かわいい!
だめだ、かわい過ぎる!
かわいさだだもれ!
いよっ、もう一枚!
さっき娘が見せてくれた携帯電話の画像です。
友だちの子どもだって。
もう、ドキュンとやられてしもた〜!
たおちゃんのお母さん入江カナさんは、コサージュを作ってるんだって。
それもまたステキなのだ。
オーダーでのみコサージュを作るんだそう。
今度くわしく聞いてみよう....。
今日はたおちゃんのデコに感動してしまって、聞くのさえわすれてしまった!
スーの散歩の途中では、いろいろと拾いものをする。
秋には特にいい拾いものどっさりと。
私は「拾いもの達人」なのである。
今日、意外さ最上級な拾いものをした。
それは道路のわきっちょのタイル塀のあたり.....申し訳ないのだが、スーのお気に入りスポットのあたりに落っこちてた。
入れ歯!
さすが達人ともなると拾いものの押さえどころがちがうでしょう?
わりとすべての歯がピンク色の歯茎に生えそろっているものだったけれど、それ、上の歯か下の歯かは判断がつかなかった。
なにか、こう、妙に近寄りがたい雰囲気をただよわせてそれは道にあった。
ちょっとだけ迷ったけれど、達人としては拾わぬわけにはいかない。
ビニール袋を散歩バッグから取り出し、そっと拾って近くの交番に届けることにした。
交番には若いおまわりさんがいて、手渡したビニール袋を透かして見ながら、
「入れ歯ですね〜」
と確認したのち、まじめな顔でこう続けた。
「拾得物の権利を放棄しますか?」
私は、声のトーンを一段階ほどおとし、
「はい、放棄します」
と、名も所も告げずに粋に立ち去ったのである。
これから、達人より上の位の名人を名乗ろうと思う。
とあるコーヒーショップで。
極近の席で、おじさんと40代の女の人が話していた。
仕事仲間っぽかった。
おじさんは今月で定年退職するという68歳である。
(どうしてわかったというと、会話の中で二人とも自分の年齢を語っていたからだ)
二度目の退職なのだそう。
そして、今後も働く気持ちがみっしりとあるということだった。
女の人は、ハローワークとかシルバー派遣とか、いろいろとレクチャーしていた。
なるほど〜〜と感心しきりの私であった。
おじさんの働き続けたいという動機はただ一点、
「家に居たくないんだ」
なんども会話に出てきたフレーズであった。
働く人には必ず仕事の終わり時がくる。
定年っていう決められ事であったり、体力と気力の限界であったりもするけれど、どちらにしても終わる時はきっぱり来るもんだ。
コーヒーをすすりながら思う。
アタシ、やりたくないことはやらない人生をと選んで今ままできたのだから、これから先もやりたくないことは、進んでやらないことにしよう注意深く、終わりがくるまで、と改めて決心する。
勝手な行動のようだけれど、これはなかなか骨の折れることでもあるんだ。
覚悟というGOがいることなんだ。
友だちが言っていた。
「生まれて死ぬ。それを一本のリボンのようにつないでいるのが生だと思う」
って。
ときどきリボンを結び直しながら生きないといけない。
ぶさいくでもいいから、きっちりと結びきりたい。
死を考えることは、こわいことでもくらいことでもなんでもない。
それってただ生きることを考えているだけのことだからだ。
死に損ないになんないためにも、しっかりと死について考えときたいと思う。
【今日のぶつぶつ】
公園に行くにはスーパーに行って饅頭を買い食べ過ぎ腹痛で病院をさがしつつベンチに倒れ込まないと、ぜったい公園には行きつけないって、アタシどっかおかしいんじゃないのか?
おかしいながら、まだそれは近道だった。
さっきは、公園に向かうつもりがのっけから京都に行ってしまい、そこで饅頭を食べ過ぎ病院へ。しかるのちベンチは用意されていたが別の公園、だがまあ良しとした。
それ良しとしちゃうところが欠陥か?
公園はすごく遠いところにあるらしい.......。
【今日もまたぶつぶつ】
復習しようとして、毎度のことながら、道をふみはずす。
三歩歩くとすべて忘れる鳥アタマってアタシ?
偶然だけどわかった!こと。
画像をクリックして、ほどよい大きさの画像にするっての。
(どうか明日まで覚えていられますように....できたら明後日までも...)
ついうっかりやらかしてしまって、それでもってまったく方向は違うけど、あああれはこうだったのか?!などと全然違うことなれどおもい知ることってありますね。
幼児らは、日々そんな風なこといちいちして、いろいろ学んでくのかしらん?と思えば、間違ってないのかもしれんな、56才児だって。
公園に行こうとして歩き出すと、スーパーに着いてしまい、ついついふと饅頭を買ってしまい、食べ過ぎ、腹痛をおこし、病院へ行きたいがそれもままならず、よろけながらベンチに座り込むと、そこ公園だった?....みたいな?
何人かの友だちがいる。
学生時代の、仕事を介しての、子どもやブログを介しての、と。
やはり、若い時分に出会い、ずっとなにかしらで通じあってると、困ったときにもうれしいときにも連絡したくなるものだ。
弱音も心おきなくぶいぶいぶいぶい吐ける。
大きく変化していく環境や人間関係の中にあってもまったく変わらない、かっことしたつながり。
古い友人と話していると、頭の中に必ずBGMが流れてる。
キャロルキングのYOU HAVE GOT A FRIEND。
♪ウィンタスプリンサマエンフォ〜ル♫ってな。
心をひらくということは、素直でいるということ。
そんな自分を認めて、そして好きだと思うこと。
寄る年波に乗ってやってくる幸福感ってけっこうあるね。
夜、12時ちかくなったころ、スーは玄関のたたきから動こうとしなくなった。
その目は、
「さあ行きましょうぜ!雪の中へ!」
とメッセージを発信し続けていた。
え〜...とちょっと思ったけれど、私はこの犬になるたけ幸せに暮らしてもらいたいので、冷たい夜に出て行くことにした。
夜の公園には、あたりまだけどひとっこひとりいなかった。
真っ白の公園は、いつもより広く見えた。
スーがあまりに強くリードを引っ張ったので、つい思わず離れてしまった。(ということにしといてください)
馬のようにぱっかぱっかと駆け巡っては、ときどき私の方に顔を向ける。
向けた雪まみれのその顔の、なんとかわいいことか。
夜更けの公園の真ん中に立って、ただただ走り回る犬をみていたら、凍えた鼻から鼻水がじゃーじゃーと流れた。
ぼーっとうす白く、この世のものともあの世のものとも区別がつかないほどの曖昧なそこ。
目からもじゃーじゃーと流れ出していたものがあった。
私は、こわれた蛇口のような鼻と目で、呆然と「嬉々とする犬のいる公園」を見ていた。
自分が生まれるもっともっと前に、こんな光景を見たような....。
9時半から12時まで着付け教室。
今日は参加生徒が少なく、みっちりしっかり仕込んでいただく。
午後から、友だちと夏に開く展覧会の打ち合わせが(@吉祥寺)あったので、着物のままでむかう。
会うなり、
「アハハ〜女将〜〜!」
ですよねー。
なんかすべてがピシッと決まりすぎてるのよね。
もっとクチャラ〜っとした着こなしが出来るようになるために、今はまだ女将街道を歩んでいるのである。
7月に三人で展覧会をすることにした。
洋服作りの方、アクセサリーやニット制作の方、そしてイラストで私は参加。
展覧会の名前は「三人三様」と決めた。
三様だけれど、どこかにつながりを持たせた展示をと、考えている。
今日の私たち三人の装いも、本当に三様であった。
江面うまみさんの、赤革バッグの人、あけびのかごバッグの人、亀革バッグのアタシ。
おかっぱ、ベリーショート、デコ丸だしと、髪型もとりどりに。
私は朝から大忙しで飛び出していたので、朝食&昼食ヌキで打ち合わせ(というおしゃべり大会)に。
「な、なんか食べたいです、私」
と、昼食を終えたばかりの二人に喫茶店へすぐさま行っていただいた。
帯をしっかと巻いていたけれど、空腹には勝てず、チーズパンとベリーパンをむしゃむしゃ。
友だちのクッキーにまで手をのばす。
ああ〜、せっかく着物着てったんだから、もちょっとお上品にすべきだった!と帰宅後反省。
これから7月に向けて、作品を作りをがんばろう。
また近くなったら、お知らせさせていただきます!
きっと楽しい展覧会にします。