昨日、私とスーさんの誕生日だった。
私とつねに51のひらきがあるスーは6つに。
白地に魚の絵が描かれた帯、これはいつ締めたらいいもんか?と思っているところだ。
母のところから来た中でいちばん気に入った帯。
これは、どんな着物と合わせるといいのだろう。
今日のテラスの市で、友だちが一冊のムック本をくれた。
クロワッサンの別冊「着物の時間」(2003年発行版)には「最近、着物もいいな、と思いはじめたあなたに」のサブタイトルがついている。
最近着物づいている私にと持ってきてくださったもの。
帰りの電車の中で読みふけった。
中に、大久保信子さん(着物コーディネーター)のこんなアドバイス言葉があった。
「戦争で東京は焼け野原になって、焼け残った着物はお米になっちゃったの。それで戦後呉服屋さんがワーッと売り出した。その時にやたら厳しくきまりを作っちゃった。今はもっとゆるやかに、という流れはあるんです。ただし第一礼装だけは守りましょうと。結婚式、お葬式、それだけは反抗するんじゃないよ、とね」
と。
ゆるやかになったとはいえ、白地で魚の絵っちゃ初夏〜夏でしょか?
着物は単衣で?
どーなの?
1998年当時あたりからのクロワッサンでの連載を一冊にまとめたムック、読むほど着物の魅力にとりつかれそうでやや怖いっす。
高田喜佐さん、かっこいい!
稲葉賀恵さん、う〜んさすが素敵。
そして何度も出て来たフレーズ、
「ちょくちょく着ることです。慣れることです」
ででですよね〜.....。
今日は、三鷹のギャラリーカフェTERRACEで蚤の市をやってきました。
朝から曇天で、どーかなー...と雨を心配しつつ。
一日もったようで、よかったです。
今回は、もひとつアタシの乗りがわるく、お客さまにも仲間にも本当にごめんでした。
荷物の発送もミスし、準備もままならず。
デカイ原因はこのところの歯痛でした。
それに伴う鎮痛剤の連続使用での副作用で、集中力の著しい低下。
ったくもう。
明日は歯医者にレッツゴーしてきます。
市にはあいかわらずかわいいもんや、おかしなもんが並びました。
●保温力はあやしく、ややもれるかもしれないポット、でもその姿の可愛さゆえに売れました。(アタシの)
●パッチワークの布セット、いっぱい売れました。(Mさん、Rさんの)
●「さしあげますコーナー」の布たち、すべてもらわれていきました。めでたし!(テラスさんの)
●極端に値下げしたクマのぬいぐるみ、三体中二体売れました。(Mさんの)
●ステーショナリーセット、高速で即完売に。(Mさんの)
●すっかりおなみじみになり、もはや看板ともいえるスーツやスカートは今回も残留。次回も出すぞ!(Mさん根気よく)
とまあ、いろいろ。
こんな素敵なカフェオレボウル(¥200)も残留してます。次回また登場するかもね。
バナナ帽をかぶって嬉しがっていた私であるが、今日の婦人会はバナナの会ではなかったのだ。
かんちゃんが突然亡くなって一年たつ。
奥さんのところに友だち4人で行ってきた。
かんちゃんがああ言ってたよね、あんなことしたよね、とたくさん言い合う。
口数の少ないかんちゃんだったけれど、みなそれぞれに思い出はたくさんある。
思い出話とおいしいお惣菜を持ち寄ってご飯を食べた。
みな私よりひとまわり年上の友だち。
それぞれに、色んな色んな生活状況だ。
それぞれに、老いた肉親と共にの生活。
99歳、95歳、88歳......。
一人の友人は、来週手術予定のご主人に対する気持ちを吐露していた。
やさしくしたいのに、やさしくできない自分が情けなく腹がたつとか、経済的なことも。
(本当に切実でそして暖かい言葉で話してくれた)
老いてトンチンカンになったり、同じことを繰り返す親にイライラし、険しい態度をとってしまい結果自分が悲しくなるとか。
そして同じように老いていく自分のこれからのことなど。
今日の集まりではアタシが一番年少者だったんで、聞き方に専念してココロのメモ帳に熱心にメモしてきた。
弱ってくる足腰に、背負う事項は軽くはないが、下ろすことなど決してできない。
私はうれしくバナナをかぶっていこうと思う。
そりゃあ...買おうと思えばいつでも売っているものであるから、買えないこともないけれど、やはり普段はなかなか購入の決心がつかないもの。
長いことあこがれていたもの。
今日、手にするそのチャンスがやっとめぐってきたのだ!
友人の家での女子会、あ訂正、婦人会への行きがけのスーパーで偶然出会ったバナナ、チャンスではないか!
今どきバナナの手みやげというのも、決して喜ばれるものでもなく、いやむしろ嫌がらせか?と思われるふしもなきにしもあらずだけれど、自分の欲望を押さえきれんかったとです。
....重かったとです....。
これ下げて、15分の道のりを歩いたとです。
友だちに披露すると、
「すごいね〜、これ持って歩いてきたんだ〜」
とか、
「こんなの売ってるんだね!」
と、ちょっと驚いてはくれたけれど、
「おいしそ〜」
の言葉は案の定誰からもでなかった。
あこがれの、バナナ帽をさっそくかぶる私。
あたしも!あたしも!の言葉が誰からも出なかったのは不思議だった。
記念にと何枚も写真を撮ってもらう。
念願かなった瞬間。
撮った後、四本ずつに分けてお持ち帰りしてもらった。
【しのぶ】を調べていたら【忍ぶ石】というのが目にとまり、つい道草する。
どんな石なのかと、また検索。
●擬化石の一。石灰岩・頁岩(けつがん)などの割れ目に酸化マンガンなどが付着して、シダ類の化石のように見えるもの。
ということだった。
擬化石ってところがおかしいね。
なにを忍んでる?、忍ぶ石よ。
追伸
画像検索で忍ぶ石を見てみた。
忍んでるね〜、しみじみ忍んでますよ。
追伸2
忍ぶ石、売ってた!
けっこう高額。
しのびねえ....。
近所の公園(たからの公園)は桜の木々がその両脇をかためている。(友人が本数を数えたところ、100本以上あったと...)
それに景色のつきあたりには、富士山という日本情緒あふるるプレイスとなっている。
きっとこのあたりの開発をするときに、そういうふうに計画したのだろう。
計画どおりに満開の桜と富士山はまるで絵に描いたようなそれはそれは見事な風景となる。
もちろんお花見の人々もそりゃもうたくさん!
そんな時期になると「火気厳禁」の立て看板が何本も立つ。
きっと以前に卓上コンロとか持っていって、鍋などしたのかもしれない。
燗なぞもつけたのかもしれない。
串に刺したトリ肉など焼いたのかもしれない。
そしてご近所の団地から苦情など来たにちがいない。
で、厳しく火気は禁止されたんだろうなあ...。
ちょっと前までは、お花見の人たちが去った後には、なにかしらの放置物があった。
段ボールや、ビニール袋はじめ、食べ残しなどが落ちていたものだ。
スーを連れて公園を通過するときは、注意深くスーの動向を見守らなければならなかった。
一昨年、フライドチキンの骨をくわえてしまい、大騒動したものだった。
今年!なんと!今日まで、なにも発見していない。
それどころか明らかに公園が、どんどんきれいになっていっているのだ!
どなたかが早朝(あるいは夜)に掃除しているのか?それともお花見の後、きれいに持ち去っているのだろうか。
夜、ベンチに腰掛けて夜桜を眺めてる老夫婦を見かけた。
連れの大きな犬はベンチ脇におすわりしていた。
風が吹くたびに、花びらがハラハラと街頭の光の形になって舞う。
小津ワールド。
もうそろそろ桜もおしまい。
そして、みんながやれやれ...と思うのだ。
夕べなにげなくつけた深夜のテレビに、伊集院静がでていたので、おっ!と途中からだったけれど見始めた。
スマップのごろちゃんと女性タレント相手にして、男の流儀のような....そんな会話をお酒をのみながらの番組。
ほんのちょっと見始めたところで、饒舌に語る伊集院にむかって女性が、
「伊集院さんホントうるさ〜い」
と言ったとたん、彼はむっとし、撮影の中断をディレクターかだれかに申し出ていた。
今まで女性にうるさいと言われたことはなかったとか、失礼な発言であるとかいって、伊集院はその場を出て行った。
さすが無頼派。
ゲストが抜け、対談は中断された状態でもカメラはまわってて、気まずそうなごろちゃんと女性がぽっつーん映っていた。
へ〜〜、うるさいって今までいわれたことなかったんだ〜....ぐらいにしか思わず、見ていたら、女性は平気な顔で、
「もったいないから、食べちゃお」
と、出ていたお寿司(???)かなにかを食べ始めた。
犬にもひけをとらない汚らしい食べ方だった。
その口に放りこむような下品な様、あ〜あ立腹されて当然な女であるなと私も思いました。
「二時間後....」、というテロップが流れて、対談は再会。
二時間の間にテレビ的大人な話し合いがあったのだろうな。(スポンサーとかなんかそういうっぽいやつ)
その後もお酒の飲み方とか、お店(一流バー)とのつきあい方とかを語っていた。
女性、悪びれもせず、
「先生やさしい〜」
とかいっていた。
「怒って退出」は、番組上の演出だったのかもしれないけれど、あの女性のあまりの品のなさっぷりにうんざりしきっていたんじゃなかろうかと私は勝手にふんだ。
そう間違ってないと思う。
男の流儀を語るという番組のようだったけれど、あれは男の怒りの発火点を見せる番組だったのでは?と今思う。
いちばんかわそうだったのは、ごろちゃんだったな。
今、あの女性は誰だったのかと思って検索してみたら、「毒舌トークで人気」のラジオパーソナリティー、小島慶子だそう。
お詫び
文中に不適切な表現がありました。
犬たちに....ごめんなさい!