冷えると腰がいたくなってくる。
夏のクーラーにやられて歩くのもやっと...にみまわれたあの日から、はらまき愛用者になった。
今日はついうっかりはらまきを忘れてしまって、出先でマフラーを腰に巻き付けていた。
けっこうあったか。
黒グレー紺色の服にチェックのマフラーがチラ見えするものなかなかか?と思った。
これはつかえそうなはらまきの手である。
小さなワッペンには安全ピンをつけてブローチにしてみた。
ダンスしてるっぽいじーさん&ばーさん。
ぼやけてるんで、もういちまい。
ハンコを押すのには、ちょっとしたこつがある。
それは押す対象の素材によって、インクを変えるといいということ。
スタンプ台には、いろいろ種類があるけれど(本当にすごい種類が!)水性と油性の二通りがあると便利。
水性のインクのスタンプ台を使う時、すべすべの紙より、画用紙とかわら半紙のような吸い込みのいい紙が合う。
こんな感じ。
ツヤ紙や、ビニールには、油性スタンプ台を使うときれいに押せるし、ちょっとこすれても消えたりしない。
発色も良くてきっぱりと出る。
マジックペンとおんなじ。
布専用のスタンプ台もあるので、ハンカチに押してオリジナルをつくっても!
手ぬぐいにスタンプしたことがありますが、洗ってもぜんぜん退色しなかった。
威力はすごい。
年賀状もスタンプでいちまいいちまい手押しハンコでつくっても楽しい。
ハンコの良さは...いろいろあるけど、なんといってもいちばんの魅力は、「かすれ」にあると思う。
かすれがニュアンスをだしまくってくれるのだ。
押し損じなどないし!
思い切ってポンと押すのが気持ちがいいし、相手にもそれがきっと伝わるものだから。
ゴムの台の上で押すとあんがいときれいに押せる。
カッター台とかね。
ハンコの絵のすみずみまでちゃんと押したいときは、あまり力を込めずに四カ所すみずみを意識して、押す。
色画用紙に押し、色エンピツでほんのちょっと付け加えると、手間のわりには出来上がりの満足感が大きい。
雪だるまにおそろいのベレー帽をかぶせたりして遊べる。
ハンコはゴムだから、しまうときはインクをいらない紙にすっかり吸い取らせてからしまう。
インクがゴムにつまったりして劣化しちゃうから。
以前に....洗うといいと聞いたけど、私はやったことはないです。
ティッシュでふくと、けばけばがハンコ面につくのでNGです。
ハンコ台が乾いてしまったり、インクが無くなったら台を捨てずに。
差し替えられるものもありました。たくさんつかうときは経済的ですし。
画像のスタンプは全部水性インクをつかいました。
100円ショップで買いました。
文房具店には、キラキラの入ったのや、やさしい色味のスタンプ台がたくさん売ってる。
うんと小さいのは150円ぐらいから。
熱を加えるとプックリふくらむインクとか、粉とか...。
スタンプの世界は間口がひろくて、そして奥がふか〜〜いものらしいです。
入ったら最後、魅力にとりつかれて出て来れない人もいるようです。
ほどほどで楽しもうっと!
着せ替えはんこセットを作ったのはかれこれ...8年ほど前のことだった。
展覧会をするタイミングで、作った。
そのとき買ってくれた友だちやお客さまに、時々、ほんの時々「もうアレないですか?」と聞かれていた。
完売していたので、おことわりするしかなく今日まで。
最近になって、ご近所の方にまた問われたので、ちょっとだけ再版してみようかな〜と決心。
注文先のハンコ屋さんを思い出すところから始めなければならなくて、友だちにきいたりして、やっと思い出す。
メールでお願いしたところ、8年前の「版」が奇跡的にまだ残っていたということでわりとスムーズに再版の道は開けたのであった。
本当に感謝である。
もし版が残っていなかったら、絵を描きおこすところからはじめなければならないとこだったし。
人形一体、洋服4着(冬のオーバー、夏のワンピ、ショートパンツとシャツ、プリーツスカートとシャツ、)と帽子二個(ハットとベレー)のはんこ7つのセットである。
今回はブリキの缶に入れて販売しようと思います。(¥1900)
木曜日の午前中から販売開始します。
.....と今日は予告編。
古今亭文菊の、「真打ち昇進祝賀落語会」が武蔵野公会堂でひらかれたので行ってきた。
.....と知ってるふうに書いたが、落語をききに行くのは初めてである。
文菊さんという噺家さんもまったく知らない人。
落語つうの友だちにさそわれたので、つい、行く気になったのだった。
ここ数日いろいろあって、在宅ながらも時差ボケにかかっている私。
睡眠時間は6時間〜7時間はちゃんととっているのだけれど、昼夜が反転していたりして、どーもパッとしないうす靄のかかったような目とココロであったのだ。
午後7時からの落語会、「うっかり寝てしまうんではあるまいか...」の不安をいだきながら行った。
二部構成になっていて、一部は笑わせるおもろい落語。
二部はしんみりときかせる人情落語となっていた。
ちょっとねほんのちょっとだけ(本人の意識では)案の定、うとうとっとしてしまった一部。
二部めでは、こまったなあ...この分では本格的睡眠に突入しちゃうかも...と誘ってくれた友だちの視線を気にしながら睡魔と戦った。
しかし!!なんと!!しんみりきかせるタイプの落語にはぐいぐいと引き込まれて、眠るひまなどまったくなかったのだ。
「笑う」より「きかせる」方がしみたのであった。
「笑う」方は、内容さえ思い出せないけど、「きかせる」方は『心眼』というお題だった。
めくらの男のはなし。
迫力あった文菊さんは1975年生まれの若い男性。
女性を演じるところがすごくうまかった。
色気をまんまんに出して...。
ぬるっとした変幻自在なイカみたいな噺家さんだと思った。
初めての落語会、そんなときこそ着物で行きたいものだが、時差ボケ真っ最中ではムリだった。
今晩は早めに寝、ボケ解消につとめることにする。
やらないといけないもろもろの事々は、明日の早朝からスタートとしよう。
そでのところがラッパのように広がっているワンピは、あたたかい素材の裏地つきなので、コットンのタートルと合わせるだけでも大丈夫、冬でもいける。
アメリカ古着で、両方のラッパのところに大きな大きな白いボタンがついていたもの。モードって感じで。
ボタンを替えれば普通に着られるはず!と茶色くて小さめなころんとしたボタンに付け替えた。
気負わず着られるワンピになった。
ボタンひとつで服の雰囲気は大きく変わるものだ。
布のがま口バッグは近所のフリマで手に入れた。
申し訳なさ100パーセントの100円であった。
売り手の方が、
「うれし〜!いらないバッグ買ってくださるなんて!」
と、両者大喜びで、これぞフリマの基本売買であろう。
気に入ったバッグだけど....持ち手の合成皮革のところがちょっとね、と思ったので、ショルダーバッグからベルトを流用し、付けて使うことにした。
古着やフリマで手に入れたものは「まんま使う」より、「より自分に近づける使い方」を考える。
たとえそれがボタンやベルトの付け替えだけだったとしても、嬉しさは倍になって使いこなせる気がする。
テリアのデカブローチでアクセント。
胸の真ん中に、ドンと付けるのが好き。
その付け方は、ba-san方が踏襲している。