ヒョウ柄の服のことを「大阪のおばちゃんや〜ん」などと芸人さんらがテレビで揶揄するたびにそれはいつも笑いを誘い、たぶん...下品風味を感じ合っていたのだと思う。
ざっくりとひとからげにして笑うなんて、大阪のおばちゃんに失敬である!
少なくともアタシの知ってる「大阪のおばちゃん」たちはヒョウ柄を下品になど着てないよ〜。
しかしヒョウ柄ってわりとオシャレのきわどいところに位置してるように思う。
私も大好きな柄でありつつも、なかなかうまく着こなせる自信がなかったので今まで着たことがなかった。
バッグやポーチなどの小物で楽しんでいたけれど、とうとう大物、それもコートに手を出してみた。
きわっきわのおしゃれにチャレンジである。
スニーカーとバスケット......と「はずし」をかけたが成功したかどうか。
ごく普通に自然に着こなせるようになりたいな。
これから楽しみなスプリングコート。うっひょっひょー♪
両サイドの毛をさっぱりと失ったので大きめのピアスにしないとさみしいと感じてしまう。
日に日にビッグになる。
直径10センチのリングピアスは手のひらにのせてもはみ出るサイズ。
ヘアスタイルチェンジしたからこそ楽しめるおしゃれが増えてうれしい。
あまりはかなかった長めの巻きスカートを久々にはく。
ギャルソンのウールは格別に美味しいのか虫の餌食になりやすい。
いくつもあいた小さな穴を布切れで修繕した。
マガジンハウス70周年記念ということで、GINZAの付録に「おとなのオリーブ」という冊子が付いた。
Oliveの響きにはひきつけられるなあ、いくつになってもなあ。
(下の赤い方は1999年の超特大号)
アタシが学生時代のころにはポパイの兄弟誌として、数冊だけ発行されてたんだと思う。(ああ36年前だ)
20代も後半になってから月に2回の発行になったのではなかったか。
それでも読み続けていた。
子どもが生まれてからは、人形やおやつを参考にしてつくったりも。
モデルさんのポーズが独特で、イラストを描くときの参考にもした。
「おとなのオリーブ」では、懐かしい藤阪のりこさんの「わたしだけのお人形」や、堀井和子さんのお料理のページも載っていた!
仲世朝子さんの「のんちゃんジャーナル」はどこだ〜♪とうきうきでページを繰ったけれど、ほりよしこさんの「よりちゃんジャーナル」として特別編で掲載。
でも、藤阪のりこさんのお人形の作り方のイラストは仲世朝子さんでうれしかった。
どこが好きだったのか?と考えると、オリーブのオシャレ精神が好きだったんだと思う。
おしゃれはなにやってもいいんだよ、まず自分が楽しくなくちゃ、おんなじじゃつまらない、人の目なんか気にしないで、お金つかわずにアタマつかって、でもかわいくね〜!という。
そして具体的に見せてくれた。
しかし「おとな」というワードは便利だな。
年齢の棲み分けを、ザックリと一言でまとめる雑誌言葉だと思う。
おばさんもおばあさんも大人に組み込まれるし。
マダムに相当するワードってことなのかな。
oliveのタイトルデザインは堀内誠一さんだった。
楕円とまん丸が5個も入ってるつるつるしたロゴも好きだ。
色んなヘアースタイル(もちろん刈り上げもあったよね)とメイクを見せてくれた宮森隆行さん。
亡くなってしまったけれど、オリーブスピリッツは永遠なりよ。
昨日は「本田の墓」と「義母の実家の墓」のお墓まいりにいった。
どっちも都心にあるので、二カ所をめぐるとなると一日しごとである。
高田馬場と三河島。
二時間かかってお墓に着き、住職さんとちょっと立ち話などもし、そうじ、水かけ、お花、お線香、なむなむで、それぞれ滞在は20分弱である。
それでも済むとホッとする。
やったぞ!と思う。
父が昔していた腕時計があったので、それをなんとかしようと思い続けていた。
ちゃ〜んと動くし狂いもない時計である。シチズンえらい!
ベルトがぼろくなっていたので、濃紺のベルトにチェンジしたいと思っていた。
お墓まいりの帰りに新宿のビッグカメラに寄り道してベルトを新調しようともくろむ。
ビックカメラはすごい人混み!あちこちで外国語がとびかっている。
人をかきわけ、ベルト売り場をさがすも行き着けない。
お店の方に
「腕時計の替えベルトはどこですか?」
とうかがうと、カタコト言葉が返ってきた。
「腕時計ブレスレッドチェンジ?おっけー。トケイブレスレッドはこっちら〜」
だって!!
外人さんの店員もいたのね。
こんな不思議なネジレも普通に生じるビッグカメラだ。
そして親切に「トケイブレスレッド」コーナーまで案内してくれた。
濃紺はなくて、まあまあいいかなと思うブルーのベルトに替えてみた。
一挙に春っぽいカラーの腕時計になって嬉しいよ。
実家のお墓まいりにはなかなか行かないけれど、墓の中の方々との付き合い方はそれぞれに。
おくれ毛、ほつれ髪といった「ニュアンス毛」とはいっさい無関係になった私だ。
今朝、そうじをしていたら汗が首筋からそれはもうたらたらと流れ、Tシャツの首周りがびっしょりになった。
あ〜今日はあったかいもんなあ...と思ったがそれだけの理由じゃなかったのね!
今まで汗をせき止めていた毛髪がなくなったものだから、汗がダイレクトに流れ出るのだ。
それはまるで高校球児。(白髪頭だけど)
タオルでまるっと拭き上げればさっぱりする。
家の者らの反応はうっす〜いものであった。
アタシが水丸さんとユーミンで決心をかためて刈ってきたというのに「あんまり変わらないね」という感想である。
前髪は残しているので、もともとひっつめ髪だったスタイルでは変化率が少ないらしい。
じゃこうしたら?と、ぐいっと長い髪束をてっぺんでまとめて見せる。
「ああ、そうするとわかるね。上げてる方がいい」
ということであった。
いちばん興味を示したのは義母だった。
「昔、髪の多い人はそんな風に内側を刈り上げていたものよ」
という!大正時代は一般的だったのね〜。
ということは?これレトロ髪ってこと?
そして、美容院を教えてという。
やるのか刈り上げ。
91才、攻めるね〜。
オマケ。
頭髪の分量が四分の一になっても、ふつーに頭部を覆うんですけど。
朝、NHKの日曜美術館をみる。
昨年の3月に亡くなった安西水丸さん特集の「いい絵ってなんだろう」。
水丸さんの仕事部屋や作品、村上春樹氏と組まれた本の装丁画などたくさん紹介されていた。
南伸坊さんや嵐山光三郎さん、ユーミンも作品にまるわる思い出を語っていた。
水丸さんは仕事場で突然倒れて、そのたった二日後に亡くなられた。
そのあまりのあっけなさに呆然とする。
やりたいこと今やんなきゃ!いつ死んじゃうかわかんないんだから、の思いを強くする。
それで......といっちゃあなんだけど「ウジウジしてないでさっさと刈るぞ」と決心した。
やっぱりね、大幅に刈り上げるとなるとそれなりの躊躇もあるというものだ。
てっぺんの一部の毛を残すものの、頭部のほとんどは5ミリほどの坊主ですからね〜。
冒険ですよ、やっぱり。
清水の舞台から...ぐらいの度胸を決めないとさ。
水丸さんもきっかけになったんだけど、MOREの決心がついたのは、ユーミンだった。
水丸さんの絵のレコードジャケットといっしょに映ったユーミンは、おしゃれでもなんでもなかった。
わりと保守的な(でも高級そうな)服装と髪型だった。
追悼の意もあった番組だから、まあね、そうそう派手派手なかっこうもできなかったんだろうと思うけれど。
もうちょっと攻めていきたいと、ユーミンをみながら思った。
たかがヘアスタイルチェンジ、攻めるというのもなんだけどれど、私には充分な攻めの姿勢なんである。
水丸さんとユーミンをみたその足で美容院へ向かう。
美容師さんと相談しつつ、前髪からてっぺんのつむじあたりまで、直径にして10センチほど髪を残して、あとは「潔く刈る」方針を決める。
「こんな風にですよね」
「そうです、この髪型です」
と、LA.LA.LALOVE SONGのころの久保田利伸の画像をiPadにて見せられ、確認しあった。
まさに!ラララの久保田。
残った髪にパーマをかけるのは時間の関係で後日改めてってことにした。
椅子の下には、お約束の黒い犬発生。
美容院を出てトイレの鏡で刈りたてほやほやの一枚を撮るも、スケルトン部分が写っていないなあ。
また家の者にでも撮ってもらいます。
日曜美術館が盆栽ヘアーを実行させてくれたとはビックリ、アタシも。
赤いものが着たくなって、タータンチェックのシャツにジャージのスカートを合わせた。
中には、ニットを着込まないとまだ寒いけれど。
毛糸の帽子や手袋もまだはずせない。
確定申告を済ませると「春の準備完了」てな気分が盛り上がるなあ。
9日に税務署へ行って、パソコンでの入力で書類を仕上げるっつう方法で初めてやってきた。
わからないところもあったけれど、税務署の方におしえてもらったのでまあまあな短時間で完了した。
今日、東京新聞に掲載された「おしゃれのレシピ」は昨年の名鉄デパートに着ていったワンピースのことと、義母との買い物の話しをからめて書いた。
ホホホのブログをお読みいただいている方には、きっと「ふむふむ...あれのことね〜」と察していただけたと思う。
ブログの方がだんぜんくわしいけど。
公園の桜の木々も開花の準備をちゃくちゃくと。
スーさんもいろいろウキウキだ。
駅前スーパーの店頭に乾物屋が出ていたので、うひょうひょしながら見る。
乾物屋のおじさんが、
「これ、オレがブレンドしたんだ」
と自慢げに、切り干し大根と乾燥わかめ数種類をもどしてぽん酢で和えたものを食べろ食べろという。
きりぼし大根の甘みがいいあんばいで、「40分も水につければおいしくもどる」とおじさんの言葉にのって購入。
太いひじきも買う。
出汁昆布を選んでいたら、
「こっちので充分うまい出汁がでるからさ、こっちこっち」
と、縛ってある昆布をすすめられた。
一束650円。
からげてある様子もかわいかったのでそれも買った。
乾燥ホタテもほしかったが......高かったので今日のところは。
いっしょにいた友だちが、小さな声で
「めんどくさくない?もどして料理するのって」
といった。
水につけておくだけでおいしくもどり、生のものとはまた違った味わいがある乾物。
保存もきくし、こんな便利で簡単な食べ物たちのことを「めんどくさい」って放棄しちゃうのかい?と思ったよ。
松前漬け用の、するめと昆布をほそ〜く切った一袋も購入。
1000円だったけど、たっぷりあるのがうれしい。
「煮切った清酒をしっかりさましてから入れてな!ミリンなんか入れるのはもっての他だ。するめの旨味が消えちゃうからよ。醬油は食べる時にちょっと味付け程度になっ!最後だよ最後」
口調はぶっきらぼうだけどニコニコと話し、乾物愛が止まらないおじさん。
極めつけは、
「なんかわかんないことあったらオレに電話してよ、番号おしえとくからさ」
と付け加えられた。
モノプリのエコバッグがぱんぱんになるくらいの乾物のお買い物。
おまけにくれた乾燥野菜の一袋もうれしい。
エコバッグがぱんぱんになっても軽い軽〜い♪
乾物っていいことばっかりじゃん。
帰宅してからさっそくおじさんブレンドの切り干し大根とわかめを水につけ、夕食の一品に。
ぽん酢じゃなくて、塩糀と和えて食べた。
うまいぜ乾物!
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【追伸】
友だちから教えてもらった干し椎茸の使い方。
多めの水に椎茸をひたして、容器に入れて冷蔵庫に入れておくの。
冷たい水だからゆっくりもどる。
そしてこれでおいしい出汁汁がいつでもつかえるって寸法よ、どうよ!
娘といっしょにユザワヤへいく。
気に入った布があったので、簡単ギャザースカートにしようと1メートル買った。(¥800)
娘が、
「ランプシェードの柄だね」
といった。
え?ランプシェード?と思わず見返す布地。
あは〜ん!そっかー!
アタシはワイングラス柄と思ってたけど、ひっくりかえせばそうなりますわね。
鏡の前で腰に布をあてて、布をひっくりかえしたりもどしたり......してどっちにするか考え中。
(まだ縫ってません)
頭を見ては盆栽ヘアーを夢想中。
(まだ刈ってません)
三寒四温の日々とはいいながら、五寒ぐらいの割合ではない?
それでももう厚いセーターなどは洗濯してしまおうかと、洋服棚の整理などはじめる。
昨シーズンはよく着ていたのに、まったく着なかった服も何枚かあった。
スエードの巻きスカートはちょいちょい着てたのに、まったく出番なし。
姉からのお下がりのオーバーコート、コールテンのスカート、赤地に黒模様の入ったギャザースカートなどなど何点か。
どれもに共通なのは、「丈が長めのもの」ということだった。
マイブーム(←死語かい?)は短めだったということか。
スエードの巻きスカートの写真、こんなんしか出てこないなあ。
こんな組み合わせで昨年も一昨年も着ていたような気がするが、ボーダーのタートルしかもう着なくなってしまった。
「断舎離」という言葉がすすす〜〜っと脳裏をよぎる。
いつも生活と自分が前向きでいることを目的とした断舎離、時々は必要だ。
洋服棚やクロゼットをスッキリとさせ使いやすくすることはもちろんだけれど、つねに身の回りの物の新陳代謝をよくしていたいと思う。
それはそうといっしょに写っているかもめBA-SAN、どうしてるかなあ...。
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名刺やタグ作りをお手伝いしたUn duexさんが参加する展示会の情報です!
3月13日~15日
京都 寺町二条
一保堂茶舗
「クロロ」展示会
ホホホショップにならべました〜!
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