイラストが必要だったので、キャラクター家族を作った。
それはイートファミリーいう。
お母さんはタマネギでオニオンママ、お父さんはそら豆でビーンズパパ、子どもはエッグくんというお兄ちゃんと妹のウズラちゃん。
シンボリックな形の食べ物を擬人化しようと思って、パプリカ、人参なども候補に考えたけれど採用しなかった。
そら豆ママで一度描いてみたけれど、擬人化するとその顔色のわるさが気になってボツにしたんだけど、どーしても捨てがたく、パパになってもらった。


もちろん!彼はお育ちがいい男なのだよ。
そしておっとりとしてるんだ。
ふかふかふとん育ちだし....。
毎年開催される食育教室(←全国のあちこちの会場で)や、食育フェスタ。
イートファミリーはポスターとか冊子、チラシなどに顔だしてます。
どこかでもし、もし見かけたら、顔色のややわるいビーンズパパに注目してやってください。
うまい男なのだ。
装丁に使うイラストをというご依頼を、編集者さんからいただいたのは二ヶ月ほど前のことだ。
そのご本ができあったというご連絡を先週いただいた。
これはチャンス!とばかりに、「手渡し」を口実に会うことになった。
(昨今、メールでの打ち合わせでやりとりし、そしてイラストデータ入稿しちゃうので、まったく会わなくても済んでしまうって....それもなあ.....なんだかなあ)
彼女は、20年ほど前「うれしい暮らし」というアタシの本を作ってくれた人なのだった。
会うのは15〜6年ぶりになるだろ。
近況など脈絡なくいいあう。
一回り以上の年の差があった彼女、初めて会った時分はまだ未婚であったが、今は中学3年生のお嬢さんがいるということだった。
そりゃね、アタシだってさ、ba-sanになったんだもんね、そりゃね。
コーヒーを飲みながら彼女は思い出話しみたいに、
「うれしい暮らしは、初めて自分が作りたいものができた本だったんです」
と。
コーヒーが甘塩っぱくなって喉をすぎた。
あれから私たちはうれしい暮らしをつむぎつづけてこれたのかな。
あのころの未来にぼくらは立っているのかな。(スガシカ混じりました〜)
なんて、ふと思う。
しかしうれしい出逢いはまだまだ続いてくことだけはまちがいないね。

一週間ぶりに会いにいってきた。
「夕べは9時から1時まで泣いて泣いて....」
と、発言もすっかり「母」がいたについた娘である。
久しぶりにだっこしてみると、はっきり増量を感じる。
寝かしつけたり夕ごはんの支度などしてきた。
アタシもba-sanがいたについてきたかも。

千駄ヶ谷の友だちの家のガレージで開かれる「バザー」。
そこで買った(100円)目玉もようのバッグが最近の気に入りものだ。
地味めな服装のとき、これを持つと不思議とテンションが上がる。
ぺなぺなだけど丈夫そうなビニール製なので、気軽〜〜に使えるところもいいところ。
こういう図柄のものは飽きるのがけっこう早い気がする。
...それでフリマ...だったのかな?